連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:特別編「ブシロードブースで気まずかった件」
本来ならば,木曜日は私の連載「男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ」の更新日なんだけど,せっかくTGSに来ているんだったら……ということで,連載みたいなものを幕張メッセからお届けしようと思っておる次第であります!(※編注:ごめーん金曜になっちゃった)
とはいえ,私は4日間4GamerがUstreamで配信する「TGS2012_4GamerLive」にMCとして出演しているのね。だから,自由に会場を歩く時間があまりない。ましてや試遊なんて夢のまた夢。なので,ゲイムショウに出展している各ゲイムの詳報は4Gamerにガシガシ掲載されている記事を参照してちょうだい。
ここでは,ゲイムショウ自体の雰囲気を私の目線から少しでもお伝えしていきたいと思っているわ。ちょっとイレギュラーだけど,今週のゲイムヒヒョー,イってみよう!
まず! 10:00の開場と同時に飛び込んだのが,レベルファイブブースね。昨年は近いタイミングで自社のイベントがあったからか出展していなかったんだけど,例年はふと気付くとものすごい行列ができてしまうのよ。ここって。なので,とりあえず奇襲気味に駆け込んだってわけ。
そして先ほど前フリで,試遊なんて夢のまた夢って書いてしまったんだけど,さっそく夢,叶えしモノになってしまったわ。うん。試遊できちゃったのよ。
「イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013」や「ダンボール戦機W」(PS Vita/PSP)なども魅力的だったんだけど,限られた時間ってこともあって,私の中での注目度が最も高かった「レイトン教授VS逆転裁判」をチョイスして遊んでみたわ。「ファンタジーライフ」も捨てがたかったけども,TGS2012_4GamerLiveに持ってきてくれるっていうしね。
で,試遊内容は,レイトンパートと逆転裁判パートのどちらかを選んでプレイできるというもの。レイトン教授も英国紳士だし,成歩堂くんにも「待った!」って言わせたいじゃない。英国紳士としては,どっちを選べばいいのか分からないわよ。まったく,レベルファイブったら,なんて酷な選択を強いるのかしら。
……と悩んだところで始まらないし,ここで立ち止まっている場合じゃないの。だからあっさりと逆転裁判パートに決定。ホラ,レベルファイブと初めて絡む男子のほうがやっぱり気になるじゃない。逆転裁判をどう料理してるのか気になるし。
てなわけで,ひと裁判体験してみたわ。で,その感想はというとですね。「3D画面で表示された逆転裁判のキャラクターが予想以上にイキイキしてる!」ってことに尽きるでしょうね。今回のレベルファイブの3DSタイトルは試遊台がすべて3DSLLでプレイできるの。すごいわねLL。
これはゲイムショウではなく3DSLLの感想になってしまうし,私だけかもしれないんだけど,画面が大きいと3D画面がより自然に負担なく楽しめる気がする。だから,ものすごく自然に3Dのナルホドくんを受け入れることができたってわけ。TGSに足を運ぶ予定の人は,多少並んででもプレイしてみる価値はあるでしょうね。お土産ももらえるし。
お土産といえば,毎年各メーカーのブースで無料配布物を集めるのもゲイムショウならではの光景なわけだけれども,今年に関していえばセガブースで配られるショルダーバッグが,ひと際大きい存在感を示していたわね。これでもかっていうくらい大きくて,それでいて肩からぶら下げられるから,ほかのブースでもらったものを入れておくのに非常に便利なのよ。
会場を見渡してもそんな人ばっかりだったから,広告としても大きな効力を発揮してるんでしょうね。何はともあれ,抜群の収納力を誇るこの袋,もらわない手はないわよ。よっぽどキッチリとブース巡りを計画している人でない限り,まず最初に向かうべきブースはセガよ。これは断言してもいいわ。
まずセガでショルダーバッグを入手する。これでだいぶ荷物的に楽になるはず。誰も教えてくれないTGS2012の攻略法ね。いや,これがあるとほんとブース巡りが楽になるから,物販ブースを攻めようという人にもオススメ。
そうそう,ここで一つ注意を。今年はKONAMIブースに行ってもウイイレの最新作「ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013」(PS3 / PSP / 3DS)(以下,ウイイレ2013)は試遊できません。時間がないこの状況で,KONAMIブースの隅から隅まで探し倒した私が言うんだから間違いないわ。うわーん。毎年試遊できていたのに。
ここでもの凄いウイイレワークを披露してドヤ顔するべく,この2週間,毎日無料体験版で練習していたのに! なので,毎年ウイイレを楽しみにしていた人は注意してね。そしてその代わりっちゃあなんだけど,私がこの2週間練習していたウイイレ2013の無料体験版は,強制CMデモがカットされている分,例年に比べて格段にプレイしやすくなってるわ。ファンは是非にお楽しみあれ。
そして,TGS2012に話を戻すと,ことサッカーゲイムに関して言えば,ウイイレは試遊できなかったけどFIFAの最新作「FIFA 13」(PS3 / Xbox 360 / PS Vita / PSP)は例年よりも試遊スペースが拡大されていたわよ。サッカーゲイム熱をTGSで発散したいのであれば,FIFA 13をプレイすればいいじゃない!
