ニュース
「PC-8001」を再現した「PasocomMini PC-8001」の一般向け販売が決定。価格は2万4800円(税別)
PasocomMini PC-8001公式サイト
8月5日に掲載した記事でお伝えしたように,PasocomMini PC-8001は,パソコンブームを巻き起こしたといわれるPC-8001発売40周年を記念して作られたもので,当初は単体販売を行わず,日本電気のノートPC「LAVIE Pro Mobile PM750/NAA」の限定モデルに同梱されたほか,LAVIEシリーズ購入者に対するキャンペーンの賞品となっていた。
実物の4分の1スケールという手のひらサイズのPasocomMini PC-8001にはMicrosoftの「N-BASIC」が搭載されており,(もし,持っているなら)当時のパソコン雑誌に掲載されていたプログラムを打ち込めば動かせる。また,カセットテープに記録されたプログラムデータをWAVファイル化することで,それを読み込んで実行することが可能だ。
「平安京エイリアン」「JUPITER LANDER」「走れ!スカイライン」など,当時人気だったゲームタイトル15本があらかじめ収録されているほか,キーボードとHDMIディスプレイ,そして電源を接続すれば,プログラムやゲームを気軽に楽しめるという。
また,「PCG8100」とは,1980年にハル研究所から発売された周辺機器で,PCGは「プログラマブル・キャラクター・ジェネレーター」の略。文字しか表示できなかったPC-8001に,それなりのグラフィックス機能を追加できたが,PasocomMini PCG8100は,その機能をそのままに4分の1スケールに縮小したものとなり,PasocomMini PC-8001とのスタックも可能だ。
気になる人は,公式サイトを参照してほしい。
- この記事のURL: