プレイレポート
さまざまな謎が隠された「魔階カグラザカ朱雀洞」,本日実装。夏に向けてのアップデート構想もチラッとお届け
今回,直接ケイブにお邪魔して,「魔階カグラザカ朱雀洞」について,担当プランナーの長嶋圭佑氏から詳しい説明を受けたほか,開発マネージャーの寺本雅裕氏から,今後の展開についての話も軽く聞くことができたので,併せてお伝えしよう。
凍結された資源転用プロジェクト
残された炭鉱は,百鬼夜行の魔階と化した
大破壊後の東京の資源不足を解消するため,「イチガヤ」の大地を巡るエネルギーを利用しようとするプロジェクトが,この魔階を生み出すきっかけとなったという。プロジェクトは実行に移され,地下から湧き出るエネルギーに人々は,最初のうちは喜んでいたが,作業員が次々に失踪,または死亡するという事件が頻発する。結局プロジェクトは凍結され,残された地下施設が「魔階カグラザカ朱雀洞」と化してしまったというわけだ。そんな場所柄のせいか,内部には非業の死を遂げた作業員達の魂が彷徨っており,また,カオス属性の悪魔が多く棲息している。
トゥルダクとハクタクの混成部隊が頻繁に出現する。ハクタクは弱点がないので,なかなか厄介な敵といえるだろう |
「迷子のエンジェル」を出現させるには,パーティ内に3人以上,レベル20〜30のキャラクターがいなければならない。この条件を満たすことで,「迷子のエンジェル」に会う条件が整う。
しかし,一度NPCと会話したキャラクターでは,それ以降ほかのNPCに話しかけても条件は満たされないので,ほかのNPCにはまた別のキャラクターが話しかける必要があるというわけだ。一度の攻略で,NPCとの会話を合計3人以上こなせば条件は満たされる。だが,それはあくまで最低条件。会話したNPCの数が4人,5人になれば,「迷子のエンジェル」の出現数も多くなり,結果としてより多くの「光る羽」が得られる可能性が高まるという仕組みである。
ちょっと小さいが,奥に見えるのが「光る羽」を欲しがっている守衛。臆病な彼は,「光る羽」が,持つ者に幸福をもたらしてくれるという話を信じているようだ |
頑張って「迷子のエンジェル」を見つけ出すことができたら,おめでとう! 「光る羽」はキミのものだ! ……と祝福してあげたいところなのだが,実は本当に大変なのはここからだ。なんとこの「迷子のエンジェル」,ピクシーのように小さくて可愛い外見とは裏腹に,ほとんどの攻撃が通じないうえ,ランダムで逃走してしまうという外道っぷり。エンジェルなのにド外道である。
リアルのプレイヤーラックが高ければ倒せるかもしれないらしいので,頑張ってくださいとしか言いようがない。まったく,どこかのRPGに登場する,銀色に輝く憎いあんちくしょうにソックリだ。もし,運良く「光る羽」を手に入れたら,ダンジョンの外にいる守衛に話しかけてみよう。「光る羽」と交換に,大量の経験値を得ることができる。
エンジェルを出せても出せなくても,ダンジョンの最終目的はボス戦である。ここで出現するボスは悪霊の集合体「レギオン」。不気味なムービーのあとに,戦闘へと突入する。まぁ,「レギオン」に関してはとくに記述することはないのだが,こいつがこのダンジョンのボスだということに,妙に納得できないところがある。「魔階カグラザカ朱雀洞」にはもっと強大な“何か”が隠されているような……。その正体は,ぜひとも自分の目で確かめてほしい。
ますます増して行く“メガテンらしさ”
今後の展開も見逃せない
「真・女神転生IMAGINE」開発マネージャーの寺本雅裕氏 |
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