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[TGS 2018]アクションアドベンチャー「ウルトラ・エージ」の開発者がゲームを解説。コンボが気持ちいいアクションに,ローグライクなシステムを融合
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印刷2018/09/26 17:41

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[TGS 2018]アクションアドベンチャー「ウルトラ・エージ」の開発者がゲームを解説。コンボが気持ちいいアクションに,ローグライクなシステムを融合

 東京ゲームショウ2018のイントラゲームスのブースに,2019年春発売予定のPlayStation 4向けアクションゲーム「ウルトラ・エージ」が出展されていた。3Dのハイスピードアクションに,ローグライクなシステムを融合した,ちょっと変わったタイトルだ。

TGS 2018のイントラゲームスブース
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 ブースでは,本作を開発したNext StageのKang Hyun-woo氏がゲームの内容を解説してくれた。合わせて実機を使ったプレイもしてきたので,そのレポートをお届けしたい。

Next StageのCEO,Kang Hyun-woo氏
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 舞台となるのは,技術が大きく発達した未来の地球だ。流星の接近によるプラズマ施設の事故で生態系が崩壊し,生き残った人類は,その半分を宇宙へ送り出す「地球浄化プロジェクト」を実行した。それから1000年以上の時が経ち,主人公のエージが地球へやってくる。どうやらエージは,かつて宇宙へ送り出された人類の子孫で,彼らが再び地球へ戻るため,“あるもの”を探しに生態系の崩壊した地球に送り込まれたらしい……。本作のストーリーは,そんな感じだ。

ウルトラ・エージの試遊台
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 出展されていたのは,チャプターの一部を切り出した体験版で,生態系が狂った地球でモンスターを退けながら目的地にたどり着くという内容となっていた。表示されるメッセージは,すでに日本語化されていた。

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 プレイヤーは,2つのボタンを使ってさまざまなコンボを繰り出していく。攻撃のほかには,ジャンプや回避,ロックオンなどがあり,攻撃との組み合わせによっては,ほとんど途切れることなく戦い続けることが可能だ。また,所定のボタンを押すと敵に向かってワイヤーを打ち出し,敵を引き寄せたり自分が敵に近づいたりするアクションも用意されており,動きも多彩だ。

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 さらに,エージが使う8種類の武器(会場では,そのうち2種類が使用可能だった)は,それぞれアクションが異なり,コンボ中に武器を切り替えるという要素も用意されていた。

 特徴的なのは,これら武器の刃が消耗品という点だろう。使っているうちに耐久力が減り,それが0になると刃の数が一つ減る。もっとも,新しい刃は倒した敵や道ばたにある「クリスタル」によって入手可能なので,あまり気にする必要はないのかもしれない。
 刃は耐久値が30%以下になったときに特定のボタンを押すと,残りの耐久値をすべて消費して強力な特殊技を発動できる。つまり,刃の消費を戦術に組み込んでいけるのだ。

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 こうしたコンボや武器を使いつつ,エージは道中に現れるモンスター達と戦っていく。
 モンスターには動物型と機械型がいて,前者は変異した動物達,後者は地球の科学者が作ったロボットだそうだ。いずれも,一定の距離に近づくとエージに向かってくる。無視して進むことも可能だが,場所によってはすべての敵を倒さないと次に進めない場所もあるようだ。

 エージは,モンスターを倒したときに入手できるアイテムを使って倒したモンスターを召喚し,戦わせられるという能力を持っている。ただし,召喚したモンスターは絶対に信頼できる存在ではなく,場合によってはエージを攻撃してくることもあるので,油断は禁物だ。

試遊の最後には,強力なボスが登場。道中に登場した4足歩行のモンスターをさらに大型にしたような強敵で,筆者は倒せなかった
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 エージはまた,時間を操る「NPCスキル」という能力を持っている。これはモンスターを倒して手に入るエネルギーを消費し,時間を12時間,進めたり戻したりできる力だ。ゲームには昼夜の概念があり,環境が変化する。時間によって現れる敵が異なったり,隠された道を見つけられたりするというわけだ。

 ローグライクが謳われる本作だが,これは,エージが敵にやられたときに持っていた武器アイテムなどがすべて失われたり,プレイのたびにマップが変わるといった要素を指すという。Kang氏によれば,アクション7割,ローグライク3割といった感じで,あくまで主体はアクション。ローグライクな要素は,ゲームの後半になってプレイに影響を与えるというゲームデザインとのこと。

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 実際にプレイしたところ,アクションのスピード感と消費される刃を使った戦術の面白さが際立っていた。また,Kang氏によるデモプレイを見せてもらったが,コンボ攻撃とジャスト回避を意識することで,かなり華麗なアクションが行えることが分かった。製品が出たら,いろいろ試してみたい。

 説明の最後にKang氏は,「私達がコンシューマ機向けのゲームを開発するのは,本作が初めてのことです。スタッフの数も少なく,さまざまな難関がありましたが,こうして無事に出展できました。ここで得られたフィードバックを持ち帰り,さらに楽しいゲームに仕上げますので,2019年春の発売を楽しみにしてください」と読者にメッセージを贈ってくれた。

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