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[プレイレポ]「Arkheron」(アーケロン)デモ版をチェック。ハマる人はとことんハマりそうな新感覚のバトロワPvPだった
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印刷2026/03/07 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]「Arkheron」(アーケロン)デモ版をチェック。ハマる人はとことんハマりそうな新感覚のバトロワPvPだった

 「Arkheron」(アーケロン)は,アメリカのカリフォルニアのゲームスタジオ・Bonfire Studiosが開発を務めるチームベースのPvPゲームだ。トップダウン型のバトルロイヤルに,PvEやファーム要素などを取り入れており,開発中ではあるが,新感覚のゲームとして注目されている。

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 Bonfire Studiosといえば,Blizzard EntertainmentでCCOを務めたRob Pardo(ロブ・パルド)氏が設立したスタジオで,「StarCraft」や「オーバーウォッチ」など数々のヒット作を作り出した開発者が名を連ねている。本作が注目されている背景には,信頼できる開発陣というバックボーンもあるわけだ。

 そんな「Arkheron」のデモ版が,先日開催されたSteam Nextフェスに合わせて期間限定で公開されていた。今回は,編集者より「注目作だから遊んでみて」と連絡があり,デモプレイに参加し,筆を取った次第だ。

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 実は連絡があったときは「え……。MOBAは得意ジャンルではないんだけど大丈夫かな……」と思ったのだが,実際に遊んでみたところ,その心配は杞憂だった。

 初見の印象こそ,「Dota」や「League of Legends」を連想させるトップダウンのMOBAだが,根本的なゲームシステムは純粋なバトルロイヤルそのもので,その手のジャンルを遊んだことがある人ならすんなり入れるはず。さらにキー移動と自由なカメラ視点を使える,割と珍しいタイプのタイトルでもあった。
 本稿では,そんな本作の概要をプレイフィールと共にお届けしていく。

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従来のバトルロイヤルに本作独自のエッセンスが加わる


 本作の遊びのメインは,3人1組の15チーム,計45人で争われるバトルロイヤルモード「アセンション」だ。特定の範囲内でバトロワが繰り広げられる,一定時間ごとに安全地帯が狭まっていく,といったおなじみのバトロワ要素に加え,ゲームの進行とともに「塔を登っていく」という要素が追加されている。

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 ゲーム開始時には,まずスポーン地点を選ぶことになる。スポーン地点として選べるのは,マップに描かれた白い円形の範囲内なのだが,面白いのがこの範囲が時間経過で拡大していくところ。いきなりマップに飛び込んでもいいし,少し待って選択範囲が広がったあとに入り,セーフティな活動をするもよしというわけだ。

 また,スポーン後は数秒間,無敵状態になる。攻撃アクションを取ると解除されるので,ほかのチームと同じ場所に出現した場合は落ち着いて対応したい。

マップから地点を選んで直接出撃する。このスポーン方式もバトロワ系ではおなじみのものだ
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 本作の特徴として,キャラクターごとの初期性能差がなく,レベルアップでパワーアップする要素もないことが挙げられる。性能の差別化は,マッチ内でファームし,獲得した武器やアイテム類で図られるのだ。

 そのためスポーン直後は,とにかくマップ内に配置されている宝箱に飛びつき,武器を獲得するところから始めなければならない。ちなみに初期状態は,素っ裸の丸腰なので,貧弱きわまりないパンチしか繰り出せない。

宝箱に飛びつこう。見つからない場合は,中立モンスターをぶん殴って武器のドロップを目指そう!
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 キャラクターは武器スロットが2つ用意されているほか,クラウン・アミュレットという,クールダウン形式のバフ/デバフ系アイテムを1つずつ所持できる。ヒールアイテムの消耗品スロットもあるが,かなりの頻度でドロップするので,すぐ所持上限に達するはずだ。

 武器は通常攻撃のほか,クールダウンが必要なスキルも使用できるのだが,もちろん各々の武器で性能も使い勝手も異なる。武器を含む装備品にスロット以外のインベントリはなく,持ち運んで使い分けることはできない。

アイテムはすべてを持ち運ぶことはできない。プレイヤーの好みや状況を鑑みて,取捨選択をしていこう
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 装備品の中には「レリック」と呼ばれるシリーズ装備がある。同シリーズのレリックアイテムを2つ装備することでセットボーナスが発動し,4つ装備することで超常の力を発揮する「エターナル」へと変身できるようになる。エターナルになると,強力な5つ目のスキルが開放されるため,これをひとつのゴール地点と考えて進行するのがよさそうだ。

レリックの一例。4か所装備するのが理想だが,セットボーナスを目的にした2+2ビルドも面白いかも
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 加えて,同じレリックアイテム同士を獲得すると性能が強化される(ゲーマー的には「重ね/凸」とでも表現すればいいだろう)。ランダムな戦利品を集めてビルドを作るシステムは,ハック&スラッシュの要素を彷彿とさせる。

レリック装備は個性的な性能のものが揃う。トレーニングモードでお試ししてみよう
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 本作は,とにかく装備品を集めて戦力を充実させていく(ビルドを作る)ことが勝利のカギだ。チームバトルなので,ピンでアイテムを指し示すなどのコミュニケーションも必要だろう。個の力を鍛えていくのではなく,チーム全体の戦力を整えていくことが重要になるのだ。

行動妨害(CC)を交えた不意打ちでダウンしてしまった。刺されば待ちも強い
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 マッチが進み,一定時間が経過すると,マップ内の複数か所に「ビーコン」と呼ばれる円形のエリアが出現し,安全地帯が狭まっていく。そこから一定時間後,ビーコン上にいる1チームが次の階層へと転送される。

