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フィギュアなしでボリュームアップ。工画堂スタジオのミュージックアクション新作「ディアピアニッシモ ルフラン」
シナリオの分量は従来作の約3倍,イベントグラフィックスは前作の2倍となる全40枚で,ディアピアニッシモの「もうひとつの切り口」が描かれる。
なお,グラフィックスは前作同様南野彼方(みなみのかなた)氏が担当し,新曲3本の作詞作曲も,前作から引き続き橋本みゆきさんを起用する。
フィギュア版ディアピアニッシモに収録されたストーリーは,第1章「ナギ編」(テキスト約5万字,イベントグラフィックス20点,想定プレイ時間3〜5時間)として,新たなオープニング曲とともに再録される。そのほかに,前作の敵役「鳴海澄香」(なるみすみか)と新キャラ「桐嶋姫依」(きりしまひより)を主人公とし,第1章のエンディングから始まる,いわば“ifの世界”である第2章「ナルミ編」が追加される。第2章のシナリオボリュームは第1章と同等で,イベントグラフィックスは10点,このシナリオのために起こされたプレイ可能な新曲1本からなる。
同様に,第1章より遡った設定で,第2章のエンディングから始まるのが第3章「ジャスミン編」だ。主人公は花山田茉莉花(はなやまだじゃすみん)先生と神さま,そして新キャラの「菊宮舞衣」(きくみや まい)で,シナリオボリュームは第1章,第2章とほぼ同等。第2章と同じく,10点のイベントグラフィックス,新曲1本で構成される。なお,新キャラのグラフィックスと設定は以下のとおり。
素直で明るく,煩わしいほど人懐っこく「子犬」のような女の子。だがそれは人から嫌われたくないがゆえであり,何事にも前向きで一生懸命だが,生来の虚弱体質のせいか,頑張りすぎると倒れる。世のため人のために役立ちたいという願いを持っているらしい。
シュウやナギたちがコンサバトリ(学園)に来る前,突然現れた小さな女の子。彼女自身も,自分がなぜここにいるのか分かっていない様子。悪戯っこで甘えん坊。ジャスミンのことを「ママ」と呼ぶ。
6月発売予定で,価格は6980円(税込)。第1章はフィギュア版と重なっているとはいえ,明らかに追加部分のボリュームのほうが大きい。すでにフィギュア版を購入した人も含め,新たな作品として注目しておくべきだろう。(Guevarista)
- 関連タイトル:
ディアピアニッシモ ルフラン
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