イベント
「ゲームセンターCX3丁目の有野」の発売記念イベントが開催。1日で札幌,仙台,東京をめぐった有野課長が番組10周年を締めくくる
当日は祝日ということで,親子連れやカップルなど,さまざまな層のファンが集まっていた。また3DSで3丁目の有野をプレイする人も多かった |
今回のイベントは,今年で10周年を迎えた番組「ゲームセンターCX」に出演する有野課長(よゐこの有野晋哉さん)が,ゲームの発売翌日となった3月21日に札幌・仙台・東京の3か所を一気にめぐる,「ゲームセンターCX 3丁目の有野発売記念イベント 札幌→仙台→東京 遅れてゴメン!課長のお詫び行脚ツアー」を締めくくる公演となった。会場に集まったのは,限定発売されたソフトに付属する入場券を持った240名で,イベントが始まるまでに会場は満席となっていた。
待ち時間には,ゲームにまつわるVTRが流さていれた。前日に北海道でジンギスカンを食べる有野課長の様子も録って出しに |
前作までの開発担当であるインディーズゼロの鈴井匡伸氏と,グレフ丸山氏との対決VTRも。5番勝負で結果は鈴井氏の圧勝 |
有野課長(写真右)と管プロデューサー(写真中央),そしてその様子を撮影する阿部カメラマン(写真右)。有野課長は会場に自分と同じ姿をしたファンが多いことに「彼らでイベントすればいいのに」とぼやく |
収録されたゲームは,いわゆるミニゲーム然としたシンプルな内容ではなく,それぞれが1本のゲームとして十分に成立するクオリティで作られているのがウリで,本作では家庭用ゲームだけでなく,アーケードゲームやアナログゲーム的なものも収録されている。さらに本編には,番組のスタッフ陣もキャラクターとして登場し,10周年を飾るにふさわしい内容だ。
イベント当日は北日本の天気が荒れ模様ということもあって,課長の到着時間が心配されたが,イベントは約20分遅れでスタート。有野課長はやや疲れた表情でステージに登場し,進行役をつとめる番組プロデューサーの菅 剛史氏に「しんどいですね」とこの弾丸ツアーの感想をつぶやいた。移動先では飛行機の遅れや,仙台で満員電車に揺られて新幹線に乗り換えるなど,移動におけるハプニングについて明かしている。
またイベント恒例となった課長の「カンペ芸」では,移動中に寝ているスタッフをよそに3丁目の有野のソフトを通しで遊んでいたことを告白。新幹線で品川に着いた頃にはゲーム中のミニゲーム「ブレイクシュート」をプレイするところまで進めることができたそうである。また前2作品に比べてゲームが難しいことを指摘し,それを本作の開発を手掛けたグレフの社長 丸山博幸氏1人のせいにしようとする課長を,管プロデューサーが慌てて止めるという,お約束的なやりとりも見せてくれた。
イベントのメインとなる握手会では,ゲームの感想や10周年のお祝いの言葉など,思い思いの言葉を口にし,それを受けた有野さんも課長流のコメントで返し,檀上だけでなく席にいる来場者も大いに笑わせていた。
握手会終了後には,限定ジャンケンプレゼント大会も催され,さらに前半のトークや握手会中でも話題に上がったグレフの丸山氏がゲストとして登壇。有野課長がゲームが難しいことについて丸山氏に尋ねると,「レトロゲーですから」というコメントとともに,スタッフのキャラクターがヘルプ役として登場することも語る。出てくる条件については詳しいことは明かせないものの,プレイ時間やイベントなどで登場してくるとのこと。またこのスタッフの声は,番組に登場する本人のボイスが使われているのだが,「これを入れるために遅れたの?」と発売延期のことを含めて課長が突っ込むと,丸山氏は「すいません!」と深く頭を下げ,会場は爆笑に包まれた。
有野課長が出した条件に当てはまる人が選出され,檀上でジャンケン大会を開催。勝ち残った人にはサイン入りポスターがプレゼントされた |
グレフ丸山氏も(写真中央)は発売されたばかりのゲームということで気を遣ってネタバレしないよう話すものの,「何も教えてくれない」と課長に突っ込まれ苦笑い |
武道館公演や映画公開など,大イベントが目白押しだった10周年を一本締めで締めくくった |
「ゲームセンターCX3丁目の有野」公式サイト
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