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男色ディーノのゲイムヒヒョー:其の弐拾「大漁旗を掲げながら」
良作を手に入れまくって,ウハウハなゲイムライフを送っているという男色ディーノ選手。今回はその中から,「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」と「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」をご紹介。で,コルダは?
ここんとこホントに凄いわ。クリスマス商戦前からこんなに飛ばして大丈夫なのかしら? と不安にすらなるわ。まあ逆にクリスマスには,どうってことのない作品が並ぶような気がしないでもないんだけどもなグエヘヘヘ。
てな感じで,ひとまず羅列していきます良作ゲイムどもを! まずはニンテンドーDSの「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」(以下,DQIV),「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」(以下,有野の挑戦状),「プロ野球 ファミスタDS」「三國志DS 2」。そして据え置き型だと「ワールドサッカー実況ウイニングイレブン2008」(プレイステーション3本体を一緒に買うのもなぁ……ということでXbox 360版を選択)。どうよこのラインナップ。
厳密にはPSPの「アナタヲユルサナイ」も購入してるんだけど,まだプレイできてないわ。PSPだからって理由なのはご愛嬌。……イヤイヤ,私PSP好きよ? 音楽聴けるし不意に電池切れても続きからやり直せるときもあるし,メモリースティック替えればほかの人と共用できるし,バージョンのアップデート面倒くさいしロード時間が若干あるし。って書くとホントに嫌いっぽいけどそんなことはないわ。私ツンデレなのよ。普段こんなこと言っておきながら,いざPSP起動させるとデレデレ。起動させないだけ。
ってなわけでニンテンドーDS全盛のこのご時世,まずはDQIVからいきましょうか。最初に受けた印象は「やっぱDQはこうでなきゃ!」って感じかしら。正直な話,ここのところの「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」や「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」には,昔ながらのクエニストとして違和感を覚えていたのよ。
もしかしたら,DQIVもニンテンドーDSへの移植にあたって独創的なアイデアが盛り込まれてしまっているのではないかと,ちょっとだけ不安だったの。でも,DQIVをプレイして安心した。懐かしいだけじゃなく,面白いのよちゃんと。そしてあらためて思った。ライアンになら抱かれてもいい,と。
RPGのあるべき姿がここにはあるのよ。瀕死だった人間が宿屋に泊まると全快するし,死んでしまった人間も教会で生き返る。世界を救おうかという英雄が不法侵入と窃盗を繰り返すし,世界が危ないってときに勇者に武器を無償提供せず売りつける。こんなゲイムならではの世界観とファンタジーへの順応性を,私達にたたき込んだのがDQシリーズなのよ。だがそれがいい!(前田慶次風)
DQシリーズ好きなら是非! これが面白くない人はRPG好きを名乗ってはいかんと思う。イヤ,さすがにそれは言い過ぎ以外のなんでもないのだけれども,まあそれくらい私はDQが好きで,DQIVはそんな私の期待を裏切らなかったって話。あ,あとプレイステーション版を持っている人は,あえてこの時期に再度そちらで遊ぶのもいいと思うわ。
ちなみに,このソフトは私が知ってるレスラーの間でも大流行。対戦で分が悪くなるとリセットも辞さないローション松永選手,最近我がDDTに定期参戦中の眼鏡が似合う知性派レスラー ヤス・ウラノ選手も揃って「面白い」と絶賛。示し合わせたわけでもないのに,3人が同じ巡業バスに同じソフトを持ち込んだってことは,やはり「このソフトは押さえないといけない」という気分にさせられる何かがあるんでしょうね。
ちなみに「どうせ誰か買ってるだろ」的な気分で同じ時期に発売された「マリオパーティDS」を買ったものの,結局みんながゲームセンターCXをチョイスしたがゆえ,バスの中では一人ぼっちのパーティを開いているジャイアント修二選手(身長2m弱)の寂しそうな瞳を私は一生忘れない。
おっと2タイトルを紹介したところで今週は時間が来てしまったわ。残るファミスタDS,三國志DS 2,ウイイレ2008の話と「プロ野球チームをつくろう!ONLINE」でコスト9の金本選手(「三国志」で言うところの関羽級)を引いた話はまた来週! それではよいDQライフを! コルダのことも忘れてないわよ!
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ゲームセンターCX 有野の挑戦状
対応機種:ニンテンドーDSメーカー:バンダイナムコゲームス
発売日:2007年11月15日
価格:5040円(税込)
CEROレーティング:A
公式サイト:http://namco-ch.net/gamecenter_cx/index.php
- 関連タイトル:
ゲームセンターCX 有野の挑戦状
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