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ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印公式サイトへ
  • アクアプラス
  • 発売日:2014/09/25
  • 価格:通常版:5800円(税抜)
    ダウンロード版:4761円(税抜)
    プレミアムエディション:8200円(税抜)
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ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印

ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
公式サイト http://aquaplus.jp/dt2vita/
発売元・開発元
発売日 2014/09/25
価格 通常版:5800円(税抜)
ダウンロード版:4761円(税抜)
プレミアムエディション:8200円(税抜)
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このゲームの読者の評価
75
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  • ヒロインが多すぎて2。 65
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2018/12/20
    良い点
    ダンジョンの壁が丁寧につくられており、進行するとぬるっと動きます。

    ダンジョントラベラーズの特色としては、ダンジョン内でセーブができるというのがあります。強敵がゴロゴロ居るし、逃げられないシチュエーションもありますし、ややバランス調整を「こまめなセーブで誤魔化している感じ」もあるんですが緊迫感のある戦いを楽しめる・・・かな?と。

    前作比較で戦闘のゲームバランス調整が上手くできているなと感じました。クリアまでが長くなっているので、各職業のスキルポイント割り振りもわりと自由にイケる感じに。
    ただ敵の魔法詠唱には時間をあらわすメーター(途中でじゃますることが可能)が出るのに、それよりもイジワルな「敵の瞬間発動のスキル」はどうにもならないのは納得いかなかった。それを発動されるとパーティーが半壊以上の被害を受けるのでかなりキッツイ。
    ま!大丈夫でしたけど〜。(ドヤァ)

    前作でこんなにヒロイン要らねぇよ・・と思ってたんですが、転職できる職業(ジョーカーやディーヴァなどの最終職業。多彩)の種類=ヒロインの数なのはうまくできてるなと。
    レベル15.30.50でリセットできるので実際に色々試すことができるのは良いと。
    ヒロインごとにある個性(オリジナルのスキル)も面白い。
    できればとってつけたようなビジュアル(立ち絵が一緒の装備違い)は変えてほしいなと思いました。

    今回はマモノを封印(装備品になる)するのに、倒した後自動でヤってくれるので楽だった。

    演技が良い方が多い。完璧・ほぼ完璧なのは、イリーナ、コネット、モニカ、メフメラ、ユーニ、リゼリエッタ。アクアプラスさんの無茶ぶりに問題があるが、完璧なのは、グリシナ。問題があるが良いのは、主人公(リゼ関係と最後の方はとても良い)、アリシア(若干音を外しているポイントが。音がソコから出ていない。一流の演出家や熟練の声優さんなどの方にポイントを指摘してもらえばすぐ直りそう。その部分以外はとても良い)、リリアン(他の人の正解を正解と思わなければすごく伸びる)。ダンジョンで出くわす2匹の獣人も面白いし、システム説明のメイド先生などモブ?のキャラクターもかなりこだわって選んでおられるなと感じました。
    アクセントの指定(人によっては演技が悪くなるが・・)、どちらともとれるセリフを組み合わせてゲームで表現などの工夫も。
    ・・・もし、私(いわゆる耳のいいゲーマーでもないし、上級者・マスターですらない)の評価とアクアプラスさんの声など音の責任者の評価が合っていれば、ちょっと考えたほうが良いかもしれません。
    ゲームでは「セリフが頭に入ってこない・聞いていられない」ということが内容やヒントを飛ばす事になるからです。超重要。

    ダンジョンで流れるBGMはわりと良いが、ダンジョン構成・データ使いまわしとあいまって眠たくなる。OP(こちらは個性的)、EDは良い。

    ローグライクっぽいシステムのダンジョン内鍛冶システムが。本作ではクリア時までのユニーク武具があまり強くなくて、前作とガッツリ変わっているのが良かった。
    他にもダンジョン内でいろいろ出会えます。

    なるべくおっ〇いを出そう!としている感じが良かった。なかには大丈夫はいてませんよ!的なものも。まぁ・・ただ「自由というのは自分を律することができる者のみに許されている」ので、お気を付けを。

    悪い点
    前作のトゥハート2 ダンジョントラベラーズと比較して、ダンジョンRPGの「ダンジョン部分」がパワーアップしていない。
    前作も少し気になっていたんですが、他のメーカーに比べてダンジョン構成の面白さがないなと。
    作品を重ねていくうちに良くなればいいと思いますが、ちょっとなぁ・・と。
    色(ワープ箇所が色分けされているが、その色の数が多すぎて見分けがつきにくい等)の問題、左右の通路が通れるかの視認性の問題他、無意味なマップ埋め、難しいのではなくめんどくさいだけの構成など粗が見える。前作よりもストレスがたまると思われます。

    BGMが止まる、二刀流スキルを持っているキャラクターの装備をダンジョン内で鍛える場合に主・副武器が逆になるバグが。
    たまに移動させ中のカーソルが止まる、戦闘中読み込みで止まるなど仕様上の問題も。

    色々な点で使いまわしが多すぎる。マモノはこだわった描き方ではない(デザインではなく、ゲーム中の描写)ので基本的なもの以外一新してくれるといいのになと感じました。
    「所詮、絵だ」と思わせるようなことはしない方が良いと思います。
    ただvita版のトゥハート2 ダンジョントラベラーズと本作はPSPのリメイク作品らしいので、あまり減点していません。
    ダンジョントラベラーズ2-2 闇落ちの乙女とはじまりの書の方で期待したい。

    ダンジョン内での掛け合い(ランダム)が良くないなと。このシステムで面白いのは、主人公が男一人であとは女性というなかで「キャラクターの関係性を崩さず険悪さを出す」ことと、機嫌を読み取るシステムであるということ。会話になっていないものも多く、今の時点・レベルでは入れない方がよかったように思う。

    戦闘でのセリフに緊迫感と整合性がないように聞こえる。
    たとえば「守ってやる」というセリフで敵の攻撃を守る場合と、味方にかける言葉は抑揚が違うと。方言などの事とはまた違ったことで、「なんか違和感がある」なと。あとあまりにもノンビリした調子の言葉も。おそらくこれもアクアプラスさん側の問題。セリフをどう演技してもらうか・セリフをどう使うかの問題。

    敵の前列・後列が少し見分けにくい。
    戦闘時にナース・クレンジング(どちらも状態回復。スキル割り振りで対応可能なバッドステータスが増える)の現在レベルが把握できない。

    挙げようか挙げまいか迷ったんですが、男性があまりにもいなさ過ぎて逆に違和感に。
    兵士などがイベントでちょこっと出てくるんですが普段は全く出てこない。それが悪いっていうんじゃないんですけど、プレイしていてひっかかりのようなものは感じました。
    「ちょっとおかしくね?」という感じ。

    ゲーム中、カワイイは正義!という言葉が出てくるんですが、私はうさん臭ぇなーと。
    ウサギは寂しいと死んじゃう!(まぁお腹がさびしいと死ぬのかもしれませんが・・)みたいな独特の気持ち悪さがあるなと。
    アクアプラスさんは、腸を裂かれ血糞にまみれても愛おしければ、その可愛いは正義の可能性がある・・・くらいにしておいた方がいいかなー?と思います。
    総評
    前作と比べてボリュームアップ!クリアまで150時間近くかかりました。腰を据えてプレイできる3DダンジョンRPGに仕上げておられます。問題もありますが、かわいい女の子だらけなので「男なんて見たくねぇよ!」という方にオススメできます。

    前作と同じでボタンを変えられる(多分、初期設定のは使いにくい)ので助かる。
    あとはボイスボリュームを中間より3つ上げ、戦闘速度を遅いに、戦闘チェック表示を記録にするのがオススメ。

    次のダンジョントラベラーズ3をもし作るなら、上記した少し考えたほうが良い点・問題点などの把握をしてからにした方が良い気がします。
    参考にするのは「データ」。記入する側・読み取る側に客観性も必要。
    またデータから読み取った情報に意味をつけたもの・・ではないもの。(よくこのデータがあるのでこうだ!・・みたいな記事をみかけますが、それはデータではなく、ただデータからその人が読み取った情報。場合によってはウソ。ケチをつけるとデータが間違っているとでも言うのか!的な反論が返ってくるヤツです)
    データは現実を表しているはずなので、それを参考にして(作品の軸・ストーリー以外の)改善点を探ると良くなると思われます。「改善しようとするのなら、まず現状を正しく把握しなくてはならない」のかと。ただこれもデータが信用できるということを利用して、データを使ってダマす人がいない場合に限られます。