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 面白いのが,「ビーコンも出ましたし,この階はいったん休戦といきましょうや」とはならないこと。というのも,ビーコン上に複数チームがいる場合,ビーコンが動作しないのだ。
 当然,生き残りを掛けたビーコン上のデスマッチが始まるわけで,勝者がビーコンを独占,次の階層へ足を進めることになる。

ビーコンエリアでの戦い。争奪戦中のビーコンはマップで赤く表示される
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 全体的な流れはこの繰り返しとなるが,階層が進行するごとに出現するビーコンは減り,さらに競争は激化していく。そうして最後に生き残ったチームが勝利というわけだ。

 ここに至るまでの道のりは,基本的にプレイヤーの自由だ。クエストをこなして強化していくのもいいし,敵チームを殲滅してアイテムを奪ってもいい。中立モンスターを狩りまくってアイテムを購入してもいいし,ある程度の装備で切り上げて,マップを縦横無尽に駆け抜けてもいい。

敵チームと戦ってアイテムを強奪するのもいいが,される側にならないよう注意
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 ビーコン出現前に敵チームと遭遇すれば,やり過ごすか交戦するかも判断しなければならない。とにかく臨機応変で素早い判断が求められるのが本作の面白いところでもあり,難しいところでもある。

――そう,「Arkheron」はめっちゃ忙しく,それが楽しいのである。

ダウン状態の敵への処刑(確定キル)は意外と重要。蘇生用アイテムの存在もあり,放っておくと蘇生されることも多い
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常に判断を迫られる緊張感あるプレイフィール


 今回プレイするにあたり「どんなもんだろう」と味見程度で済ますつもりだったが,結局,本稿の執筆に至るまでガッツリプレイしてしまった。

 冒頭にも書いたように筆者は,MOBAが得意ジャンルでなく,トップダウン系のタイトルもあまり遊んだことがなかった。しかし本作は,割とスムーズにプレイでき,なんなら楽しめるまでのプレイ時間も短かった。これはなぜだろうか。

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 疑問はすぐに解消した。本作の移動システムが筆者が遊び慣れているTPSに近いものがあるためだ。ゲーム画面は確かにトップダウンだが,移動はWASDキーであり,視点も厳密には完全な直上からのものではない。違和感なく移動は行えるし,ランはスタミナを消費しない。ゲージを消費してのダッシュも使いやすく,とにかく移動システムがしっくりくるのである。

 もちろん,TPSとは異なる部分もある。視点移動が横だけなので,「遠くが見えないもどかしさ」を感じるのだが,このもどかしさこそ,作品の遊びや雰囲気づくりに一役買っている。

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 敵の足音(特に走行音)の可聴範囲がかなり広めに設定されているので,お互いに存在は認識しながらも姿そのものは認識せず,壁越しの睨み合いですれ違うなんてことも多い。だが,相手がどんな装備をしているかは視界の中で戦ってみない限り分からない。

 キルログを流し続けているチームかもしれないし,消極的に立ち回っているチームかもしれない。運と腕前が同居する,実にバトルロイヤルらしいゲームだといえる。

ときには売られた喧嘩を買わないことも重要だ
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 筆者が確認したかぎり,攻撃を受けないセーフティエリアもないので,マップ内のショップでアイテムを購入するときの一瞬でも気が抜けない。チーム戦ではあるが,1人が倒れた時点でおおよその勝敗は決まってしまうのだ。

 「こっちのリソースは潤沢だし仕掛けてみるか……いや,慎重にいくか?」といった選択の葛藤が,勝敗に直結するのも面白いところ。ファーム・立ち回りといったマクロの戦略も重要だが,場面ごとの一瞬の判断――ミクロの戦略も重視しなければならない。

 結果としてテンポのいいハイスピードな展開になり,流れる時間は濃密なものとなる。だからこそ忙しいと感じるのだろう。やることも多い,覚えることも多い,個人の操作スキルも重要。「ハマる人はハマるだろうな」というのが,現時点での筆者の所感だ。

ショップでアイテムを眺めていたら……。筆者もやったしやられた手口だ
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 一方,少々気になった点もあった。一部UIの見にくさは,とくに顕著に体感した部分だ。本作は自身だけでなく味方の装備も確認できるのだが,パッと見ただけでは味方が「どのシリーズのレリック装備を集めているのかが分かりにくい」のである。

 アイテムごとに固有のグラフィックスがあるのですべて覚えればいいだけの話ではあるが,さすがに初心者には酷かも? と感じてしまった。

 そのほか,文字の表示が小さいところもあり,パッと見て情報が掴みにくいと感じてしまう場面もあった。また,デモ版ということもあるだろうが,全体的に演出が淡白なのも若干気になった部分だ。


人気要素をごちゃまぜにした「Arkheron」。クローズドβテストの開催予告も


 筆者が「Arkheron」に感じた魅力は,「あれもやりたい。これもやりたい。でもいろいろあってできない……」という勝利を目指す過程での取捨選択だ。最終的には,何かを切り捨てる決断に迫られるのだが,その感覚こそが新しい刺激のように感じられた。

チュートリアルも実装されているが,少々情報不足に感じる部分もあった
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 一見すると複雑に思える作品だが,要素をひとつずつ紐解くと,トップダウンにTPS風の操作システムを実装し,ハクスラやバトルロイヤルPvPといった,人気の要素を組み合わせた作品だということが分かる。

 「Arkheron」のデモ版は配信終了し,現在はプレイのフィードバックをゲームに反映している段階だという。今後はクローズドβテストが開催されるとのことで,Steamページではそのリクエストが受け付けられている

 今回デモ版のテストに参加し,楽しいと感じた人はもちろん,新しいPvPゲームが気になっている人やPvPが大好物という人は,リクエストしておいてはいかがだろうか。

コスメティックアイテムも用意されている。どれもダークなテイストだ
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