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【PR】「ハイエンドPCは金のムダ」だと思っている人にこそ読んでほしい,「Alienware Aurora ALX」の“もの凄さ”
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印刷2010/01/28 13:40

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【PR】「ハイエンドPCは金のムダ」だと思っている人にこそ読んでほしい,「Alienware Aurora ALX」の“もの凄さ”

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最近は,ゲーマー向けPCも本当に安くなった。オンラインゲームを想定したエントリー向けモデルなら5〜6万円くらいから購入できるようになっているうえ,ミドルクラスのGPUを搭載した製品でも,10万円前後から手に入るようになってきている。PCがコモディティ化していく過程で,価格が下がっていくのはどうしても避けられないが,NetbookやモバイルサブノートPCの登場もあって,だんだんと「10万円前後か,それ以下で買うもの」という認識が支配的になってきているようにも見受けられる。
そんななか,デルが展開するゲーマー向けPCブランド「Alienware」は,トップレベルのインテリジェントな高性能を発揮するインテル® Core™ i7プロセッサーを搭載した超ハイエンドマシン,「Alienware Aurora ALX」を,日本市場に投入してきた。BTO標準構成価格は,「ベーシックパッケージ」でBTO標準構成価格19万9980円(税込)から,それに加えてDirectX 11対応のGPUを採用する「プレミアムパッケージ」では23万9980円(税込)からだ。
ゲーマー向けPCの“常識”からかけ離れた,強烈な価格設定だが,そこにはいったい,どんな価値があるのだろうか? ゲーム用PCを購入するに当たって,高価なハイエンドPCははじめから選考の外という人にこそ,本稿を捧げたい。


冷却周りを自動制御する独自のギミックを搭載

内部構造は自作PCユーザー感涙のデキ


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ALIENHEADが目を引くAlienware Aurora ALX
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内蔵するLEDの色は,Alienware Command Centerから,8ブロックに分けて個別に設定可能だ。2色選び,一定時間で切り替わるような設定にすることもできる
 ノートPC「Alienware M17x」をもって,日本市場への侵攻を開始したAlienwareが,第2弾として「Alienware M15x」とともにリリースしてきたのが,デスクトップPC「Alienware Aurora」「Alienware Area-51」の2シリーズだ。今回取り上げるAlienware Aurora ALXは,よりコンパクトな筐体を採用したAlienware Auroraのうち,Alienwareならではの体験ができるという意味の「ALX」(ALienware eXperience)を冠した,高機能モデルとなる。

 その外観は,ユニークとしか言いようがない。少なくとも,世にあふれるゲーマー向けPCの,「とりあえず外装を黒くしておきましたよ」といったものとは,対極にあるといっていいだろう。
 Alienwareでおなじみ,エイリアンの顔を模した「ALIENHEAD」を,5インチベイのカバーを開くスイッチとして本体前面上部に据える筐体には,そこかしこにLEDが埋め込まれており,専用のコントロールソフト「Alienware Command Center」に用意された機能「AlienFX」から,好みの色で点灯させたり,点滅させたり,色を変化させたりできる。
 ただ光るだけだと,色によっては鬱陶しさを感じることもあるのだが,好みの色に追い込めるのはポイントが高い。

AlienFXから色を変更してみた例。ここではは,ALIENHEADを押して,5インチベイを開き,前面のLEDを分かりやすくしている
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左は,BTOオプションのほか,単体でも購入可能なAlienwareブランドのゲーマー向け周辺機器シリーズ「Alienware TactX」に属する,ディスプレイ,キーボード,マウスをAlienware Aurora ALXと並べたところ。AlienFXを利用すると,キーボードとマウスの内蔵LEDカラーも一括で制御可能だ。ちなみに,テストした限り,キーボードは6キーの同時押しに反応した
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Active Ventingのベンチレータが開いたところ(上)。写真は「全開」になるよう設定しているが,それでも5枚の羽根の角度が全部異なるあたりは芸が細かい。下は,Thermal Controlsのスクリーンショット
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 高機能モデルならではのギミックとして,「Active Venting」(アクティブベンチング)を採用するのも,Alienware Aurora ALXの筐体が持つ,大きな特徴といえる。
 Active Ventingとは,簡単にいうと,天板部に用意されたベンチレータ(換気装置)の自動開閉機能のこと。Alienware Aurora ALXでは,天板部に用意された5枚の羽根を自動で開閉させることにより,「平常時はベンチレータを閉じて静音性を追求する一方,3Dゲームなどを起動してシステムの負荷が高まり,自動制御される内蔵ファンの回転数が上がったら,自動的にベンチレータを開き,吸気性能を向上させる」といったことを,自動で行えるようになっている。