    買おうかなと思ってる方へですが、vita版を買うならトゥハート2 ダンジョントラベラーズか、このダンジョントラベラーズ2のどちらかにした方がいいかもしれません。もちろん内容はガッツリ違うんですが、たぶん後にプレイしたほうは途中で飽きると思います。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 3 4
  • よくできたWizlikeゲーム 85
    • 投稿者:だいめい(男性/30代)
    • 投稿日:2015/11/14
    良い点
    ・非常によくできたハクスラ
     装備の更新頻度が高く、キャラクターのスキルビルドも実感できる。
     ダンジョンを進むごと、レベルが上がるごとに強くなっていくので、楽しみが多い。

    ・適度な難易度
     ダンジョンは比較的ストレスフリー。
     もちろん一方通行・ダークゾーン・魔法無効化ゾーンはあるが、そこまで苦痛はない。
     むしろ良いアクセントになって緊張感を生んでいる。
     また戦闘もしっかり対処すること、レベルを適正に保つことなど、WizLikeの基本が大切。
     『世界樹の迷宮』シリーズよりも難易度が高く感じることもあった。

    ・ジョブ間のバランスがよい。
     キャラクターやジョブが多いゲームはバランスが悪いことが多い。
     しかし、このゲームはジョブ間のバランスがそこまで離れていない。
     そのため好きなキャラクター・ジョブで楽しめる。

    ・やりこみ要素の多さ
     メインストーリーだけで70時間程度、それ以降もダンジョンが続く。
     メインストーリーだけでは完成しないジョブもあるし、メイン後に加入するキャラもいる。
     非常に長く遊べるだろう。

    ・かわいいグラフィックス、キャラクター
     好みはあるだろうが、モチベを保てる人もいるだろう。
    悪い点
    ・経験値テーブル・取得値のバランスの悪さ
     ぎりぎり潜れるダンジョンで得られる経験値が他のダンジョンとそう違わない。
     そのため1ターンで倒せるダンジョンで乱獲することが圧倒的にレベリング効率が良い。
     したがって、「レベリング→楽々マップ埋め→ボス→レベリング…」になりがち。
     この点は失敗している。

    ・全てのキャラクターを必要とされる場面がある
     ダンジョン内のジョブ限定扉・敵耐性などで全てのジョブが必要。
     私はまんべんなく育てたいクチなので歓迎だが、嫌いな人もいるだろう。

    ・ダンジョン内の一方通行の多さ
     私は気にならなかったが、気になる人もいると思う。
     『世界樹の迷宮』シリーズではFOEの悪意ある配置が楽しみでもありストレス。
     こちらは悪意ある一方通行や魔法無効化ゾーンが辛い。

    ・オートマッピングしかないことなど、UI関連
     『世界樹の迷宮』シリーズとの比較において。
     オートマッピングの外にメモができる機能もほしかった。
     入り組んだ迷路だからこそ、目印を付けるなどしないと、道が分からなくなることも。
     また、UIは練りこまれておらず、使いにくいこともある。

    ・用途不明アイテムの多さと、メモ機能がないこと
     効果が書かれていないアイテムが大量にあるのに、使用してメモを取るのがアナログ。
     ゲーム内で効果のメモをとれると、アイテムを使いやすいのに。
    総評
    総じて、バランスの取れたWizLikeだった。

    Wizardryの初期シリーズをほうふつとさせる一方通行やダークゾーン、待ち伏せは緊張感がある。
    ジョブ間の型の差も楽しく、スキルビルドもプレイのモチベーションになった。
    それらを彩るかわいいキャラクターたちも、ときどきプチイベントがあるおかげで感情移入できる。
    種々の欠点はあるが、それを気にさせない楽しさがある。

    変な言い方だが、ここまで遊べるとは思っていなかった。
    「ガワ」はライト、中身は硬派な、良作。
    3Dダンジョンが好きな人は購入して損はない。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 3 5 5
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