プレイレポート
[TGS2022]2DオープンワールドアクションRPG「Crystarise」レポート。かわいい見た目とは裏腹なやり込み要素に期待が膨らむ
Steamの「Crystarise」ストアページ
本作は,主人公の少女を操作し,ランダム生成で無限に広がるオープンワールドの世界を探索していくアクションRPGだ。特徴的なのは,いつでも好きなタイミングで行き来できる拠点があることだ。
この拠点は「空島」となっており,最初は少しの範囲にしか地面が無いが,フィールドを探索して素材を集めることで,島をどんどん拡張していけるという。
また,拠点にはさまざまな建物やオブジェなどを設置でき,それらを設置することによって,プレイヤーとなる少女の能力もアップさせられるとのこと。同じ設置物は何個でも置くことが可能で,好きな能力を好きなだけ成長させ,理想のキャラクターへ育てることもできるようだ。
とはいえ,設置物を作るにも空島の拡張同様,資源が必要になってくる。まずは資源を集めるためにフィールドへと向かう。
フィールドの戦闘では,画面下部に表示された4つの技を使い分けていくことになる。剣による近接攻撃や,銃による遠距離攻撃など,さまざまな種類が用意されており,技の中には,大砲やガトリングガンのようなものも用意されているという。かわいい見た目の割には意外と激しい戦いが繰り広げられそうだ。
探索を進めていると,通常状態ではダメージを与えることができないという「ゴーストタイプ」の敵が登場した。本作の敵キャラクターには,拠点の強化で特定のスキルを所持していないとダメージを与えられない能力を持ったものが存在するそうで,そういった敵に遭遇したタイミングが,拠点強化のタイミングとなるようだ。
さらに,敵以外にもフィールドのバイオーム(環境)によっては,特定のスキルを所持していないと継続ダメージを受けてしまったり,移動速度にペナルティを受けてしまったりと,探索そのものに影響が出てしまう場合もあるという。バイオームは東京ゲームショウ2022の時点で6種類ほどあるとのこと。
また,フィールドにはダンジョンが存在することがあり,ダンジョン内の宝箱からは,ボスを召喚するためのアイテムが入手できることがあるという。ダンジョン内もバイオームの特徴が反映されているので,対応するスキルをしっかり準備してから挑むことが重要だ。
湿原のダンジョンは水たまりが多い |
ダンジョン内は暗くなっているが,カーソルの蝶が明かりにもなる |
砂漠バイオームのボスは,ゴーストタイプで厄介だ |
本作はマルチプレイに対応する予定で,少なくとも4人までのマルチプレイは実装したいとのこと。マルチプレイに関してはまだ調整中で細かい仕様は未定だが,一緒にボス戦を楽しんだり,お店の商品を共有したりといった楽しみ方を想定しているそうだ。
「Crystarise」は,かわいらしい見た目とは裏腹に,かなりやりごたえのありそうなゲームだと感じた。特に,本作の目玉でもある空島の拡張は,その自由度もあり,やり込めそうなシステムになっている印象だ。2023年春の発売が予定されており,リリースはまだ少し先となってしまうが,今回見られなかった部分を含め,製品版を楽しみにしておきたい。
「Crystarise」公式サイト
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