毎年言ってる気がするけど,無料体験版でも試遊台でも,とりあえず無料で遊んでみて自分に合うようならば実際に購入してプレイすりゃいいのよ。なので,気になったゲイムは時間の許す限り楽しむってのがTGSのベーシックな楽しみ方でしょうな。
あと,今年とくに気になった点として,各メーカーのブースに人形や着ぐるみなどのキャラクター展示が例年に比べて増えたことが挙げられるわね。
カプコンブースの成歩堂くんであったり,コーエーテクモゲームスのケンシロウであったり,信ニャがの野望であったり。各メーカーのブースでついつい記念撮影したくなるような置物が数多く設置されているの。なので,例年以上に見た目にも楽しいTGSと言えるんじゃないかしら。
……ついつい記念撮影したくなる,と言えば触れねばならんでしょうなあのことに。ブシロードブースについて。なんと今年のブシロードブースには,リングが設置されているの。リングって,あのリング。貞子がどうたらとかういうリングでもなければ,結婚を記念するリングでもないし,火の輪をくぐるリングでもない。リングこと,四角いジャングルね。それがゲイムショウの会場に設置されているの。で,どうやらそこで毎日プロレスリングの試合が行われるらしいのよ。
一応,末端ながら私もプロレス業界で生きている人間だから,業界最大手の新日本プロレスがそこで試合をしているときたら,同じ空間にいるのって絶妙に気まずいじゃない。「あれ? 君はなんかしないの?」的な目で見られる感じが。
なので,なるべく近づかないようにしようと思ってて,でもまあTGSの会場にリングが設置されているのはシュールだなということで,写真だけは撮っておこうと朝イチでブシロードブースに行って撮影していたら……私の横に木谷社長がいたという。ここまで穴という穴に入りたい気持ちになったのは久しぶりね。
で,試合は見ていないのだけども,どうやらプロレスの試合は盛況だったようで,その点では我がことのように嬉しかったわ。普段プロレスを見る習慣のない人は,TGSという機会にぜひプロレスってものを見て,なおかつ楽しんでもらえると嬉しいわ。メジャー団体が試合してるってのに,私なんかが言うことじゃないんだけど。ああ気まずい。
そんな感じで,時間がない中で私なりに楽しんだ駆け足TGSリポートをお届けしたんだけど,少しは雰囲気が伝わればいいなと切に願うわね。ホント,楽しいのよTGSって。
ステージイベントも豊富だし,おみやげもあるし。ゆるキャラも増えたし,なぜか女性コンパニオンが多い中,マッチョな黒人男性コンパニオンもいるし。
で,会場に足を運べない人は私が出演するTGS2012_4GamerLiveを見ればいいじゃない! 会場に行ける人は一年に一度のお祭りに身を投じてみればいいじゃない!
それでは,Ustにせよ会場にせよ,幕張でお会いしましょう! また明日!
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