ニュース
大地震に直面したときに何ができるか? シリアスゲーム「D-Moment」が明日発売
この作品は,「地震」および「地震に遭遇したときに役立つ実践的な危機回避方法」といった知識を,小説を読むような感覚でゲームを進めながら,身に付けられるというもの。大地震で被災した登場人物達が,知恵を出し合い,助け合いながら,さまざまな危機を回避していくという物語が描かれている。監修は,都市防災の専門家である,東京工業大学都市地震工学センター特任教授の梶 秀樹氏だ。
首都直下地震が2036年までに発生する確率が,約70%と言われている。2006年に内閣府が発表した「首都直下地震対策の概要」によると,首都直下地震が起きた場合,死者約1万1000人,負傷者約21万人,建物全壊棟数/火災焼失棟数約85万棟,そして経済被害は約112兆円と試算されているほか,公共交通機関がストップすることによって帰宅困難者となる人は約650万人にも上るとされている。
これらの数値を少しでも下げるためには,一般の多くの人々が,正しい知識を身に付け,それに基づいた的確な行動をする必要があるだろう。
もちろん,身に付けた知識を活用する必要に迫られるような事態に直面しないのが理想ではある。しかし,こうしたソフトを使ってあらかじめ,知識を身に付けておいても,決して損はしないはずだ。
「D-Moment 〜巨大地震編〜」公式サイト
<ソフトの特長>
・大人のための知的エンターテインメント
−専門家監修による地震直後の状況を想定した設定と、ドラマティックストーリーが融合
−簡単なクリック操作で小説(ノベル)を読み進めるだけで地震関連知識が身に付く
・ゲームの表現力と特性を応用
−リアルな画像、迫力のサウンドによる臨場感によって記憶に残りやすく、自然な啓発に繋
がる
・地震関連知識を豊富に掲載
−地震前の防災対策から復興に至るまでの役立つ情報(Tips)を物語と絡めて多数掲載
−物語に登場しないものも含め、500以上のTipsを集めた「Tips集」を収録
−MyTips機能、Tipsプリントアウト機能により、自分だけのオリジナルテキストが作成可能
・携帯からのTips閲覧
−携帯電話サイト上でTipsの閲覧が可能になるシリアルコード付属
・いざという時に役立つ実用グッズ
−シリアルカードの裏面には、” 初動の心得” と” 災害伝言ダイヤルの使い方” を掲載
・携帯ストラップ型防災用ホイッスル「"アイムヒア"ホイッスル」を同梱
- 関連タイトル:
D-Moment 〜巨大地震編〜
- この記事のURL:
(C)2008 SG lab Inc. All Rights Reserved.