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海外版「クッキングママ」販売元に知的財産権の侵害を認定。最終仲裁裁定が下る
「Cooking Mama: Cookstar」に関する最終仲裁裁定のお知らせhttps://t.co/FljlUob1IZ https://t.co/VSN3FxaXIM pic.twitter.com/G104SozOBc
— クッキングママ (@cookingmama_jp) November 17, 2022
「Cooking Mama: Cookstar」のNintendo Switch版は2020年3月に海外で発売されているが,Planetがライセンス契約に違反し,承認する品質水準を満たさないままに無断で販売していたという。また,ライセンス契約において許諾していないPS4版の販売を宣伝したことから,オフィス・クリエイトは2020年3月,ライセンス契約の即時解除を通知し,「クッキングママ」に関する知的財産権の使用を禁止していた。
Planetはその後もSwitch版の販売を継続,またPS4版の販売を開始したため,オフィス・クリエイトはPlanetおよび同社CEOのSteve Grossman氏個人に対し,「Cooking Mama: Cookstar」の製造・販売等の禁止等を求めて仲裁手続を申し立てた結果,10月3日に最終裁定が下された。
最終裁定においてICC仲裁裁判所は,PlanetおよびSteve Grossman氏がSwitch版,PS4版のいずれについても「Cooking Mama: Cookstar」を製造,販売する権限を有しておらず,オフィス・クリエイトの知的財産権を侵害していることを認定した。さらに,PlanetおよびSteve Grossman氏に対し,知的財産権侵害,不正競争行為などを理由として,オフィス・クリエイトとの関連性を誤認させる一切の行為を禁止,また損害賠償の支払を命じたとのこと。
オフィス・クリエイト公式サイト
「Cooking Mama: Cookstar」に関する最終仲裁裁定のお知らせ
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