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[E3 2004#075]500体の軍勢を率いて戦うアクションゲーム「Fallen Lords」 | - 2004/05/15 19:48 |
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Fallen Lordsの魅力は,何百体もの戦士達が周囲で死闘を繰り広げる中で,一介の兵士に過ぎないプレイヤーキャラクターが成り上がり,最終的には同勢力の全軍を任されて戦えるよう出世していくことにある。その功績が認められてランクがアップするにつれて,最初はいなかった護衛が4人に増え,そのうちに10人,20人と増加してというのは,コーエーの「三國無双」に似ていないこともない。 このゲームのストーリーは,人類が滅亡したあとに光臨したエンジェル,地下の魔界から地上に現れたデビル,そして死にきれずにアンデッドとして蘇った軍勢を主軸に,シングルプレイヤーモードではそれぞれユニークなキャンペーンシナリオが存在する。エンジェルの兵士となれば,Army of the Heavenに入隊してチャンピオン(The Champion of Angels)になるまで戦う。デビルなら,死後の世界でより多くの奴隷を獲得していく術を学んで太守(Lord of Darkness)を目指す。アンデッドは,天界や地下の世界で奴隷として働かされることを嫌がり,人間死後の王国を作るために奔走していくのだ。 シナリオを進めていくにつれ,プレイヤーは隠れキャラのモンスターを見つけ出して自分の軍勢に加えたり,自分自身に装備する武器や防具を入手したりする。武器は剣や槍など5種類あり,新しい動作を学んで強力な必殺技を体得したりもできる。 狙いは常に敵の将だが,何百人もの兵士が入り乱れての戦争になる場合は,遠くに見える敵将へと雑魚を蹴散らしながら近づいていかなければならない。敵の配下達も,なんとかリーダーの命を救おうと必死の抵抗を試みるというわけだ。 マルチプレイヤーモードもサポートしており,4人でデスマッチを行ったりチーム戦を楽しんだりできる。今回のデモではデビルは紹介されず,エンジェルとアンデッドだけが公開されるにとどまったが,エンジェルには投石器や騎馬兵などがおり,アンデッドにはタンクのように火の玉を発射する恐竜の骨格やアンデッドドラゴンなどのユニットが見られた。 まだNPCの思考ルーチンに関してはなんともいえないものの,NPC達がリーダーであるプレイヤーキャラクターの動きを見て,同じ方角について来るというデモも実演された。普段は隊列を組んで移動しているが,プレイヤーが方角を変えた途端に少なからず列が乱れる。これは,キャラクターによって状況把握のスピードが異なるからで,理解するまでの短い時間がランダムで決定されるからだという。プレイヤーの行動にいち早く気づく部下もいれば,中々気づかずに隊列を乱すキャラクターもいるのである。 推奨されているスペックは,Pentium/IIIの1GHzと256MBのメモリー,そしてDirectX 8.0世代の64MBビデオカード。Novarama社のダニエル・サンチェス-クレスポ(Daniel Sanchez-Crespo)社長は,今回のE3では彼らの技術への反響が大きかったとしてホクホク顔。来年のE3ではさらに完成度を高めたゲームになっていることだろう。(奥谷海人) →「Fallen Lords:Condemination」の記事一覧は,「こちら」 Planeta DeAgostine and Novarama. All right reserved |
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Fallen Lords: Condemnation
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