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印刷2024/02/13 22:12

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メタバース「cluster」内で能登半島地震の復興支援チャリティライブが開催。バーチャル美少女ねむさんらが登壇し,総額27万円の寄付を集める

 クラスターがサービス中のメタバース「cluster」内にて,能登半島地震の復興を支援するチャリティライブ「EXISTENCE」(イグジステンス)が2024年1月31日に開催された。


 作家でVTuberのバーチャル美少女ねむさんの主催で開催された同イベントには,バーチャル修験者・きりお氏や,個人勢VTuberの宇推くりあさん雲母ミミさん青森りんこさんおきゅたんbotさんらが登壇。それぞれ歌唱などのパフォーマンスを披露し,約2200名の来場者を楽しませた。
 なおイベントで集められた約27万円の収益は,日本赤十字社を通じ能登半島地震災害義援金に寄付されるとのことだ。詳細は下のリリース文を確認してほしい。

「Cluster」公式サイト


能登半島地震支援メタバースチャリティライブ “EXISTENCE” 2,200名が参加し総額27万円寄付へ “VR追体験アプリ”も公開

能登半島地震支援のメタバースチャリティライブ "EXISTENCE" (イグジステンス) が1月31日にイベント向けメタバース「cluster」内で開催され、約2,200名が参加した。来場者がイベント応援に利用した総額約27万円が「日本赤十字社 令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県)」に寄付される。本イベントは有志のボランティアによるもので、物理現実でも山伏をしているバーチャル修験者「きりお」氏による復興祈念奏上で開幕し、個人勢VTuber「宇推くりあ」「雲母ミミ」「青森りんこ」「おきゅたんbot」「バーチャル美少女ねむ」の5名が次々と歌唱パフォーマンスを行った。被災地に近い石川県在住の方を含むスタッフも全てメタバースの住人で、手動操作によるパーティクル演出も実施。また、VRでイベントを臨場感溢れる形で追体験できる「"EXISTENCE" VR追体験アプリ」を公開した。


『バーチャルな存在でも、できること』能登半島地震支援メタバースチャリティライブ "EXISTENCE" (イグジステンス)


画像集 No.001のサムネイル画像 / メタバース「cluster」内で能登半島地震の復興支援チャリティライブが開催。バーチャル美少女ねむさんらが登壇し,総額27万円の寄付を集める

※EXISTENCE (イグジステンス) : 存在、生活、暮らし

<イベント報告>
  • 企画趣旨:バーチャルな存在も物理現実世界への貢献を行うこと。
  • 日時:2024年1月31日(水) 21:00〜23:52 (2時間52分)
  • 総参加者数:2,199名(cluster会場来場者数692名+YouTubeライブ視聴者数1,507名)
  • 総支援額:269,510円(会場に打ち上げられた花火など、来場者がイベント応援に利用したギフト(Vアイテム)の合計)

<アーカイブ無償公開中>
チャプター機能で好きなシーンを選んで視聴可能。

<公式開催レポート>
来場者が投稿したイベントの写真と感想コメントをまとめたもの。
※本イベントはクラスター株式会社の提供する「令和6年能登半島地震 チャリティーイベント」プログラムで実施された:https://note.com/cluster_official/n/nd73c99202aad


『復興もロケットも、時間がかかるから』"EXISTENCE" VR追体験アプリ公開へ


出演者の一人、内閣府宇宙開発利用大賞のPRキャラクターにも採用されたロケットアイドル「宇推くりあ」はMCでこう語った。

『復興もロケットなどの宇宙開発も、すぐに成果が出るものではなく、時間をかけて長い目で続けていくことが大事ではないか。一つ一つ誰かが心を込めて作ったものの積み重ねの先にこそ現実と地続きの未来が作られていくことを伝えていきたい。今日のチャリティライブは一日限りで終わるものではなく、そういった人達の”存在”を考えるきっかけになればと思う(一部意訳)』

これを受けて、カメラマン等を担当した技術スタッフの「ドコカノうさぎ」氏は、自ら開発したVR体験録画システム「VTREX」による「"EXISTENCE" VR追体験アプリ」を制作した。これは、本イベントを実際に現地で体験していた観客の仮想空間における「位置」「視線の角度」「アバターの動き」を映像とセットで再生することで、ライブ時の臨場感をVRゴーグルで追体験することができるという画期的なものだ。こちらの動画で利用イメージを理解することができる。

<"EXISTENCE" VR追体験アプリの利用イメージ>

イベントで一つになったみんなの気持ちのモニュメントとして、こちらも合わせて無償公開することを決定した。以下のサイトからダウンロードしてVRゴーグルで体験できる。

<"EXISTENCE" VR追体験アプリ ダウンロード>


石川県在住のスタッフYukii氏のコメント


被災地に近い石川県在住のスタッフ「Yukii」氏が、イベント後に出演者・スタッフに送ったコメントをここに掲載する。

『今回のイベントですが、出演者・スタッフの皆さんの被災地を思う心が見えて、石川県民の一人としてとても嬉しかったです。復興までにはまだまだ長い道のりだと思いますが、皆さんの心遣いが助けになればと思います。
 病院に行くと、避難してきたお年寄りがいました。家は潰れたと言っていました。想像も出来ないような光景を見たそうです。また能登方面の観光が出来るようになったら、ぜひ行ってみてほしいです。本当に綺麗な景色を見ることができます。みそまんじゅう、いも菓子も美味しくておすすめです。能登半島に行ったときはサービスエリアで必ず買っていました』

