アクアプラスはPlayStation Vita版「
ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」を,2014年9月25日に発売する。価格は,各種特典が付属するプレミアムエディションが8200円(税別),通常版が5800円(税別),ダウンロード版が5142円(税込)。
本作は,同社が2013年3月28日にPSP用向けに発売した同名タイトルに,イラストの高品質化や3Dマップの全面リメイク,各種UIの調整などをほどこした移植作だ。
PSP版とVita板の比較画像。ハードの変化に合わせ,より画面が鮮明になった
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プレミアムエディションには,スマートフォンなどで使用できる「特製アクリルスタンド」や,PS Vita本体を収納できる「PlayStation Vita用ポーチ」,ディスプレイの汚れを拭き取れる「特製マイクロファイバークロス」が付属する。さらに,予約者には特典として,オリジナルデザインの保護シートと壁紙が用意される予定だ。各種特典の絵柄などは,まだ発表されていないので,続報に期待しよう。
「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」
PlayStation Vita版が2014年6月19日に発売
『ToHeart2 ダンジョントラベラーズ』(2011年6月30日発売)に続くタイトルとして発売し、好評を博した『ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印』(2013年3月28日発売)をPlayStationRVitaで発売いたします。
本作はキャラクター・世界観等全てを一新しておりますので、初めて本シリーズをプレイされる方でも十分にお楽しみいただけます。また、PlayStationRVitaならではの要素ももちろん追加しております。
シナリオは『クリミナルガールズ』(メインシナリオ)や『セブンスドラゴン』(クエストシナリオ)を手掛けた「与田想」が担当し、キャラクターデザイン・原画には弊社の原画スタッフの他、「ここのか」、「すまき俊悟」、「Bou」といった豪華原画スタッフが参加しております。
■PlayStation Vita版の新要素
○イラストの高画質化
キャラクターやマモノたちの全身図&バストアップ、イベントCG等全てがVitaならではの高画質になりました。
○3Dマップ全面リメイク
本作のメインとなるダンジョン探索。その膨大な3Dダンジョンのマップを全面リメイクし、高画質化しました。
○アイコンの詳細化・UI表示変更等
よりプレイしやすいように、アイテムアイコンの詳細化、スキルカスタムのUI表示変更等をしました。
■スクリーンショット
◯ゲーム画面
◯イベント画面
■予約特典
期間中に本製品を御予約いただいた方に、下記のグッズを製品受け取り時にお渡しいたします。
◯期間:
・2014年6月19日〜
○特典:
・PlayStation Vita用オリジナルデザイン保護シート
・PlayStatipn Vita用オリジナル壁紙(公式サイトにて配信)
■プレミアムエディション豪華3大特典
○特製アクリルスタンド
スマホ等、小物ををタテ置き・ヨコ置きできる組み立て式のアクリルタイプのスタンドです。
○PlayStationRVita用ポーチ
PlayStationRVita本体を持ち運びするのに便利なポーチです。
○特製マイクロファイバークロス
汚れが簡単に取れ、吸水性も高いマイクロファイバーを使用したクロスです。 携帯ゲーム機のディスプレイなどを拭くことができます。
■ストーリー
