スマイルブームは本日(2023年3月8日),同社によるゲーム開発ツール「
RPG Developer Bakin」に,新機能を追加する大型アップデート
“Ver. 1.2”を配信した。
今回のアップデートでは,バトルシステムを拡張できる
“バトルプラグイン”や,イベント機能を拡張できる
“イベントスクリプト”に関するリファレンスと,
バトルプラグインの作成に必要な機能が追加された。デフォルトのソースコードを書き出して改変することで,自由にバトルの機能拡張を行える。
また,1つの画面内に
自作UIを複数呼び出せる機能や,テストプレイ時のシーン早送り機能なども追加された。それぞれの詳細は,以下に掲載したリリース文で確認しよう。
PC 向け RPG 制作ツール
『RPG Developer Bakin』
バトルプラグイン作成環境の公開を含む大型アップデート実施のお知らせ
バトルプラグインのサンプルを適用したプロジェクトも公開
株式会社スマイルブーム(代表取締役 小林貴樹 本社:札幌市、以下「当社」)は、本日 2023年3月8日、Steam にて販売中の『RPG Developer Bakin』のバトルシステムを拡張できるプラグインの作成環境や、自作 UI を複数表示しゲーム画面のレイアウトをより自由に作成できる機能を含んだアップデート Ver. 1.2 を配信することをお知らせします。
■Ver. 1.2 内容紹介
●バトルシステムなど、ゲームエンジンを拡張できるエンジンプラグインの作成環境
バトルシステムを拡張できるバトルプラグインと、イベント機能を拡張できるイベントスクリプトに関するプラグインリファレンス、およびバトルプラグインの作成に必要な機能を追加しました。バトルプラグインはデフォルトのソースコードを書き出して改変いただくことで、自由度高くバトルの機能拡張が行えます。またバトルプラグインのサンプルとして、素早さを元にした値が時間とともに加算されていき、その値が規定値までたまったキャラが行動選択できるバトルシステムを搭載したプロジェクトを、ゲームギャラリーに追加しました。
プラグインリファレンス URL
https://rpgbakin.com/csreference/
●1 つの画面内に自作 UI を複数呼び出せる機能
本ツールのレイアウトツールで作成したメニューや表示物を、イベントから同じ画面に複数呼び出せる機能を実装しました。メニューからコモンイベントを呼び出す機能や、今回実装されたメニューからメニューを呼びだせる機能と組み合わせることで、独自のメニューや UI 作りの幅が大きく広がります。
●テストプレイ時のシーンの早送り機能
作成中のプロジェクトをテストプレイする際、指定したキーを押しながらプレイすることでイベントを早送りできる機能を搭載しました。ゲームを作るうえで何度も行わねばならないテストプレイをより快適に進めていただくことができるようになります。このほか「イベントから別イベントを指定して動かせる機能」など、数多くの機能追加・改善を行っております。ぜひこの機会に『RPG Developer Bakin』でのゲーム作りにチャレンジしてみてください。
●バトルプラグインサンプル
サンプルプロジェクトには 2 パターンのレイアウトを用意しました。
●1 つの画面内に自作 UI を複数呼び出せる機能
例えばゲームの現在の目標や、使用するボタンの表示、さらに独自メニューのダイアログをそれぞれ別のレイアウトとして作成し、1 つの画面の中にイベントから呼び出すことができます。