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「CODE VEIN」,吸血鬼の生まれた理由や「Q.U.E.E.N.計画」など物語のプロローグ詳細が判明。拠点に登場するサポートキャラ達の情報も公開
今回は,今まで謎に包まれていた物語のプロローグ部分や吸血鬼(レヴナント)の生まれた理由が明らかにされたほか,主人公達の拠点に登場するサポートキャラクター達の情報が公開されている。
本作の舞台となる近未来の世界では,謎の「審判の棘」が発生して都市の大部分を破壊したことで,人類の半数近くが命を落としたと言われている。この厄災を通称「大崩壊」と呼んでいる。
吸血鬼(レヴナント)は,大崩壊とともに姿を現した「バケモノ」と呼ばれる異形の存在に対抗するために,人為的に作り出された“不死の戦士”だった。
レヴナントの力は,生体器官再生式(Biological Organ Regenerative)寄生体(以下BOR寄生体)によるもので,通常の人間と比べると非常に高い身体能力を持ち,心臓を破壊されない限り何度でも蘇ることができる。
屍骸の心臓部に寄生するBOR寄生体は,自身の血液を全身に流し込むことで,生体機能を失った屍骸の脳を含むあらゆる器官を支配し操ることができる。
BOR寄生体の侵食レベルを一定状態に留められるように改良したことで,死亡した人間本来の“意思”を維持したまま不死の存在にするレヴナントが誕生したのである。
レヴナントは,肉体の機能が停止した場合,心臓に取り込まれたBOR寄生体の自己防衛機能が発動する。肉体を形成する細胞を空気中に分散させたのち再結合する「霧化」によって,肉体を復活させることが可能なのだ。
しかし,BOR寄生体が破壊されると体細胞が結合崩壊を起こし,宿主の肉体もろとも「灰化」する。この場合は二度と再生ができず,「死」を迎えることになる。
なお,レヴナントが記憶を失うのは,死と再生を繰り返す中でBOR寄生体が傷付けられてしまうのが原因で,本人は記憶を失ったこと自体,気付くことができない。
レヴナントになると「人の血」を吸わないと人間性を保つことでできず,“血の乾き”がしきい値を超えると「自我喪失」により堕鬼(ロスト)になってしまう。
これは,BOR寄生体の侵食を抑えられなくなり,宿主と細胞レベルで融合するため発生する。BOR寄生体に侵食されたロストは理性を完全に失い,二度とレヴナントに戻ることはできない。
さらに,心臓を破壊されても消滅しない“真の不死の化け物”になるのだという。
症状を抑えるという目論見では成果が出たものの,実験は激しい苦痛を伴うもので,被験体となった少女は耐えきれず暴走してしまい,「クイーン」と呼ばれ恐れられるようになる。
クイーンは,血の乾きを促進させる瘴気を体から発する。さらに,周囲のロストを意のままに操れる能力や,無数の「棘」を操る能力を持っており,その巨大な力の前に数え切れないレヴナントが屠られる。
以後,クイーンおよび彼女が支配するロストを討伐するべく,レヴナント達の戦いが始まる。「大崩壊」やクイーンの暴走時に死亡した人間達からレヴナントが生み出され,兵士として戦場に投入された。これにより,後にさらに多くのロストが生まれることになる。
クイーン討伐戦 暴走したクイーンを討つべく、シルヴァの指揮のもと吸血鬼部隊が人類の存亡を賭けて戦った戦い。兵士として投入されたのは大崩壊時やクイーン暴走により死亡した人間から造られた吸血鬼たち。多くの吸血鬼を生み出す要因となった事件ともいえる。また、その後多くの堕鬼が生み出される原因にもなった。 | |
シルヴァ指揮のもと多くの吸血鬼が生まれ、戦いに参加した。 |
クイーン討伐戦の後,吸血鬼の誕生からクイーン討伐戦に至るまでの指揮を執ってきた,元軍人のレヴナント「グレゴリオ・シルヴァ」によって臨時総督府が立ち上げられ,戦いを生き延びたレヴナント達を統治し,人間を保護・管理するようになる。
レヴナント達にとって血の代替品となる「血涙」を徴収・分配を行ったり,人間の身柄を保護シェルターで管理したりしているが,その圧政に反発する者も多い。
次に,主人公達の拠点の情報を紹介しよう。
以前「こちら」の記事で紹介したように,本作の主人公は,血の渇きに苦しむレヴナント達を救うための研究をしている「ルイ」と行動を共にするようになる。
ルイ達が拠点にしている古びた教会には,記憶や拠り所を失った吸血鬼達が集い,お互いに支え合っている。
拠点にはさまざまなサポートキャラクターがいて,武器やアイテムの購入,武器の強化,主人公の衣装や髪型などの変更を行える。また,バディとして一緒に探索ができるキャラクターに話しかければ,同行を依頼できる。
ここでは,拠点にいるサポートキャラクターのうち,「リン」「ココ」「イオ」「デイビス」の情報を引用して,以下に掲載しておこう。
リン・ムラサメ -Rin Murasame- CV:高田 憂希 | |
武器の調達・強化を主な任務とする吸血鬼。かつては「夜叉」と呼ばれ、部隊を率いるほどの高い戦闘能力をもつ優れた戦士であったが、過去の出来事がトラウマとなり、戦うことが出来なくなってしまった。主人公の持つ、記憶を垣間見る能力に触れ、自らの過去に向き合うことを望むようになる。 |
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彼女に頼めば、武器や吸血牙装の購入・強化の他、「転成」により、属性を付与したり重量を軽くするなど武器の性質を変化させることが可能。 |
キャラクター紹介:イオ 主人公と同じく記憶の大部分を喪っているイオ。拠点に身を寄せ主人公の帰りを待つ。血英に関する知識と修復能力を活かして主人公をサポートする。バディやサポートキャラクターたちの血英を取り戻し、修復することで、彼らの喪われた記憶を蘇らせることが出来る。 |
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ヴェインの探索で手に入れた「血英」を彼女のもとで修復することで記憶を蘇らせ、新たな錬血を得ることが可能だ。 |
デイビス -Davis- CV:高橋 伸也 | |
治安維持部隊サーベラスの一人でルイ達の拠点に出向いている吸血鬼。幾多の戦いを乗り越えているせいか、生前の記憶のほとんどを喪っている。サーベラスとしての任務の傍らで、一枚の写真に写る、すでに名前すら忘れてしまった女性を探し続けている。 |
本業は血涙の徴税官だが、赤い霧の発生以降、血涙や資源の新たな入手先を求めて「深層」と呼ばれる区域について調査しているようだ。 |
親密度を上げる方法は,「バディを組んで探索に出かける」「キャラクターが好きな嗜好品をプレゼントする」「キャラクターの失われた記憶を取り戻す」の3種類になるそうだ。
親密度が低いときは,汎用的な消費アイテムやジェスチャーなどを譲ってくれる |
親密度が高くなると,貴重な強化素材や専用の武器など,もらえるアイテムのバリエーションが増える |
ムラサメやココなどのサポートキャラクターとも親交を深められる。譲ってもらえるアイテムはキャラクターによって異なるとのこと |
嗜好品はココが扱っているほか,探索でも入手可能だ。品物によって意外なリアクションを取ることもあるかもしれない |
ルイやヤクモなど戦闘ができるキャラクターは,バディを組んで探索に出ることで親密度を高められる |
「CODE VEIN」公式サイト
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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