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三菱電機,IPS方式で応答速度3.5msの23インチパネル採用ディスプレイ
RDT234WX(BK),RDT234WX-S(BK) | |||
配信元 | 三菱電機 | 配信日 | 2012/04/24 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
三菱23 型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」新製品発売
三菱電機株式会社は、広視野角で色彩再現力に優れたフルHD(表示画素数1920×1080)対応のIPS方式23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE (ダイヤモンドクリスタワイド)」の新製品2機種を5月18日から順次発売します。
新製品は、IPS 方式の液晶ディスプレイとして国内最速(※1)の応答速度3.5ms(GTG(※2))を実現したほか、スマートフォンを大画面・高画質で楽しめる機能を搭載しています。
(※1)国内販売のパソコン用 IPS 方式液晶パネル採用ディスプレイ(スタンドアロンタイプ)において(2012年4月24日現在、当社調べ。「オーバードライブチェンジャー」モード2選択時)
(※2)特定階調レベル間(例:31、63、95、127、159、191、223)の各応答速度の平均値
【新製品の特長】
■IPS 方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度により、鮮明な動画を表示
●オーバードライブ回路の工夫により、IPS 方式液晶ディスプレイ国内最速(※1)の応答速度3.5ms(GTG(※2))を実現し、残像感の少ない鮮明な動画を表示
●映像処理による信号遅延時間(※3)をOSD(オンスクリーンディスプレイ)に表示する「フレーム遅延時間表示」機能搭載により、リモコンのボタン1つでフレーム遅延時間を確認可能
●ゲームなどに最適なスルーモードオン時は、フレーム遅延時間0.1フレーム(※4)を実現
(※3)液晶パネルによる遅延を除く
(※4)インターレース信号入力時は除く
■スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる機能を搭載
●「画面スタイル」機能により、スマートフォンの画面を縦に表示する時、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに画面を表示
●「アドバンストDV MODE(※5):モバイル」搭載により、スマートフォンの表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択・設定可能
(※5)DV MODE:Dynamic Visual MODE
●「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力を従来品比約29%削減
●「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力は従来品(※6)の49Wから約29%削減となる35Wを実現
(※6)RDT233WX(BK)
【発売の概要】
【発売の狙い】
近年の液晶ディスプレイは、さまざまなコンテンツを楽しむため、フルHDによる高画質化やAV機器やゲーム機などを接続するためのHDMI端子の搭載などが進んでいますが、さらなる動画性能や利便性の向上が求められています。また、スマートフォン(以下スマホ)の市場拡大に伴い、スマホ自体に外部映像出力の機能を有する機種が増えており、スマホの画面を大きく映し出せる映像機器の需要も増えています。
当社は今回、IPS方式の液晶ディスプレイでは国内最速(※1)の応答速度3.5ms(GTG(※2))を実現したIPS方式23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」の新製品2機種を発売します。動きの速いシーンでも残像感の少ない鮮明な表示で動画コンテンツを楽しめるほか、スマホを大画面・高画質で楽しむための機能を搭載し、ユーザーの楽しみ方をさらに広げることができます。
【特長の詳細】
■IPS方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度により、鮮明な動画を表示
●液晶画素の中間階調の応答速度を向上させ立ち上げを速めるオーバードライブ回路の工夫により、IPS方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度3.5ms(GTG(※2))を実現しました。従来品RDT233WX(BK)の3.8ms(GTG(※2))よりも応答速度が向上し、動きの速いシーンでも残像感の少ない鮮明な表示で、動画コンテンツを快適に楽しめます。「オーバードライブチェンジャー」機能の効果は、映像コンテンツに合わせてオフ/モード1/モード2の3段階から選択できます。
●シューティングゲームや格闘ゲームなどで特に気になるフレーム遅延時間をOSDで確認できる「フレーム遅延時間表示」機能を搭載しました。スルーモード時やPinP(※7)動作時などの設定によってフレーム遅延時間は変化しますが、現在の設定でのフレーム遅延時間をリモコンのボタン1つで確認できます。
●ゲーム機のクイックな入力操作に対応するスルーモードオン時(※8)には、フレーム遅延時間わずか0.1フレーム(※4)を実現しています。
(※7)ピクチャー・イン・ピクチャー
(※8)スルーモードをオンにすると、子画面や3次元ノイズリダクションがオフになるほか、オーバースキャンは「フル」(100%)、画面サイズは「アスペクト」となり、自動的に機能しなくなります。
■スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる機能を搭載
●PC画面とスマホ画面(※9)を2画面表示する際の表示方法を選択できる「画面スタイル」機能により、ディスプレイ上でスマホ画面を縦表示する場合、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに余白なく表示できます。また、機種によって異なるスマホ画面の縦横比率に合わせて、子画面のサイズを変更できます。
(※9)スマートフォンには、ディスプレイ(HDMI端子)と接続可能な映像出力端子があるものとないものがあります。映像出力端子付のスマートフォンとディスプレイ(HDMI 端子)との接続には、携帯電話会社がサポートしているオプション品または市販の変換ケーブル/変換アダプターなどが必要です。また、すべてのスマートフォンとの接続に関して、動作保証するものではありません。
●スマホ表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択し、設定できる「アドバンストDVMODE:モバイル」機能を搭載しました。4つのモードは次のとおりです。
- テキスト: 文字表示が多い画面に適した設定
- フォト: 自然画や静止画に適した設定
- 動画(高解像度): スマホで撮影した高解像度の動画に適した設定
- 動画(低解像度): ストリーミング動画など、低解像度の動画に適した設定
■「高透過率IPS 方式液晶パネル」採用により、消費電力を従来品比約29%削減
「高透過率IPS 方式液晶パネル」採用により、消費電力35Wを実現しました。従来品(※6)の消費電力49Wから約29%削減しています。
【その他の特長】
■さまざまなコンテンツをより美しく映し出す「アドバンストDV MODE」搭載
●表示するコンテンツに適した画質を簡単に設定できる「DV MODE」を進化させた「アドバンストDV MODE」では、「静止画」(4モード)、「動画」(4モード)、「モバイル」(4モード)、「動画(自動)」から選択できます。「動画(自動)」では、入力された動画情報を自動で判別し、「テレビ」「シネマ」「ゲーム」の3つのコンテンツに適した画質を自動設定します。
●各モードはリモコンで切り替えでき、予め設定すれば使用しないモードをスキップできます。
■「ギガクリア・エンジンII」搭載で、高画質映像を自然な解像感で表示
●超解像技術や独自の高画質技術を凝縮した画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジンII」搭載で、より自然な解像感でクッキリとした高画質映像を表示します。「ギガクリア・エンジンII」の主な機能は次のとおりです
●付属ソフトウエア「ギガクリア・ウインドウ」(※10)をPCにインストールすることにより、マウスで指定した任意の画面エリアだけに超解像技術を適用できます。
(※10)Windows 7のみ対応。DVI-DおよびD-SUB入力のみ対応
■デジタル2画面表示機能(PinP/PoutP)で親子画面表示
●2つのデジタル映像入力に対応した2画面表示機能(PinP(※7)/PoutP(※11))(※12)を搭載しました。入力方式の異なるデジタルのPC画像(DVI-D 入力)とビデオ映像(HDMI 入力)を親子画面で表示できます。攻略サイトを見ながらゲームしたり、オンラインゲームの待ち時間にブログなどの書き込みができます。
●PinP/PoutPの子画面のみに超解像技術を適用できるので、PC作業をしながら、子画面では細部まで解像感のある動画を視聴できます。子画面の表示位置やサイズは変更可能です。
(※11)ピクチャー・アウト・ピクチャー
(※12)HDMI1とHDMI2、ミニD-SUB15ピンとD端子との組み合わせでの子画面(PinP/PoutP)表示は非対応
■ゲーム機やAV 機器を簡単に接続できる各種の端子を装備
ビデオ入力には、デジタル信号のHDMI端子2系統(※13)とアナログ信号のD端子1系統を装備しているため、さまざまなゲーム機やAV機器を接続できます。また、480iや1080iのインターレース信号入力時もちらつきが少ない映像を表示します。PC接続用にはDVI-D 端子1系統、HDMI端子2系統(※13)、ミニD-SUB15ピン端子1系統を装備しています。
(※13)HDMIはPC入力コネクター(デジタル)/ビデオ入力コネクター(デジタル)共用
■映像ソースに適した画面サイズとアスペクト比を選べる「画面サイズ」機能搭載
ゲーム機器などの映像を拡大表示する「フル」「アスペクト」「2×ズーム」(※14)と、そのまま表示する「リアル」のモードから選択できます。
(※14)「2×ズーム」で縦横2倍拡大できない映像信号が入力された場合は、「リアル」と同じ動作になります
■カラーマネージメントソフトウエア「EASYCOLOR!3」を同梱
付属の色調整用チャートを見ながら簡単にカラーマネージメントができます。
■電源内蔵でも薄型の奥行き39mm
LEDバックライト採用と電源ユニットの薄型化により、電源内蔵でも薄型の奥行き39mm(※15)を実現しています。また、足元をしっかり支えるアルミダイキャスト製スタンドを採用し、取付位置を変更することで3段階(1段階:15mm)の高さ調節ができます。
(※15)スタンド部分除く
■その他
- 携帯用ゲーム機の信号をフル画面で表示する「ポータブル」を含むAVアスペクト機能搭載
- 映りこみが少ないノングレアパネルと、鮮明度の高いグレアパネルをラインアップ
- 入力切替など本体の機能を手元で簡単に操作できる多機能な専用リモコンを付属
- きめ細かく、なめらかな階調表現を実現する「10ビットガンマ」機能搭
【主な仕様】
→三菱電機
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