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コナミとUNIANAが日韓共同開発する「Chaotic Eden」の2回目のテストが準備中
以前に「こちら」でお伝えした,コナミと韓国UNIANAが共同開発しているMORPG「カオティックエデン」の2回目のテストについての情報が発表された。
今年6月14日に実施されたテスト「アドベンチャーパーティー」以来,2回目となる今回のテストは,8月29日から9月2日までの期間,“5日間のダンジョン探険”という名称で行われ,公式サイトを通じて誰でも参加可能なオープンテストとなる。なお,今回のテストではプレイヤーが直接ダンジョンを設計できる「プレイヤーダンジョンシステム」をはじめ,モンスターやクエストなどさまざまな新要素が公開される予定だ。
本作はコナミが企画,シナリオ,原画,サウンドを担当しており,韓国のUNIANAがサーバーとクライアントのプログラム,細部グラフィックスを担当している。現在具体的なサービス スケジュールは公開されていないが,日韓の共同プロジェクトとしてはかなり順調に開発が進行しているようだ。
なお,今回のテストのために,UNIANAから僅かに公開された同ゲームの特徴を紹介しよう。
Chaotic EdenはローグライクRPGというジャンルをベースにしているタイトルだ。これはダンジョンでの冒険とハンティングが主要な目的であり,モンスターをなぎ倒して経験値を獲得すればレベルアップしていくが,ダンジョンから出るとプレイヤーが得たデータ(経験)は初期化されてしまうというゲーム。ダンジョンはプレイヤーが進入するごとにランダムで生成されて,ターンベースの戦闘方式を取っている。日本では,「不思議のダンジョン」シリーズなどが同じローグライクゲームとして有名なタイトルだろう。
本作で最も特徴的なのは,UCC(User Created Contents)に基盤を置いたコンテンツ制作だ。プレイヤーは直接ゲーム上のダンジョンを制作して個人で所有できるとのことで,既存のオンラインゲームとは違った新鮮な面白さがある。
職業では,プレイヤーは最初,すべての種類の武器や防具などを使用できる“アドベンチャーキャラクター”という状態になっている。その後,転職を通じて約20種の職業を体験できる。
本作のレベルは大きく分けて,“ダンジョンレベル”と“ベースレベル”に区分されている。ダンジョンレベルはダンジョンでのプレイで経験値を獲得することで上昇していくレベルだが,ダンジョンから脱出すればレベル1にリセットされる。ベースレベルはダンジョンやクエストをクリアすると上昇していく持続的なレベルで,ダンジョンで獲得したダンジョンレベルの経験値をベースレベルの経験値に転換させられるとのこと。
そのほかタウンに存在するハウスを,プレイヤーがレンタルして内装を飾ったり,ほかのプレイヤーとのコミュニケーションの場所として活用できるハウジングシステムも準備中とのこと。家の構造や家具の配置などだけでなく,ハウスの外観も好みどおりに変えられるようだ。現在一つのタウンごとに最小200軒から最大1000軒のハウスが準備される予定だ。
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