本イベントの支援先となった日本赤十字社の義援金は以下のURLでも受け付けている。12月27日まで誰でも支援することが可能だ。

※日本赤十字社 令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県、福井県) https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/


出演者


●宇推くりあ
<ロケットアイドル / VTuber / 宇宙系ライター>

ロケットアイドルとして活動する宇宙人。世界中のロケット打上をリアルタイム実況解説で注目を集め、2023年には内閣府宇宙開発利用大賞のPRキャラクターに抜擢。雑誌に記事を寄稿したり、燃焼試験を現地から配信するなど、記者活動も行っている。特技は口笛とオカリナ演奏。

●雲母ミミ
<ジャンガリアンハムスターの女の子 / VTuber>

人懐っこいジャンガリアンハムスターの女の子。デビュー当初から海外展開を視野に入れた動画を投稿し、ブラジルでバズる。ブラジルの公用語であるポルトガル語の学習配信やゲーム実況が人気。2023年、新規音楽メジャーレーベル「超次元Records」より歌手デビュー。FMラジオのメインパーソナリティーも務める。

●青森りんこ
<青森ご当地バーチャルキャラクター / VTuber>

「青森を元気に!」をテーマに発信活動を行うご当地バーチャルキャラクター。2019年11月5日「いいりんごの日」にデビュー。各種イベントへの出演や、青森の鉄道会社「津軽鉄道」との公式コラボ、NHK等メディア出演、ゲーム出演など活動を拡大し、オリジナル曲「りんりんりんこりん」もリリース。VR機器を手掛けるHTC VIVE Japan公式キャラクターにも採用されている。最近は趣味である麻雀のイベントでもMCや実況を行っている。

●おきゅたんbot / 宝来すみれ
<VR・メタバースガイド / Vシンガー / バーチャル映画監督>

VRと現実のすきまに光を当てるVR・メタバースガイド / Vシンガー。公式Meta Quest / VIVEアンバサダー。日産自動車、TOPPAN、カラオケまねきねこなど各種企業イベントのMCや配信を担当。InterFMで毎週土曜23:30 ジョイラジ内でジョイVRコーナーを担当。音楽フェス「くらげビート」を主催し、昨年末は東京お台場で映画「劇場版くじらビート」を監督・主演で上映した。今年でキャラクター生誕10周年を迎える。

●バーチャル美少女ねむ
<メタバース文化エバンジェリスト/ VTuber / 作家>

黎明期の仮想世界に生きるメタバース住民にして、その文化を伝えるエバンジェリストとして活動。「バーチャルでなりたい自分になる」をテーマに2017年から美少女アイドルとして活動する自称・世界最古の個人系VTuber。『メタバース進化論』で「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門で大賞を受賞。国連の国際会議「IGF京都2023」に登壇。MoguLive VTuber Award 2023では「今年最も輝いたVTuber」に選出された。


復興祈念奏上役


●きりお
<リアル&バーチャル山伏 / VTuber>

現実世界で千年以上の歴史がある日本古来の修験者山伏。リアルでの山伏としての修行を経て、現在は活動の幅をメタバースに広げ活動中。VRChat「フジヤマ新春特別祈願イベント」開催、VRChat「フジヤマ令和6年能登半島地震復興祈念イベント」開催、カソウ舞踏団イベント「新年祝催『新』『壱』」出演、その他イベント出演多数。


スタッフ


●ドコカノうさぎ(カメラマン / ステージ制作)
<技術系アイドルユニット「ジビエーズ」のうさぎの方 / VTuber / VRカメラマン>

本イベント開催日にちょうど6周年。テクノロジーをスパイスにカワイイを追求していくVTuber。アイドルユニット「ジビエーズ」のうさぎの方として、HTC公式VIVEアンバサダーとして、VRイベントを開催したりメタバースの魅力を伝える活動中。VRワールド制作、VRアプリ・ゲーム開発 (Unity)、モデリング (Blender) など幅広くクリエイター活動を行う。VRカメラマンとしても多数のイベントで活躍中。

●至日レイ(パーティクルDJ / スタッフ)
<clusterの住民 / メタバースDJ / VRカメラマン>

メタバースでDJをしたり、DJや音楽活動を行うメタバース住人達の支援を行っている。2023年は83ものイベントに関わった実績あり (休日のラジオ体操スタッフを除く)。

●HOMURA(パーティクルDJ / スタッフ)
<clusterの住民 / 人呼んで「少佐」>

メタバースで空母を2隻保有するエースパイロット(自称)。「少佐」と呼ばれると喜ぶ。運動系イベントによく出現する。各種イベントにスタッフとして参加している。

●Yukii(パーティクルDJ / スタッフ)
<clusterの住民 / アニソンDJ>

主にclusterでアニソンDJをしている。初めてからちょうど1年。他にも、VRChatやclusterでよくDJイベントに参加している。各種イベントにスタッフとして参加している。

●バーチャル美少女ねむ (主催 / 企画発案 / 司会進行)
※同上

「Cluster」公式サイト

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