「ブラッド オブ バハムート」，冷酷で非情なる氷雪の女王“シヴァ”などを紹介

　スクウェア・エニックスが開発中のニンテンドーDS用ソフト，「ブラッド オブ バハムート」の最新情報をお届けしよう。

　以前お伝えしたとおり，本作では巨獣の部位破壊などで得られるマテリアルを使って，武器などが合成できる。また，一つの武器から複数の派生を持つものも数多く存在し，使用したマテリアルによって，まったく異なる特性を持つ武器が作れる。


　イブキの初期装備である「青銅太刀昇龍」も，合成で組み合わせた素材次第で，違う武器へ派生するものの一つ。青銅太刀昇龍と石獣の外皮で合成を行うと，黒い刀身を持った「野武士の太刀」に，氷のエキスを使用する合成であれば，氷属性を備えた「氷太刀無銘」となるのだ。合成に必要なマテリアルは，合成画面でいつでも確認できる。

行商人の親子

　そして，武器の合成を行ってくれるのが，名前も年齢も分からないサラマンダー族の“行商人の親子”。サラマンダー族には，巨獣からはぎ取った素材（マテリアル）を，炎を操って装具に錬成する“合成術”が伝えられてきたのだ。
　“巨獣サラマンダー”は過去の巨獣戦争であっさり敗れ，すでに絶滅していたが，国民達は得意の合成術を生かして，世界各地でたくましく生活している。この行商人の親子も，巡礼路の上でひっそりと合成屋を運営していたところを，イブキ達と出会ったのだ。この親子，錬成術は父親が長けているが，商才はもっぱら娘（？）が発揮しているのだとか？

　さらに今回は，第四の巨獣“氷雪の女王シヴァ”と，機械銃による遠距離からのサポートを得意とする，シヴァ族の“リュマ”が公開されている。

氷雪の女王シヴァ

　オーロラのベールに包まれた魔性の美しさは，一目見ただけでその者の心を奪い，畏敬の念すら抱かせる。その噂を聞き，こぞって訪れた冒険者達がシヴァの美しさに心奪われ，国を去ろうとしなかったため，民はついに国を閉ざしたという。

　現在でも鎖国は続き，シヴァへ近づくことは禁じられているため，その美しさは口伝されるのみである。巨獣でありながら高い知性を持っており，いたずらに争うことを好まず，戦渦の中心から巧みに離れ，冷静に戦乱の未来を見守っている。

　戦いにおいては，優雅に雲海を舞う姿とその微笑みで，相手が心を奪われた瞬間に容赦なく激しい攻撃を見舞う，冷酷で非情なる女王の一面を見せる。弱点のコアを探すためには，身体にまとう鎧を一つずつ剥がしていかねばならない。

リュマ

種族：シヴァ族
年齢：28才
武器：機械銃

　故郷シヴァを離れ，世界を旅する自由人。古くさい慣習に縛られた祖国シヴァを抜けだし，広い世界を見るために旅を続けている。風のように自由で飄々とした性格をしており，細かいことや堅苦しいことを心底嫌う。

　新しい物が好きで，旅の途中で手に入れた最先端の文明の利器である“機械銃”も役に立つからではなく，ただ新しいから面白半分に手に入れたもの。そんな彼が，風の噂で聞いたイブキの義勇隊に参加するに至った真相とは……？

　戦いでは，長い射程を生かした後方からのサポートを得意とする。小型モンスターに囲まれると弱いので，立ち回りには注意が必要だ。


※画面はすべて開発中のものです