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ガンホー,Necca秋葉原店で「A3」賞金トーナメント開会式を実施。Part IV情報の先行公開も
この賞金トーナメントは,エントリー済みの28組の騎士団によって,第1回大会が12月17日(日)に行われ,そこで上位4位までに入賞した騎士団(最大52名)は,ガンホーとプロ契約を結べるというもの。プロ契約を結んだ騎士団が,2007年3月に予定されている第2回大会で上位入賞を果たすと,見事賞金を手にできるという流れだ。
なお,第1回トーナメントで敗退してしまった騎士団が第2回大会に出場する場合,および第2回大会で初めて出場する場合は“アマチュア”扱いとなり,上位入賞しても賞金をもらうことはできない。ただし,その段階でガンホーとのプロ契約を結べるので,第3回大会以降では賞金獲得のチャンスがあるとのことだ。
・1位……80万円
・2位……60万円
・3位……40万円
・4位……20万円
の,総額200万円。騎士団の所属人数によって1人あたりの獲得金額は異なる。なおガンホー・オンライン・エンターテイメントでは,賞金トーナメントを3か月に一度程度開催したいとしている。
開会式では,ガンホー・オンライン・エンターテイメント マーケティング本部 第二マーケティング部 部長代理の小島幸博氏が,A3の歴史を振り返った後,同 第二企画課の上村健太郎氏がトーナメントの概要を紹介。賞金がかかっているということだけではなく,普段は交わることのないKWAONサーバーとREDYANサーバーの騎士団が,真のNo.1を目指して初めて激突するという点でも意義深いことなどが語られた。
その後,公式アンセム「So long〜戦いのANTHEM〜」を歌うClairさんも登場。アンセム作成秘話や,実際にA3をプレイ中であるというClairさんがゲーム内で経験した恥ずかしい思い出などが語られた。なお,この模様はインターネット放送局「あっ!とおどろく放送局」の「ガンホースクランブル」にて12月4日(月)以降に配信予定だ。
■「Part IV」情報,ついに解禁
今回もまた,新たなマップやモンスター,スキルなどが追加されるという。
#####以下,リリースより#####
世界樹シルバードの根元に位置すると言われ、今まで誰もその正確な位置を知ることの無かった闇の帝国「ウェデート」がPartIVの舞台です。
闇の帝王であるハーケンとその眷族である魔物達が住むこの帝国は、ヘルマーシュ大陸のどこかから続く道から辿りつけると言われており、不気味な静寂の中に存在すると言われています。
PartIVではこの危険な闇の帝国を冒険し、その中に隠された一つの真実を探り当てることが目的となっています。
地上からウェデートへと向かう途中に存在する沼地で、小さいながらも商店などを備える村が存在しています。
ここにはエゴニルなどと違い、商人も不気味な外見の魔物となっています。
ウェデートの中で唯一安全な場所が存在している土地です。
ウェデートに棲息する魔物はエゴニルやヘイゼンドに棲息する魔物と違い、特殊な能力を秘めています。
その一例として、プレイヤーに様々な特殊効果を与える攻撃をほとんどの魔物が所持していると言うことです。そのため仲間を連れずに冒険することは死を意味することと同じことなのです。
【そのほかのアップデート】
・新マップ「ハムツ」など
・そのほか多数に及びぶアップデートがPartIVでは予定されております。
そのほかにも様々なアップデートを追加します。
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なお,Part IVは高レベル帯のプレイヤーキャラクターを対象としたもの。Clairさんのキャラクターは現在レベル65とのことなのだが,この程度では瞬殺されてしまう可能性が高いという。
また,クリアするごとに少しずつA3の世界観の根本に関わるストーリーが展開するスペシャルクエストも,追加される。どうやら,これまでのストーリーが,大きくひっくり返るようなものが用意されているようだ。
これらの詳細は,12月初旬にあらためて発表される予定なので,A3プレイヤーはお楽しみに。
そして最後には,賞金トーナメントサーバーがオープンする本日(11月27日)15時に向けてのカウントダウンタイマーのセットが行われ,開会式は終了。その後は,ClairさんのCD販売とサイン会などが行われた。
A3は,正式サービスの開始から2年を経過したタイトル。日々,新たな韓国産MMORPGがサービスされている現状を考えると,やや古株のタイトルではある。2006年6月には,それまでの月額課金制からアイテム課金制(基本プレイ料金無料)への移行を果たし,それに加えてのプロゲーマー制度導入と,ゲームそのもののみならず,ゲームを取り巻く環境も常に刷新しようという意志が見える。
賞金を獲得できるのが,事前にプロ契約をしたプレイヤーのみという点は,正直なところ“分かりにくい”。だがこれは,「関連法規」に抵触しないためにとられた処置との側面もあるという。つまり,“オンラインゲーム”と“現金”というと,なんだかグレーな印象を受けてしまう人も少なくはないであろう昨今において,法令を遵守したうえで,プレイヤーにメリットを提供しようということだろう。この姿勢は評価したい。
第1回大会のエントリー受け付けは終了しているが,今後,予定どおり定例化され,イベントとして盛り上がりを見せていけば,他タイトルへの波及も含め,新たな展開を期待できるだろう。まずは第1回,そして第2回大会に注目だ。(TeT)
- 関連タイトル:
A3
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