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[韓国ゲーム事情#514]韓国Sidus社,「武刃街 BUJINGAI」のMMORPG化に関する権利を獲得
韓国Sidus社,「武刃街 BUJINGAI」のMMORPG化に関する権利を獲得(2006/3/31)
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国の大手映画配給会社であるSidus社は本日3月31日,タイトーが開発したプレイステーション2用武侠アクションゲーム「武刃街 BUJINGAI」に関して,PC用MMORPG化する権利を獲得したと発表した。
Sidusとタイトーの間で交わされた今回の契約により,SIDUSは「武刃街MMORPG」(仮称)の全世界版権/営業権を獲得した。
SIDUSは2005年,オンラインゲームにおける投資/配給事業をスタートしている。今回のプロジェクトを通じて,韓国内だけではなく,海外のコンテンツを活用したOne Source Multi-Use戦略を実現する基盤を用意し,オンラインゲームビジネスの強化を図ったわけである。
武刃街 BUJINGAIは,タイトーの50周年記念作品として開発された「ハイスピード武侠アクション」で,ハードなアクション性と武侠ベースの世界観が魅力の作品。「サクラ大戦」「ガングレイブ」といったヒット作を開発したレッド・エンターテインメントが共同開発したことや,日本で絶大な人気を誇るアーティスト・Gacktが「主演」したことで話題を集めた。
SIDUSのCha Seung Hyeokゲーム事業本部総括取締役は,「今回のタイトーとの契約をきっかけとして,我が社は今後,コンシューマ用ゲームのオンラインゲーム化や,グローバルゲームビジネス展開に,より一層注力していきます。そして,世界的なパブリッシャを目指していきます」とコメントしている。
なお,同プロジェクトの具体的な内容やサービススケジュールについてはまだ発表されていないが,日本でのサービスはほぼ確定していると考えていいだろう。同作品(あるいはGackt)のファンは,ひとまず安心してほしい。
(C)TAITO CORP.2003 (C)RED 2003
- 関連タイトル:
武刃街オンライン(仮称)
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