かつてこの大地に【神】と【ヒト】、そして異界からやってきた悪しき神【魔神】が入り乱れていた時代があった。人々は聖乙女ヴィトーリアの旗の下、魔神の手先となり働く精霊、【マモノ】との戦いを長きにわたり繰り広げてきた。
――神暦395年。
始祖なる錬金術師ジーグドラドによりマモノを【封印書】の内に封じる【封印術】が編み出された。この封印魔法を操る者は【ライブラ】と呼ばれ、マモノ討伐において絶大な成果を上げた。
彼らの活躍によりマモノの生息数は激減し、ついには魔神さえも異界の彼方に葬った。世界がヒトの秩序で動き始めたのだ。そして記念すべき王歴1年。ヴィトーリアは人の手による大陸統一を成し遂げ、ロムレア王国初代女王として即位したのであった。
……ロムレア王国建国史 第1章10節より
そして、時は流れ王歴499年――
舞台はロムレア王国王立図書館。今、新たな物語が始まる……。
■キャラクター
○フリード・アインハルト(CV:村田太志)
王立士官学校予科を主席で卒業した優等生。頭脳明晰で体術もそれなりにこなすが、興味の対象であるマモノをより研究する為、適性を持つ者が僅かなレアクラス、ライブラとなる。
万事そつなくこなすが、そこが嫌味だととらえられることも多く、友達は少ない。持ち前の優秀さでなんとかカバーしてきたものの実はものすごく運が悪い。パーティを組んでからはその運の悪さが逆に役得になることも……。
「人には鍵を 魔には檻を 荒ぶる者よ、我が書に還れ!!」
○メルヴィ・ド・フロレンシア(CV:下屋則子)
王立士官学校魔法科を主席で卒業した見習い魔法使い。王立騎士団警備隊所属。予科時代はフリードと主席を争った才媛だが、生来の引っ込み思案&おっとりさんで競争意識ゼロ。
入学当初はライバル心を持っていたフリードだが、あまりのぽわぽわさに戦意喪失。
お互いに苦手分野を教え合うなどとしてのどかな友情をはぐくむ。良い所のお嬢さんで、姫の親衛隊に入り側近として仕えることが決まっていたが、フリードと一緒に冒険したいと初めて両親の意向に背く。おっとりはしているが芯はしっかり者で正義感が強い。
「戦うって、大変なんだね…! でっ…でも大丈夫だよ! フリードがいれば…私は……その……」
○アリシア・ハート(CV:茅野愛衣)
王立士官学校騎士科を卒業した見習い騎士。騎士科同期内で唯一の女子。王立騎士団警備隊所属。座学は全く駄目で体力も並だが、バトルセンスと根性だけで精鋭揃いの騎士科を落第もせず卒業した。頑張り屋。
予科時代はおちこぼれ。優秀ゆえに孤立しがちなフリードやおっとりしすぎなメルヴィにいつも付きまとい、世話を焼いてきた。仲間大好きっこ。二人が足りないところを自分が補わなきゃ!と決意し、難関の騎士科に挑戦。見事最下位ながら合格し、その後も地道な努力で成績を上げる。明るくて頑張り屋さんな良い子。
「フリードはライブラでしょ、メルヴィは魔法使いでしょ、そしたらあたしは騎士だよね! よおーし、がんばっちゃうぞーー!!」
○イリーナ・ローゼンマイア(CV:米澤円)
若くして王立図書館館長に抜擢された優秀な女性。正義感の塊でフリード以上に公正、公平な人間。フリードのことも、新人にもかかわらず一人のライブラとして認めており、ありえないほど重要な任務もその働きに応じてしっかりと任せる。その姿勢に不満を持つ他のライブラもいるが、不満は押さえこんでいる。
と、かなり理想的な上司。だが、一方で上に立つ者として弱みを見せられないため、常に完璧であろうとする。ときどきうっかりミスをし、指摘するとすごく焦る。
「私があなたを選んだの。誰にも異議は言わせないわ。己を信じて、正義の道を進みなさい!」
○フィオラ・マーシュ(CV:牧口真幸)
信心深いシスター。孤児たちを集めて孤児院を運営している。慈愛深く他者への思いやりにあふれ非の打ちどころのない善人。人は誰でも善人だと思っており、何の疑いもなく人を信じる。また、生まれつき強力な幸運に恵まれているが自覚はなく、すべて神のご加護だと思っている。