 この機能を制御するのは,AlienFXと同じくAlienware Command Centerから制御できる「Thermal Controls」(サーマルコントロール)。このThermal Controlsからは,トリガーとなるファンの回転数と,パネルをどの程度開くかといった設定が可能だ。

「天面吸気? 排気じゃなくて?」と思ったかもしれないが,Alienware Aurora ALXでは,筐体内を三つの「Chamber」(チャンバー)と呼ばれるブロックごとに分け,CPU&メモリモジュール,グラフィックスカード,HDD&電源ユニットという3ブロックを独立して冷却する構造になっている。そして,ベンチレータは,CPU負荷が高まったとき,吸気能力を上げるよう機能するのだ(※図の出展はデル)
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天板部は全面的にActive Ventingを採用している……わけではなく,実使用環境における使い勝手を重視し,最も前面寄りのところには,USB 2.0やIEEE 1394,ヘッドフォン出力&マイク入力用のミニピンインタフェースが用意されている。羽根を立てると,インタフェース群にアクセスできる仕掛け
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本体背面上部に丸いストッパーがあるのだが,それを外し,さらに天板最後部の羽根を持ち上げると,サイドパネルが開く仕掛け
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 だが実のところ,個人的に最も衝撃を受けたのは,内部構造だったりする。
 Alienware Aurora ALXでは,本体向かって左側のサイドパネルを外すことで内部へアクセスできるのだが,その細部の完成度がいちいち高いのである。
 吸気孔を兼ねたサイドパネルの裏側や,空気の流れを調整するカバーが,Alienwareの公式壁紙を模したデザインになっているのは,もはや軽いジャブといったところ。サイドパネルを開けると,自動的に筐体内部のLEDが点灯し,メンテナンスを行いやすくなっている点や,HDDを押し込むだけで装着できるストレージデバイス用スロット,ほぼ完璧にマネジメントされているケーブル配線などは,PCの自作経験があればあるほどうならされる。Alienwareの開発チームは,宇宙人にしておくのがもったいないほど(?)PCのメンテナンスをよく理解している印象だ。

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サイドパネルの裏側にもデザイナーの手が入っている。同時に,ただのデザインで終わっていたりはせず,例えばサイドパネル部のスカートは吸気孔になっており,CPU冷却用の外気を吸入可能
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専用のバッテリーユニットを搭載することで,コンセントをつないでなくても,サイドパネルを開けると自動的に筐体内LEDが点灯するギミックを実装している(左)。右はHDDのマウンタ部分。“カートリッジにネジ留め”などという無粋な作業は必要なく,かちっと音がするまでHDDを押し込むだけで取り付けられる
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「ここまでやるのか!」とうならされたのが,拡張カードスロットの外に用意された太陽マークのボタン。これを押すとその後しばらくの間,インタフェース周りがLEDライトで照らされる。PCの設置後にケーブルを取り回すとき重宝するはずだ


インテル® Core™ i7プロセッサーに

DX11世代の最速GPU×2を標準搭載


空気の流れを調整するカバーをワンタッチで取り外すと,2枚のグラフィックスカードが姿を見せる
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 あまりによくできた筐体だったので長々と紹介してしまったが,Alienware Aurora ALXは,スペック面にも一切の妥協がない。
 まずCPUは,インテルの最上位モデルとなるインテル® Core™ i7プロセッサー・ファミリーからBTOで選択可能。つまり,どの選択肢をチョイスしても,インテル® ハイパースレッディング テクノロジーを利用した4コア8スレッド処理が行え,いきおい,マルチスレッドに最適化されたゲームにおいて高いパフォーマンスを期待できるというわけである。
 一方,マルチスレッドへの最適化がそれほど進んでいないタイトルでも,今度はインテル® ターボ・ブースト・テクノロジーにより,必要に応じて自動的に動作クロックが引き上げられるため,やはり,高いパフォーマンスを期待可能だ。

