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Men of War

Men of War
公式サイト http://www.1cpublishing.eu/game/men-of-war/
発売元・開発元
発売日 2009/03/16
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このゲームの読者の評価
72
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • PCゲームの良さを死守した良作 70
    良い点
    ・豊富なミッション
    質、量ともにボリューム満点!ナチスドイツ、アメリカ、イギリス、ソビエトをミッションで操作可能、また登場する兵器も豊富でリプレイ性は抜群。

    ・高い自由度
    他のRTSと違い生産システムが全く存在せず、一部のミッションでは目標達成かポイント獲得で新たにユニットを投入できるものの、基本は今手元にあるものマップに存在するものなどを可能な限りうまく使って目標を達成するのが一番楽で望ましいプレイスタイルであるが、生産こそ無いものの、敵味方関係なしにマップ上にあるさまざまなものを駆使することによって無限に自分独自のプレイスタイルを編み出せるのがこのゲームの最大の魅力といって良い。

    ・豊富な操作内容
    治療、匍匐、射撃モード、移動モード、武器の切り替え、リロードや直接武器の射撃を操作することが可能な点、さらに同時に最大8ユニットから兵員一人まで細かい操作が可能でどんなにありえないくらい難しいミッションでも、細かく操作をこなせば何とかなるようなつくりをしている。

    ・マルチプレイ
    友人と協力してミッションを楽しめる、また自分で好きなミッションを作って友人と一緒に楽しめる。

    ・MODへの対応
    MODへの対応が他タイトルに比べて寛容で、豊富なMODを比較的手軽に導入することが可能である。
    悪い点
    ・日本語版が無い
    マイナーとはいえどもそれなりにいいタイトルである以上日本語版が欲しかった。

    ・AIがショボすぎる
    目の前にいても気付かなかったり、撃たれても気付かなかったり、戦闘から逃げてもしつこく追跡せず、また戦闘で敵側のユニットが何人死のうと収束すればすぐにほとぼりが冷め敵がまたもとの位置にもどり、あまりにリアルさに欠けた部分がプレイ後考えさせられるときがある。

    ・操作精度が悪い
    豊富な操作内容とは裏腹、操作精度で残念な部分が多く、あえて危険なルートを通じて目的地へ向かったり、敵が目の前に来ても発砲しないときがあったりと特に少人数しか登場しないミッションでは少しでもAIが操作命令を理解し間違えると取り返しのつかないことになるためよりクールなプレイをしたいときは途中でこまめにセーブしないといけない場合が多い。

    ・マルチプレイの出来がいまいち
    ゲームスパイに登録をしさらにプレイ自体もシングルキャンペーンを一緒に完遂するのがほとんどで、それ以外はすべてMOD任せというスタンスがちょっと残念。

    ・グラフィックスの品質が微妙
    DX9の中でも比較的画質がシンプルなほうで、物の形はいうまでもなく同じ世代のゲームから見るとあまりにもエフェクトが単純で2009年のゲームとしてはもっと画質の高いものを出しても良かったのではないかと思う。
    総評
     生産システムが無いRTSとはいえ、内容は他のどのRTSタイトルにも劣らないとは言うまでもない。草木や岩から被弾して地面に出来た穴までもが遮蔽として利用可能な上、敵の小銃、弾薬から、戦車、大型固定砲までもが鹵獲可能。銃弾は数種類に別れており、どれも国別関係なく互換性があり、倒した敵の死体からいくらでも物資を獲得して戦闘を継続可能。ミッションもからくりのような作りをしているものが多く、一見不可能でも、慎重かつ細密な判断と行動で進めば全く味方から犠牲者を出さなくてもクリア可能。また、マップ上随所で敵の弾薬箱などが置かれており、中にはミッションを有利に進めるヒントとなる武器またはアイテムが置かれており、リプレイした分だけ違うものが見えてくる点でPCゲームとして本来持つべき、自由度と深度がこの作品のなかにあると思う。とくに、ここ数年PCゲームの衰退でほとんどが単にゲーム機からの移植に過ぎないタイトルで、かつRTSというPC独特のジャンルであるために大手からあんまりでないし、出てもいいものとはいえないものが多い中、独自のゲーム性を保ちつつ且つ前作FACE OF WARから正統に進化したタイトルとしてこれは素直に評価すべきタイトルであると思う。ただ、その一方でグラフィックスの質がいまひとつで、エフェクトなどもアメリカ産のRTSと比べるとシンプルな点は否めない、またAIの操作精度が悪く反応が微妙に遅い点でどうしてもストレスを感じる部分はあると思う、さらにミッションも難易度簡単でも始めてプレイする方には大変難しく感じさせるものが多い、しかし本物のPCゲームとはゲーム機とは違いもともと万人向けのような作りをしていない意味でも、本作は近年数少ない本物のPCゲームとしていえると思うし、その点において今後のロシア産RTSの新作に期待してなりません。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 4 5 5
  • ロシアの異色なRTS 75
    良い点
    [いわゆる普通のRTSではない、オリジナリティが光る]