「あなたのおっしゃることですもの、何か深い考えがあるのですよね。大丈夫…私はあなたの深い御心に、ただついて参ります」
○イスト(CV:大久保瑠美)
お姫様に使えるメイドロボ。姫を守る親衛隊は公の機関なため、厳格でしきたりに忠実。そんな親衛隊の目を盗んで姫の要望に応えるのがメイドの役割。
常に完璧に任務をこなすため、親衛隊からは目の敵にされている。がそんなことは気にしない。ただただ姫の要求に応えることだけを存在意義として生まれてきたメイドロボ。
「姫の日記帳を持ってこい、ですか? そのご命令は承ることができません。私は姫のメイドですか――え? ごほうびは、どら焼き……?」
○スフレ・トゥイニー(CV:佐倉綾音)
獣人萌えなトレジャーハンター。知る人ぞ知る凄腕トレハンなのだが、今は獣人の里に出入りし行商仕事を引き受けている。獣人以外にはあまり興味がなく、いろんなことに適当な楽天家。
売り物は獣人の里の特産品と、適当にそこらへんで拾ったアイテム。特産品のほうを勧めてくるが、独自センスの獣人推しアイテムのためいつも売れ残っている。が、本人は獣人グッズに囲まれて幸せ。
「見て見て! じゃじゃーーーん! ペギーさんの手形入り特製夫婦茶碗! 掘り出し物の逸品だよー!!」
○ツララ(CV:下田麻美)
発育不全なナイチチで、くノ一なのにお色気技が使えない可哀想な子。くノ一としての欠点はそのくらいで、他の技術はかなり優秀。無機質少女で、口数少なく任務を完遂する。生まれも育ちも年齢さえも、一切が謎に包まれている。今後も謎が明かされることはないだろう。
「…だから我はフリードを主と認め、命尽きるまでその太刀として働こうと決めた」
○コネット・サントノーレ(CV:赤﨑千夏)
王立メイド隊所属の元メイド。甘いものに目がなく、常に口をもぐもぐさせている。お務めの最中もしばしば主人の目を盗んで棚からスイーツを失敬することもあり、メイド長からスイーツ禁止令を出されるが、それを不服とし、隊を脱走する。
「んー? ま、面倒なことはいっか。さーて、お仕事お仕事! そして仕事の後はぁ…やっぱりあまーいスイーツ、だよね〜♪」
○モニカ・メイシー(CV:中村繪里子)
フリードの様子を探りに来たドジっこスパイ。危険な特命討伐隊に加入したメルヴィを心配したメルヴィの父に、調査のために雇われた。とにかく役目を果たそうと一生懸命だが、いろいろとバレバレで空回りばかり。
実は家が貧乏で、このスパイの報酬が入らないと15人の弟妹が…という事情がある。スパイメモを大事に持っているが、あんまり役に立つことをメモっている様子はない。
「あわわわわ、そうですよね! 密偵たるもの、もっともーっとちゃんと調査して裏を取らないと! が、がんばりますー!!」
○グリシェリーナ・エフレノア(グリシナ)(CV:嶋村侑)
礼儀正しいベテラン冒険者。男勝りで力も強く、並みの男なら片手でノせてしまうことがコンプレックス。これまで男扱いしかされてきていないため、女性らしい扱いを受けると極度に挙動不審に……。
女性としての自己評価はめちゃくちゃ低いが、実は乙女趣味があり可愛い女の子にあこがれがある。中でも美しく気高い伝説の乙女、初代女王ヴィトーリアには信仰に似た感情を抱いており、彼女と同じくクラウンの称号を得て建国者となる夢を持っている。
「ち、ち違う! これはその…自分用ではなくてだな! だいいち私がレースの下着などつけるわけがないだろう!? はは、ははははは!」
○エルトリシア・ヴィトール・ド・リッツエヴァン(CV:小笠原早紀)
ロムレア王国の第1王女にして王位第四継承者。上に3人の兄がいる末っ子。イカニモ上流階級なわがままおてんば娘で、世間知らずなところも……。
