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CFD販売,「AORUS」ブランドのゲーマー向けデスクトップPC「AORUS GAMING PC」を国内発売
ラインナップとメーカー想定売価は以下のとおり。なお,Project Whiteが運営するTSUKUMOと,ユニットコムが運営するパソコン工房では,9月12日から本製品の予約受付を開始する予定だ。
- AORUS GPC-01S(型番:AR-R37X-328G2208T75G),
GPU: GeForce RTX 2080 Ti, CPU: Ryzen 7 3700X, マザーボード: X570 AORUS PRO, メーカー想定売価:36万〜37万円前後(税別) - AORUS GPC-01R(型番:AR-R37X-268G2206065B),
GPU: GeForce RTX 2060, CPU: Ryzen 5 3600, マザーボード: B450 AORUS ELITE, メーカー想定売価:18万円前後(税別)
なお,上位モデルであるAORUS GPC-01Sは,発売記念として,搭載CPUを無料で「Ryzen 9 3900X」にアップグレードする数量限定キャンペーンを行うとのことだ。
CFD販売の東京支社で行われたAORUS GAMING PCの発表会には,同社代表取締役社長の三谷弘次氏と,GIGABYTE副社長のTony Liao氏が登壇し,両社による協業がもたらすものやAORUS GAMING PCの見どころを説明した。
三谷氏は,AORUS GAMING PCのポイントとして,PCパーツを幅広く扱うCFD販売のサプライヤーとしての能力と,AORUSブランドの高品位なパーツ,そしてCFD販売も属するメルコグループの製造パートナーである藤田製作所の国内工場による組み立ての3点を挙げた。これらにAMDのRyzen 3000シリーズを組み合わせることによって,素晴らしいPCを実現できると三谷氏は述べる。
さて,そのAORUS GAMING PCであるが,冒頭でも触れたようにマザーボードやグラフィックスカードだけでなく,PCケースやCPUクーラー,ストレージ(※上位モデルのみ)までGIGABYTE製パーツで固めているのがポイントだ。
たとえば上位モデルの場合,グラフィックスカードにはGeForce RTX 2080 Ti搭載の「GV-N208TAORUS X-11GC」を,マザーボードには「X570 AORUS PRO」を採用。メモリモジュールにはカラーLED搭載の「GP-AR32C16S8K2HU416RD」(8GB×2)を,ストレージにはPCI Express Gen 4 x4接続対応の「AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB」を搭載するという,まさにGIGABYTEづくしのPCだ。GIGABYTE製ではないパーツはCPUと電源ユニットくらいなものである。
下位モデルのAORUS GPC-01Rは,ストレージのNVM Express対応M.2 SSDとSerial ATA対応2.5インチHDD,メモリモジュールは他社製品であるものの,CPUクーラーやPCケースはGIGABYTE製だ。
面白いのはAORUS GAMING PCが採用するCPUクーラー「ATC800」で,国内では本製品組み込みの専用品として,単品での販売は行わない予定であるという。
なお,CFD販売とGIGABYTEでは,AORUS GAMING PCのラインナップをさらに拡充する予定で,今回の2製品よりも低価格帯の製品を展開するプランであるそうだ。また,2製品はいずれも固定構成で販売するものの,今後は注文時にパーツを選択できるBTO方式での販売も予定しているとのことだった。
CFD販売のAORUS GAMING PC特設Webページ
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