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「X68000 Z」にオペラハウス参戦。特別仕様のファミリーソフト「マッドストーカー」を“ゲームコレクションVol.1”に収録
オペラハウスは,ファミリーソフトおよび関係会社のゲーム関連IPを管理している企業だ(※「アイ★チュウ」などを展開している同名企業および,スーパーファミコン用ソフト「クラシックロード」などを開発した同名企業とは異なる)。お披露目されたのはフィルインカフェの開発による「マッドストーカー」で,これは「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL (コンプリートパック)」内の“ゲームコレクションVol.1”に収録される。
このマッドストーカーはX68000 Z向けにカスタムされたバージョンであり,BGMがリニューアルされている。筆者が作曲者であるヨナオケイシ氏にうかがってみたところ,2021年発売のサントラ「MAD STALKER - FULL METALFORCE - X68K ORIGINAL SOUNDTRACK」に際して制作された内蔵音源版(YM2151+PCM8)を搭載しているそうだ。ちなみに,ドライバにはMXDRV,制作にはMMLが用いられている。
ファミリーソフトから発売されたX68000用ソフトのうち,「機動戦士ガンダム クラシックオペレーション」などの版権ものは難しいと思われるが,「あすか120% BURNING Fest」などのリリースに期待したいところだ。
また,番組冒頭では,公式サイトで公開されているロードマップに関しても言及された。これは,公開当初は存在した“ハードの基本スペックの引き上げ XVIを作るなど”という文言が,先日の更新にあたって削除されたことで物議を醸していたもの。文言が削除されたのはレイアウト的な都合であり,プロダクトとして開発が確定しているわけではないが,気持ちとしては「作る気満々」であるという。
なお,現在は“もしも、XVIやX68030の「次」があったなら・・・”という形で改めて表記されている。
「X68000 Z」公式サイト
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X68000 Z
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