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3人の骸骨が活躍する「Nadir」のクラウドファンディングが開始。ダンテの神曲をテーマにしたターン制のローグライクRPG
本作は,中世イタリアの叙事詩「ダンテの神曲」をテーマにしているターン制RPGだ。主人公は,大きな罪を抱え,地獄に送り込まれたことでスケルトン化した,The Leader,The Poet,The Virginの“アバター”たちで,罪びとたちが住む都市“ナダー”から脱出を図るための物語が描かれる。
道中には,「七つの大罪」をモチーフにした,悍ましいボスキャラクターやモンスターたちが登場するので,異なるスキルを持つ3人の力を合わせて戦っていくことになる。
今回公開されたトレイラーでは,バトルシステムの紹介が行われており,プレイヤーは,アバターで共有しているデッキの“スキルカード”を利用して,アタックなどのオプションを駆使していくのが分かる。
また,それぞれのカードには異なるポイントが示されており,画面中央上のカウンターから差し引かれてゼロになると,敵にターンに移行する仕組みになっている。
“アタック”カードを利用するまえに,ほかのアバターの能力を加味させることでパワーを増幅できるようで,このコンボプレイによる戦いが重要になるようだ。
フランク・ミラー氏や弐瓶 勉氏のコミックスに影響を受けたという,ダークファンタジー色の強い2Dアートワークが特徴の「Nadir」だが,すでに確定していたPC版とNintendo Switch版に加え,PlayStation 4版とXbox One版も正式にリリースされることが決定した。
クラウドファンディングのページによると,10月にアーリーアクセス版を発売し,その後はMODサポートなどのフィーチャーを加えながら,完成に近付けていくとのこと。
現時点では,ストレッチゴールなどの発表はされていないが,日本語のサポートも加えられることに期待しつつ、そのキャンペーンを見守りたいところである。