王位継承の可能性はほとんどないため、他国の王子に嫁に出されるのが規定路線だが王族として、民を守る立場として、色々と勉学だけでなく幅広い事柄を経験して強くなりたいと思っている。
「じゃあフリードは、姫が他国に嫁いでも良いって言うわけ!? そ、そりゃタジャール王子はお父様が勧めてくださる方だし、プレゼントもたくさんくださるし…。ただ、あなたが姫を必要だというのなら、考え直してやらなくもない、けど……」
○宝蔵寺八重(CV:杉浦奈保子)
東の大陸にある、「ブドー」と「ニンジュツ」の文明を持つラカン皇国から来た侍の女性。外見は女性的魅力にあふれていながらも、そういうのは性に合わんと頓着しない男っぽさを持つ。そのためいろいろ(おもにお色気面で)脇が甘い。
フリードのことは見どころのあるやつであり、自分と対等な立場の存在と認めている。温泉大好きで、任務中であっても湯を見ると一風呂浴びてしまう。
「おおっ! 見よ、あの豊富な湯量!! 温度も適温、見晴らし良好。よし、さっそく試し湯じゃ! …ん? どうしたフリード。脱がんのか?」
○メフメラ(CV:岩崎愛)
マモノと人の混血として生まれ落ちた一途な魔人。町外れの炭焼き小屋でひっそりと暮らしている。働き者で害を及ぼすわけではないが、魔人であるがゆえに街の人たちは忌み嫌っている。ユーニはそれを気にせずに接してくれるたったひとりの親友。
「私は人にはなれない。どんなに頑張っても、この耳も、力も、消えはしない。だけど…だから心だけは、誰よりも人間らしくいようと思っている」
○ユーニ・コルテク(CV:金元寿子)
酒場で働く歌うたい。歌が大好きな明るく無邪気な女の子で、どこでも歌を歌ってしまう。メフメラとは大の仲良し。魔人と友達づきあいすると評判に響くと店主も良い顔をしないが、そんなことは気にしない。歌い手としての才能は素晴らしいが、方向オンチな一面も…。
「歌はね、泣きたいなっておもってるひとに涙を、笑いたいなっておもってるひとに笑顔をあげられる、だれでもつかえる魔法なんだよ!」
○リリアン・クレイパー(CV:石原夏織)
すさまじいマイナス思考で後ろ向きな、ちょっと中二病をこじらせている女の子。他者の目を気にしすぎて、対人恐怖気味になっており、常にうつむき加減ですごしている。全く不幸な生い立ちではないのに、自分は呪われた子で自分にかかわった者は皆不幸になると思い込んでいる。歪んでいるが根は素直な一面も。
「ばばばばバカっ、近づくなって言ってるでしょ!? わっ…私なんかに関わるなんて、あんたたち頭おかしいんじゃないの!?」
○リゼリエッタ・マーシュ(CV:小倉唯)
フィオラに拾われた孤児。自分を救ってくれたフィオラを姉と慕っており、この世で唯一信じられるのは姉ただ一人。現実を見すぎて未来を信じられなくなっている。
姉より大人びた部分があるほどしっかりしているが、反面、精神面はまだ未成熟。拗ねたり飛び出したり子供っぽい行動をとることも。そのため、根は良い子だが、素直に神様を信じている周囲の子供たちからは遠巻きにされてしまっている。
「リゼがここにいるのは、『神様のご加護』なんかじゃない。お姉ちゃんが拾ってくれたから。神様なんて信じない。この世界でわたしが信じてるのは、お姉ちゃんだけ」
■製品情報
◯タイトル:
「ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」
◯ジャンル:倒して封印して全滅するダンジョンRPG
◯発売日:2014年9月25日発売予定
◯メーカー:アクアプラス
◯対応機種:PlayStation(R)Vita
◯価格:
・プレミアムエディション…8,200円(税別)
・通常版…5,800円(税別)
・ダウンロード版…5,142円(税込)
◯CERO:審査予定
■制作STAFF
◯プロデューサー:下川直哉
◯シナリオ:与田想
◯原画:
・みつみ美里
・カワタヒサシ
・甘露樹
・ここのか
・すまき俊悟
・Bou