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「現代大戦略2005〜護国の盾・イージス艦隊〜」11月18日発売
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印刷2005/10/05 21:11

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「現代大戦略2005〜護国の盾・イージス艦隊〜」11月18日発売

 システムソフト・アルファーは,センセーショナルなテーマで知られる"現代大戦略200xシリーズ"の第5弾「現代大戦略2005〜護国の盾・イージス艦隊〜」を,11月18日に発売する。価格は1万290円(税込)。

 世界の軍事情勢を"忠実"に再現し,最悪のシチュエーションを想定したというシナリオ26本は,"軍事ジャーナリスト"清谷信一氏の協力によるもの。各シナリオのタイトルは下に示したとおりで,舞台は日本を含む東アジアから,中央アジア,中東,ヨーロッパ,南米そして北米と,日本を中心としたテーマを多数盛り込みつつも,世界にまたがる。

1.日韓攻防戦・襲来!反日漁船団
2.日韓攻防戦・竹島を死守せよ
3.日韓攻防戦・済州島前哨戦
4.日韓攻防戦・済州島制圧戦
5.日韓攻防戦・上対馬奪還戦
6.日韓攻防戦・下対馬奪還戦
7.落日の金王国・核施設掃討作戦
8.落日の金王国・美浜原発防衛戦
9.落日の金王国・報復の応酬
10.落日の金王国・正男VS正哲・正雲
11.落日の金王国・奮闘!改革解放軍
12.中華帝国の暴走・波高し!東シナ海
13.中華帝国の暴走・邦人大脱出
14.中華帝国の暴走・沖之鳥島攻防戦
15.中華帝国の暴走・尖閣諸島攻防戦
16.中華帝国の暴走・元寇再来!!
17.地獄のイラク撤退
18.中央アジア紛争・常任理事国への試金石
19.中央アジア紛争・ウズベク東部戦線
20.中央アジア紛争・ウズベク西部戦線
21.EU崩壊の序曲・水戦争勃発
22.EU崩壊の序曲・紛争拡大
23.EU崩壊の序曲・第3次欧州大戦
24.フォークランド紛争・海上戦(1980年代シナリオ)
25.フォークランド紛争・陸上戦(1980年代シナリオ)
26.米国東西戦争・ネオコンVSリベラル(キャンペーン)

 シナリオ1〜6は竹島問題を発端にした韓国と日本の武力衝突。2〜11は朝鮮民主主義人民共和国の後継者争いを背景にした対日テロ。12〜16は尖閣諸島の領有をめぐる中国と日本の衝突。17は治安が極端に悪化した(という想定の)イラクからの自衛隊の撤退。18〜20は国連常任理事国になった(という想定の)日本による,中央アジア紛争地域への介入。21〜23は水資源の供給問題がこじれたヨーロッパ諸国間の武力衝突。24〜25は史実に基づくイギリス vs. アルゼンチンのフォークランド紛争シナリオ。そして26のキャンペーンシナリオにいたっては,民主党を中心としたリベラル勢力と,共和党を中心にしたネオコン勢力が内戦に突入するというもの。
 あくまで今日的な話題を下敷きにはしているものの,史実戦である24〜25を除けば,いかにも本シリーズらしく,センセーショナリズムここに極まれりといった想定状況なのがお分かりいただけるだろう。



 さて,"現代大戦略200xシリーズ"の最新作として,本作には「大戦略パーフェクト2.0DX」のものをさらに改良したシステムが導入されている。
 まずマップの表示方法として,地形をより美しくグラフィックス表示する「ビジュアルマップモード」を実装し,ヘックス表示の有無も切り替えられるようになった。また,地形ラベル,勝利条件ラベルにそれぞれ画像ラベルを設定できるのも新要素だ。
 「現代大戦略2004〜日中国境紛争勃発!〜」で導入された国境線ルールがさらに改良され,複数の中立国が登場するようになったのも本作の特徴。これは国境が入り組むヨーロッパの再現に活用されている。
 そのほか,シナリオクリア時点で残っている部隊のデータを保存し,以降のシナリオで使える「マイ部隊」,カメラ角度の変更や拡大/縮小表示も可能な「3D兵器図鑑」,ルールや登場ユニット,表示情報を初心者向けに絞り込んだ「シンプルモード」など,大戦略パーフェクト 2.0DXで盛り込まれた要素はもちろん引き継がれ,プレイヤー独自のマップ,シナリオ,キャンペーン,生産タイプが作れる各種エディタも付属する。
 登場兵器は大戦略シリーズ最多の1300種類。大戦略パーフェクト 2.0DXと比べて約40種類が追加されている。同様に生産タイプも,大戦略パーフェクト 2.0DXに用意された37か国にポルトガルとオランダが加わり,さらに「現代大戦略」ならではの設定として,ウズベキスタン,トルクメニスタン,海上保安庁,韓国海洋警察,イラク反乱義勇軍,イスラム義勇軍も登場する。

 なお作品名は,現在海上自衛隊が陣容を拡充中のイージス艦「こんごう」級および改「こんごう」級にちなむ。これら新鋭艦の活躍も,見どころの一つとなるだろう。
 シリーズ歴代作品同様に,ホットな"ネタ"を楽しめるのが本作のウリ。朝鮮民主主義人民共和国が核開発の凍結に同意し,日本の安保理常任理事国入りもいったん頓挫しつつある昨今ではあるが,むしろそうした現実と引き比べつつ,アクの強いネタを楽しむべき作品となるだろう。(Guevarista)

  • 関連タイトル:

    現代大戦略2005〜護国の盾・イージス艦隊〜

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