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[TGS 2014]ミニマルで無限大な遊び。いつまでもプレイできる中毒性を持つ「Expand」をプレイしてみた
白と黒で塗り分けられただけのシンプルな画面が目を引く本作。ブースを訪問した際には,どのようなゲームなのかまったく分からなかったが,いざプレイしてみると,ついつい何度も遊んでしまう中毒性の高いパズルゲームであることが分かった。
本作のルールは至ってシンプル。プレイヤーはピンクの正方形を操作し,一定の法則に基づき何パターンかの形状に変化する円形フィールド内の白い部分を通り,フィールドの中心部に到達すればステージクリアというものだ。なお,赤い部分を踏んでしまうとステージの開始地点に戻されてしまうので,かなり慎重な操作が要求される(開発者はゲームパッドでのプレイを推奨しているようだ)。
ステージをいくつかクリアすると,白い部分の形状変化パターンが複雑になったり,赤い部分が増えたりする。ルールはシンプルだが基本的な難度が高いため,一筋縄ではいかない難関をクリアしたときの快感はなかなかのものだ。
ゲーム性だけでなく,視覚効果の面でもプレイヤーの心に刺さる「Expand」。パズルゲームファンだけでなく,ミニマルなアートを好む人にも,ぜひ一度はプレイしてもらいたい秀作だ。
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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