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Pong風の無料ゲーム「Angry Face」が公開。開発したのはジョン・カーマック氏の9歳になる長男
Angry Faceは,1人のプレイヤーがキーボードの「W」と「S」を,もう1人のプレイヤーが「K」と「I」を使ってラケットを動かすというルールで,打たれるごとにボール役の“ハッピーフェイス”が,“アングリーフェイス”に変わっていくというゲーム。いかにも子供向けの対戦ゲームといったところで,大きなお兄さんやお姉さんなら,1人で操作してみるとチャレンジしがいがあるかも知れない。
フェイスの変化は母親に描いてもらったものを「GIMP」で切り抜き,サウンド効果は4歳の弟の声を「Audacity」で録音するなど,無料ソフトを開発に取り入れている様子で,小学生らしい家族を巻き込んだゲーム作りがかわいらしい。ただ,実はAngry Faceの公式サイトには,父親のことは「お父さんはUnity 3Dのこと知らなかったから,一緒に勉強した」としか書かれておらず,ジョン・カーマック氏と血縁であるということは,父親のTwitterにより判明している。
ライアン君は,好きなゲームとして「Minecraft」のほかに,「BRAVELY DEFAULT」「二ノ国」「ゼルダの伝説」といった日本のRPG作品を上げている。また,TRPG「Dungeons & Dragons」に熱中し,自己紹介の半分はその話に割かれているなど,とにかくRPGが大好きな様子である。
果たして,この作品が父親譲りのプログラマー人生を歩む第1歩となり,親子2代続けての稼業となっていくのであろうか。その行く末を楽しみにしたい。
「Angry Face」公式サイト
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