    ・戦闘特化型のWW2モノRTS

    戦場は主に欧州方面で、兵士や戦車、対戦車砲などが盛り沢山。
    ゲーム性は、生産要素は排除した戦闘メインのRTSです。(マルチPは特殊)
    ユニットは初期ユニット、イベント追加、増援コマンドなどで増減します。
    ちなみに、ユニットは全て1キャラ毎の操作となります。

    ・キャンペーンモードが主軸

    メインとなるのはソヴィエト編で、その他にもドイツ編と連合国編、
    ボーナス編(プレイヤー制作のミッション)があります。
    キャンペーンが売りの作品なだけに、ミッション毎のゲーム内容は中々に挑戦的です。
    基本的に難易度の高いミッションが多いですが、ある程度の戦略性がこちらに委ねられているので非常にやりがいがあるかと思います。

    ・RTSに戦場での個々の補給概念

    このゲームには戦車や対空砲といった兵器にも歩兵が必要となっており、
    稼動させるには配置を、大破したのなら隊員退避など、非常に凝っています。

    それだけではなく、ほぼ全てのユニットには“アイテム所持”の概念があり、
    例えばユニットの攻撃には銃器+弾薬が必須です。加えていえば歩兵は銃器の選択
    (SMGを使うかライフルを使うか?)をはじめ銃撃から身を守るヘルメットの装着も自由です。戦車なども敵によって弾頭の種類を選ぶことが可能です。

    ・大局的操作よりも細かい操作が鍵を握る

    一人一人を操作でき、そのうえ歩兵や戦車、
    あらゆるユニットの攻撃箇所・タイミングを自分で指定できます。
    歩兵で敵のヘッドショットを狙うもよし、対戦車砲で脆いキャタピラ部分を狙って動きを止めるもよし。敵の銃撃が厳しいときは伏せるのが賢明でしょう。

    と、簡単操作で“RTSのもどかしさ”を突破してくれる良いシステムです。
    なんといったって、スニーキングミッションがあるくらいですからね(笑)

    ・そこは戦場。あらゆるものを利用し尽す

    ここもまた無駄にこだわりのある部分で、
    歩兵はシステム的にカバーポジションが実装されています。
    特質すべき点は、土嚢や地形のくぼみはもとより、実際に稼動している/操作できる車両の車体なんかも一瞬にしてカバーポイントとなる点です。

    また、敵が破棄した兵器を鹵獲したり、鹵獲目的で 先に挙げた攻撃指定のシステムにより敵戦車の“砲塔だけを潰す”といった戦略がとれるのは面白いですね。

    ・MODやエディットでオリジナルが作れる

    技術のある方は作り手に、そうでない方は簡単にMOD利用で遊ぶことが出来ます。
    オプションの項目にMOD欄がある点からも、そういう遊び方に重きがあるようです。

    ・LAN,インターネット対戦に対応

    日本でも、ネット対戦のコミュニティがある模様です。

    ・拡張パックが既に発売

    自分はまだ未プレイですが、拡張パック「Red Tide」も既に発売されているので、
    本製品が気に入った方ならば、まだまだ遊べる作品になりうるかと。
    (Steamなどでは両作品を含むGold Editionがあります)
    悪い点
    ・今現在、日本語版がない

    プレイするにあたり、英語版となります。
    ただ、操作方法は到って明快ですし、ミッションストーリも視覚的に分かりやすいので、あまり憂慮しなくても大丈夫かなと。

    ・高い難易度

    これは人それぞれだと思いますが…俗にいうマゾゲーの一種だと思います。
    難易度はEasy/Normal/Hardの3種類から選べますが、ノーマルでも難しいです。
    救済策としては、MoW wikiには管理人の方の攻略法がありますし、
    ネットを回れば人様のプレイ日記があるので参考になります。

    ・スカーミッシュモードがない

    良い点にも挙げましたが、独特なシステムのRTSな為、
    同じ環境でCPUと対戦するモードといったものがありません。
    強いて言えばMODで自作することは可能ですが、「RTSといえばスカーミッシュ」という方にはやはりオススメできません。

    ・マイナー過ぎる

    一応いくつかの作品の続編なんですが、イマイチ知名度に欠けますね(^^;)
    海外のメタスコアでもボチボチの評判で、日本でもそれなりに評価されても良いと思う作品ですが、一見すると地味というところでしょうか。

    総評
    一般的なRTSに飽きただとか、骨のあるキャンペーンをプレイしたいという人には
    是非ともオススメできる一品です。

    グラフィックスは決して綺麗といえるレベルではありませんが、
    十二分に細かく描写されたゲーム内は環境や雰囲気を損ねることはありません。

    良い点にも挙げたように、本作は非常に細かいレベルまで描いているので
    歩兵が地雷を敷設するのが堪らないだとか、耐久度に余裕のある自軍戦車が 敵の一発の戦車砲で運悪く装甲を貫通して鉄くずと化すことがあっても、至極もっともである。
    と思える方なら、やはりオススメできます。

    ここ、4Gamer.netのサイトにもDemo版があるので、
    気になった方は遊んでみては如何でしょうか。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 3 4 4
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