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「東京ゲームショウ 2014」にて,4Gamer,ファミ通,電撃が連携した「メディアアワード」企画を実施。新規IPおよびインディーズのタイトルを対象に,未来のスターを選出/発表
ちなみに“東京ゲームショウにおけるゲームアワード”といえば,CESAによる「日本ゲーム大賞」が毎年実施されているのはご存じの通り。「日本ゲーム大賞」がシリーズものも含めた出展タイトル全体を対象としているのに対して,このメディアアワードは,あくまでも新規タイトル,新人クリエイター(および新会社)の応援を企図したものとなっています。
ただ,「3メディアが連携」といっても,3媒体が相談して1つの大賞を選ぶ!……といったものではなく,タイトルの選出/表彰自体は,あくまで各編集部が独自に行う形。ただ一点,各編集部が実際に取材をして「これは!」と思ったタイトルのブースに,各媒体のロゴが入った「ノミネート」シールをぺたぺたと貼っていくというルールがあるだけの,やや緩めの企画内容となっています。
たくさんシールが貼ってあるタイトルは,すなわちゲーム編集部の面々が注目しているタイトル!というわけで,来場する予定がある人は,今年の「東京ゲームショウ」における注目作は何か?という参考にしてもらえればと思う次第。ちなみにシールを張っていく作業は,ビジネスデーの取材を終えたあと――つまり,一般公開日初日となる20日(土)の直前に行う予定です。18日,19日のビジネスデーでは,まだシールは張られてないのであしからず。
なお,各ノミネート作品の中からは,各媒体で「最優秀賞」「優秀賞」などといった表彰作も後日発表します。4Gamerでも,最優秀賞および優秀賞を9月26日(金)に発表予定。また,4Gamer以外のほかの各媒体でも,それぞれ同じようなタイミングで発表されていくはずなので,各編集部がどのタイトルに,なぜ注目したのか? 見比べてみたりすると,各媒体の“色”や“視点”が分かって面白いかもしれません。
ともあれ。この取り組みによって,受賞した作品の知名度が少しでも向上し,作品の成功につながればと願うばかり。東京ゲームショウに来場予定の方も,ゲームメディアがシールを貼っている“ノミネート作品”にぜひ注目してみてください。
ゲームメディア連携施策
各ゲームメディアが新しいスターを選出・発表
・企画内容
参加ゲームメディア(下記参照)ごとに,下記部門の該当タイトルを対象に,注目タイトルを選出。一般公開日初日となる20日(土)に,「ROOKIE PRIZE NOMINEE」,「INDIE PRIZE NOMINEE」というシールを対象メーカー/タイトルの試遊台コーナー等に貼付します。また,後日,メディアごとにノミネート作品の中から最優秀タイトル等を決定のうえ発表します(北米・E3で長年恒例となっている取り組みのTGS版を想定しています)。なお,コンシューマー,アプリ,PC,インディー等の区別なく対象タイトルとする予定です。
4Gamerシールのイメージ。このシールが張ってあるタイトルに要注目だ
・企画趣旨
日本が世界に誇るゲーム展示イベント「東京ゲームショウ」を,メディアの立場からより一層盛り上げたい,ひいては出展タイトルおよびゲーム市場への注目や期待を喚起したいとの思いから企画させていただきました。既存のシリーズタイトルは対象とせず,ルーキー部門,インディー部門と部門を絞り,「新しいスターを発掘する」ことに焦点を当てて実施したいと考えています。同期間内に選考・発表されます,日本ゲーム大賞フューチャー部門は,来場者の投票をベースに選考されますため,メディア独自に賞を選定する今回の取り組みとは住み分けができるものと考えております。
・参加メディア
4Gamer.net,週刊ファミ通,ファミ通.com,ファミ通App,電撃PlayStation,電撃オンライン
・部門内容
「ルーキー部門」
選考基準:シリーズタイトルおよびシリーズ派生タイトルではない,完全新規の未発売作品で,会場内で試遊および映像出展があったタイトルを対象に,各メディアが注目するタイトルを選定して表彰する。コンシューマ,アプリ,PC等を問わない。
「インディー部門」
選考基準:インディーコーナーおよびメーカーブースに出展されているインディータイトル(独立系デベロッパー,開発者が制作している作品)で,試遊できたタイトルを対象に,各メディアが注目するタイトルを選定して表彰する。
・表彰内容
両部門ともに,一般公開初日に,各メディアごとに,ノミネート作品の試遊コーナーにシールを付与。TGS終了後に各媒体の選考によって,以下要領で発表する。
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