 なお,冒頭で本製品にはベーシックとプレミアム,二つのパッケージが用意されていると述べたが,Alienware Aurora ALXでは,そのどちらも,デュアルGPU構成となっている。
 今回4Gamerで入手したマシンは,プレミアムパッケージのほうなので,採用するグラフィックスカードは「ATI Radeon HD 5870」搭載製品。DirectX 11世代のシングルGPUソリューションを2枚,ATI CrossFireX(以下,CFX)構成で動作させることになる。

美しくレイアウトされた筐体内部。あまりにも自然に配されているため忘れそうになるが,CPUクーラーはメンテナンス不要な液冷タイプである
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 このほか,今回用意したシステムの構成は表1のとおり。Alienware Aurora ALXのBTO標準構成は2010年1月下旬にアップデートされ,プレミアムパッケージのメインメモリ容量は9GBから12GBへとアップグレードされているものの,スケジュールの都合上,今回はアップデート前の9GBという構成になる。
 また,BTO標準構成のCPUはインテル® Core™ i7-920プロセッサーだが,今回の評価機は最上位モデルのインテル® Core™ プロセッサー i7-975 Extreme Edition搭載モデルとなっている。

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 そのスペックからして,この構成が“速い”ことに疑いの余地はないのだが,では,一般的なゲーマー向けPCとはどれくらい違うのだろうか? 今回はこの点をチェックすべく,インテル® Core™ i7-860プロセッサーを軸とする,“一般的なゲーマー向けデスクトップPC”と比べてみることにしたい。組み合わせるGPUやメインメモリ容量によって価格は変わるが,今回は,DirectX 10世代のハイエンドGPUを採用したゲーマー向けPCで,店頭ではだいたい15万円くらい(※2010年1月28日現在)から購入できるハードウェア構成を,表2のとおり,比較対象として用意した。

 一般的なゲーマー向けデスクトップPCとしては,相当にハイスペックな構成になるが,それと比べたとき,最小構成でも24万円に迫るというAlienware Aurora ALXプレミアムパッケージに価値はあるのかを,3D性能という観点から比較してみようというわけだ。

※グラフィックスカードはメーカーレベルのクロックアップがなされているが,テストに当たっては,リファレンス相当まで引き下げている
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 テストに用いたアプリケーションは,「3DMark Vantage」(Build 1.0.1)と,「Crysis Warhead」「Call of Duty 4: Modern Warfare」(以下,Call of Duty 4)「バイオハザード5」「Colin McRae: DiRT 2」(以下,DiRT 2)の五つ。3DMark Vantageは,HighおよびExtremeの両プリセットで,Crysis Warhead,Call of Duty 4,バイオハザード5は基本的に4Gamerのベンチマークレギュレーション8.4準拠でテストを行うことにした。
 なお,DirectX 11対応タイトルであるDiRT 2の場合,ゲーム内グラフィックスオプション「WATER」「POST PROCESS」「AMBIENT」「CLOTH」を切り替えることで,DirectX 9モードと同11モードを切り替えられるため,Alienware Aurora ALXでは両モードでテストを行う。

 テストに当たっての解像度は,ハイエンド構成ということもあり,1920×1200/2560×1600ドットの2パターンとした。プリセットを用いて検証する3DMark Vantage以外ではレギュレーションで「高負荷設定」として規定される4xアンチエイリアシングと8x異方性フィルタリングを適用すること,そして,比較対象のシステムを便宜的に「GTX 285搭載PC」と表記することも合わせてお断りしておきたい。


一般的なハイエンドPCと比べて倍以上の3D性能を発揮!

加えて,DirectX 11タイトルを遊べるメリットも


 さて,まずグラフ1は,3DMark Vantageのテスト結果である。今回は公正を期してPhysXのアクセラレーションを無効化しているが,ここでAlienware Aurora ALXは,GTX 285搭載PCと比べて,HighとExtremeの両プリセットにおいて2倍以上のスコアを叩き出している点に注目したい。とくにExtreme Presetでは約2.4倍という,相当な違いが出ている。

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 続いてグラフ2は,極めてグラフィックス描画負荷の高いCrysis Warheadのテスト結果をまとめたものになる。本タイトルは,3DMark VantageほどにはマルチGPU構成への最適化が進んでいないのだが,それでもAlienware Aurora ALXが,GTX 285搭載PCと比べて2倍のスコアを示していることを確認できよう。
 4Gamerのベンチマークレギュレーションでは,Crysis Warheadがプレイ可能かどうかの基準を,平均25fpsとしているが,2560×1600ドットの4xアンチエイリアシング+16x異方性フィルタリング適用時にこのスコアをクリアしているというのは,立派というほかない。

