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3DCGツール「SoftImage」「MotionBuilder」「Mudbox」新版登場
Softimage 2010,MotionBuilder 2010,Mudbox 2010 | |||
配信元 | オートデスク | 配信日 | 2009/08/04 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
エンターテインメント業界向け3次元CG作成ツールの
最新版と製品スイートを発表
〜 大幅な機能・性能向上が図られた2010バージョンのAutodesk Softimage、
Autodesk MotionBuilder、Autodesk Mudboxと
CGアニメーションのトータルワークフローを提供する製品スイートを同時発表 〜
機能と性能を向上した単体新製品に加え、製品スイートの投入により、クリエイタは3次元CGコンテンツの制作を各行程のみならずワークフロー全体にわたり、迅速に行えるようになります。オートデスクは、製品の機能強化やラインナップの拡充を通じて、クリエイタがニーズに最適なソリューションを選択し、高い生産性のもと、高品位なコンテンツを制作できるように支援します。
今回発表された各製品の特徴は、次の通りです。
Autodesk Softimage 2010(オートデスク ソフトイマージ 2010)
Autodesk Softimage 2010は、ゲーム開発、映画、放送業界で高い実績がある3次元ソフトウェアの最新版で、最適化されたコアアーキテクチャ、Softimage Face Robotテクノロジを利用したフェイシャル・リギング・アニメーションツールセット、ならびにカスタムICEノードに対する優れた制御を実現する機能を搭載しています。
第3世代のSoftimageギガポリゴンコア アーキテクチャであるギガポリゴンコアIII は、現在、プロジェクトで最も求められる優れたデータハンドリングと大幅な処理速度の向上を実現します。
Softimage 2010にはFace Robot テクノロジが搭載されています。このFace Robotは、3次元 フェイシャル リギングとアニメーション制作に特化したソリューションです。ゲーム開発者やビジュアルエフェクト制作者は、生命感あふれるフェイシャル アニメーションを迅速に制作できます。Autodesk Maya ソフトウェアエクスポータの利用により、Face Robot のフェイシャルアニメーションをMayaにエクスポートでき、より統合された CG (コンピュータ グラフィックス)キャラクタのワークフローを実現できます。
Autodesk MotionBuilder 2010(オートデスク モーションビルダー 2010)
3次元 キャラクタ アニメーション ソフトウェアの最新版であるAutodesk MotionBuilder 2010は、パフォーマンスの高速化、アニメーションワークフローの強化、物理処理能力の拡張、相互運用性の向上を実現しています。
コアエンジンの改良ならびにそのメモリの最適化により、大きなシーンファイルに対しても優れたパフォーマンスを実現し、また、Storyツールのノンリニア編集機能の高速化により、シネマティクスや動作編集シーンのデータ処理が一層、高速に行うことができます。
MotionBuilder 2010はAutodesk HumanIKミドルウェアの最新ライブラリを統合しています。また、HumanIKプラグインと協調させることで、MotionBuilderのポーズコントロール、キャラクタコントロール、キャラクタ定義リストを使うことができるようになりました。MotionBuilder 2010ではキャラクタテンプレートを更新して3ds Max Bipedへの対応が向上されており、Autodesk Softimage 2010にMotionBuilderのテンプレートリグを搭載させることにより、アプリケーション間のキャラクタデータ交換を容易に行えるようになります。
Autodesk Mudbox 2010(オートデスク マッドボックス 2010)
デジタルスカルプト テクスチャペイントソフトウェアのAutodesk Mudboxの最新版では、新しいワークフローの採用により、Adobe Photoshop、Autodesk 3ds Max、Autodesk Maya、およびAutodesk Softimageとの併用が容易になりました。
新たにAutodesk FBXソフトウェアのファイル転送テクノロジのサポートが追加され、クリエイタは 3ds Max、Maya、およびSoftimageで作成した3次元シーンをMudboxへ転送することができます。以前の.obj ファイル形式を使用する方法よりも可搬性が向上し、より多くのデータを含めることができます。これにより、反復作業を回避できるため、生産性が大幅に向上します。
Mudbox 2010には、生産性と品質を向上するための新しいツールが多数搭載されています。ドライ ブラシやクローン ブラシ、ペイントレイヤのやり直しや並べ替え、アンビエント オクルージョン マップの作成などが可能になります。また、SDK(ソフトウェア開発キット)が追加されたことにより、開発者はMudboxをカスタマイズして制作パイプラインに統合するなど、Mudboxの可能性がこれまで以上に広がります。
Autodesk Entertainment Creation Suite(オートデスク エンターテインメント クリエーション スイート)
Autodesk Entertainment Creation Suite により、ユーザはデジタル エンターテインメントを創造するオートデスクの3次元ツールセットを、手頃な新価格で購入できます。Entertainment Creation Suiteには、Autodesk Maya 2010、Autodesk 3ds Max 2010、Autodesk Softimage 2010の3製品のいずれかと、リアルタイム キャラクタ アニメーション ソフトウェアのAutodesk MotionBuilder 2010と、デジタルスカルプト テクスチャペイントソフトウェアのAutodesk Mudbox 2010がセットになっています。
販売パッケージ:
- Autodesk Maya Entertainment Creation Suite 2010 (Maya, MotionBuilder、Mudbox)
- Autodesk 3ds Max Entertainment Creation Suite 2010 (3ds Max, MotionBuilder、Mudbox)
- Autodesk Softimage Entertainment Creation Suite 2010 (Softimage, MotionBuilder、Mudbox)
Autodesk Real-Time Animation Suite(オートデスク リアルタイム アニメーション スイート)
Real-Time Animation Suiteには、Autodesk Maya 2010、Autodesk 3ds Max 2010、Autodesk Softimage 2010の3製品のいずれかと、Autodesk MotionBuilder 2010を組み合わせた製品です。アニメーションを多用するプロダクション、映画のプレビジュアライゼーション、映画制作における試行錯誤などの用途に理想的です。
販売パッケージ
- Autodesk Maya Real-Time Animation Suite 2010 (Maya、MotionBuilder)
- Autodesk 3ds Max Real-Time Animation Suite 2010 (3ds Max、MotionBuilder)
- Autodesk Softimage Real-Time Animation Suite 2010 (Softimage、MotionBuilder)
【各スタンドアロンライセンス製品の価格(税込み)および出荷開始日】
◆お客様問い合わせ窓口
オートデスク インフォメーションセンター
TEL: 0570-064-787
→オートデスクによるニュースリリース
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