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東亜プランの「ダッシュ野郎」,X68000 Zの「ゲームコレクション Vol.1」に収録決定。カネコ発売の「究極タイガー」なども移植を目指す
もともとの「ダッシュ野郎」は,開発:東亜プラン,発売:タイトーで1988年にリリースされたアーケードゲームだ。タイトーの「スピードレース」シリーズに代表される縦スクロール型レースゲームで,アイレムの「ジッピーレース」やデータイーストの「バーニンラバー」などと比較すると,モブの敵車を轢き潰す大型トレーラーや大胆に道を塞ぐ列車など,“東亜節”の効いたダイナミックなフィーチャーが随所に盛り込まれている。現在は他の東亜プランタイトルと共に,TATSUJINがIPを所有している。
また,カネコから発売されたX68000版「究極タイガー」および「飛翔鮫」に関しても,文化庁の裁定制度を用いて商品化を目指すことが発表された。申請はこれから行うとのことで,実際に商品化できるかは定かではないが,もしカネコ発売タイトルの移植に成功すれば「ギャルズパニック」シリーズや「さるかにハムぞう」,「大江戸ファイト」といったアーケードタイトルが再び日の目を見る足がかりにもなりそうなので,期待したいところだ。
「鈴木爆発」の原点である「ノスタルジア1907」がX68000 Zの「ゲームコレクションVol.1」に収録決定。文化庁による裁定制度の利用により
瑞起は「ノスタルジア1907」がX68000 Zの「ゲームコレクションVol.1」に収録されることを発表した。本作は,「ストライダー飛竜」「キャノンダンサー」「鈴木爆発」などで知られる四井浩一氏が手掛けたアドベンチャーゲームだ。
その他,千葉・幕張メッセで9月21〜24日に開催される(一般公開日は23,24日)「東京ゲームショウ2023」では,TATSUJINブースに「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」が出展される。それ以外にも東京ゲームショウ2023に向けた企画があり,詳細は後日発表される予定だ。
「X68000 Z」公式サイト
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X68000 Z
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