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 マルチGPUの効果が出やすいCall of Duty 4だと,Alienware Aurora ALXの優位性が,さらに顕著な形で出ている(グラフ3)。平均フレームレートで比較すると,1920×1200ドットで2.4倍,2560×1600ドットでは2.6倍という開きだ。
 ベンチマークレギュレーションでハイエンドPCの合格ラインとしている100fpsを,2560×1600ドット時にダブルスコアでクリアしているのも相当に強烈である。

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 この圧倒的なスコア差は,「バイオハザード5」でも健在だ。本作では平均60fps出ていれば十分以上に快適なプレイが可能だが,グラフ4で示したとおり,Alienware Aurora ALXは,文字どおり桁の違うスコアを示している。バイオハザード5は,マルチスレッド処理への最適化が進んでいるタイトルだが,こういったタイトルでは,4コア8スレッド処理が可能で,さらに規定クロックが3.33GHzと非常に高いインテル® Core™ i7-975プロセッサー Extreme Editionのメリットが大きく出ているといえるだろう。

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 最後にグラフ5は,DiRT 2のテスト結果になる。DiRT 2のDirectX 11モードでAlienware Aurora ALXがスコアを落としている点が気になったかもしれないが,これは,下にスクリーンショットで示したとおり,DirectX 11世代のエフェクトを適用することで,よりリアルなゲーム画面を実現しているためだ。
 それにも関わらず,スコアがDirectX 9からあまり落ちず,DirectX 9モードで動作するGTX 285搭載PCよりも高いスコアを示している点を押さえておきたい。

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DiRT 2より,左がDirectX 11モード,右がDirectX 9モードの例。競技車両がウォータースプラッシュを通過するときに生じる水の表現がここまで変わる
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 ちなみに,ハードウェア構成が構成だけに,消費電力も気になるところだが,アイドル時と,3DMark Vantage実行時で,ログを取得できるワットチェッカー「Watts up? PRO」からチェックしてみたところ,値はアイドル時で230Wほど,高負荷時でも500Wほどだった。Alienware Aurora ALXは定格出力875Wの電源ユニットを搭載しているため,電源周りの懸念もまったくないことを,ここに付記しておきたい。


よくできた筐体と圧倒的な3D性能で

長く使えるAlienware Aurora ALX


 以上,Alienware Aurora ALXの“もの凄さ”がお分かりいただけたのではないかと思う。一般的なゲーマー向けPCとは次元の異なる完成度の筐体と,一般的なゲーマー向けPCとは次元の異なる3D性能を,この怪物は両立させているのだ。
 今回のハードウェア構成だと,BTO価格が30万円を超えてしまうので,その点では少々二の足を踏む人がいるかもしれない。しかし,仮にCPUをBTO標準構成のインテル® Core™ i7-920プロセッサーとし,BTO構成価格を23万円台まで下げても,2基のGPUによる高い3D性能はいうまでもなく,インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーによる圧倒的なマルチスレッド性能,そして,インテル® ターボ・ブースト テクノロジーによるスマートな性能の引き上げといったメリットは,そのまま享受できる。ここは重要なポイントである。

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 もちろん,一般的なゲーム用PCと比べて10万円高いことは事実なので,初期導入コストを絶対視する人に,本製品は向かないかもしれない。
 だが,ゲーマーの多くは,ゲーム用PCを一度買ったら,長く使うことを考えているはず。そのときに,Alienware Aurora ALXと一般的なゲーム用PCとで,どちらがより長く第一線で戦えるか? その答えは,これまでに示したベンチマークスコアからも明らかだろう。1年や2年で陳腐化することが絶対にないと断言できるとっておきのハードウェアを,見た目にインパクトがあり,しかも恐ろしいほどによくできている筐体とセットで手に入れられる魅力は計り知れない。

 今すぐ,DirectX 11対応の4コア8スレッド環境を手に入れ,長く使っていきたい。Alienware Aurora ALXは,そんな人にうってつけのPCだ。

Alienware公式Webページ


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