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ミストIII:エグザイルを見た! | - 03/01 10:42 |
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アドベンチャーファンだけでなく,ネットワークゲーマーだけでなく,世界のPCゲーマーの期待を一身に背負っている「ミストIII:エグザイル」。昨年11月に発表会を行って以来まったく音沙汰がないのだが,昨日運良くテストバージョンを目の前で見ることができたので,その感想など。ちなみに,画面にもムービーにも掲載禁止令が出ているので,「こちら」の公式サイトでしばしのご辛抱を……。文章ばかりになってしまって本当に申し訳ない。 また,以下にズラズラと列挙してある情報は,あくまでも"いま存在するα版"を元にした話なので,そのあたりはご了承を願います。製品版で変わるかもしれないし。 まず画面だが,掛け値なしに"驚愕の画面"といってもいい出来だ。 光と影の使い方,波の表現などを筆頭に常に"動き"のある画面,これでもかといわんばかりの写実的(リアルワールドではないのだが)なグラフィックス,技術の進歩はここまできたかと言いたくなるクロマキー合成……せっかく見せてもらったメーカーさんには大変申し訳ないのだが,「そういえばrealMYSTっていうのもあったね」と言いたくなるグラフィックスだったというのが正直な感想。アレも結構スゴイな,と思っているのだが,ミストIIIの敵ではない。一刻も早くみなさんにもお見せしたい。早く掲載許可をください>メディアクエスト 波の表現とかステンドグラスの描写とかを見てしまうと,もう。 しかも,だ。想像したより動作が数段軽い。realMYSTのように,Quakeライクにグリグリ動き回る方式ではなく,本家MYST同様の「クリック&Go」なのだが,あれだけのグラフィックスクオリティにも関わらず非常に軽い。コンマ1秒のつっかかりがあるかないか,といったところ。おそらくはPentiumIII/600MHz+GeForce2MXあたりのスペックでも十分だと思われる。いま動いているのはあくまでもα版に過ぎないが,あの調子ならCeleronのノートPCでもOKだろう。Macintoshでいうなら,iMacでも問題なし(こちらは実際に見たので大丈夫だ)。 「ノートPCったって3D積んでるやつは少ないじゃんか」と思うかもしれないが,ミストIII:エグザイルは ・ソフトウェアレンダリング ・Glide ・Direct 3D ・OpenGL の4種類の描画に対応している(解像度は現状最大1280×1024ドットで,色数は16ビットと24ビット)。今回見られたのはDirect3Dだけだったが,ソフトウェアレンダリングでもほぼ遜色のないクオリティをキープしているので,ノートPCユーザーでも安心。 一瞬見えただけだが,サウンドドライバ選択もできるようだったので,各種3Dサウンドにもフル対応していると思われる。音が重要なゲームだけに,そのあたりのこだわりは,さすがだ。 仕方ないとはいえ,文章ばかりでズラズラと並べ立ててしまった……ともかく遅れに遅れているだけの価値はある名作になるであろう,この作品。アドベンチャーゲームには珍しく,一刻も早くβ版を触らせてほしいと思った逸品だ。続報を待て! |
- 関連タイトル:
ミストIII:エグザイル 日本語版
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