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印刷2012/04/07 12:00

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【PR】「ファンタシースターオンライン2」にはこれだ! 7万円台から手に入る超小型PC「ALIENWARE X51」が最適な理由

ALIENWARE™ がお勧めする Windows® 7

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ファンタシースターオンライン2(α2テスト版)
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ALIENWARE X51
BTO構成価格:7万9980円(2012年4月7日現在)
デルの直販サイトで購入する
 2012年1月末から2月頭にかけて実施されたα2テストで,約5万人のユーザーを集め,約73%という高いログイン率を達成した話題作,「ファンタシースターオンライン2」(以下,PSO2)。PC版は今後,4月下旬の開始が予定されるクローズドβテストを経て,オープンβテスト,初夏の正式サービスへと進んでいくわけだが,いまから心待ちにしているという読者も多いのではなかろうか。

 α2テストの基準動作環境として示されたスペックは,GPUが「GeForce 7800 GT」以上,CPUが「Core 2 Duo E6300/1.86GHz」以上。2006年のミドルハイクラス仕様といったところで,少なくとも要求水準は高くない。ここ2〜3年の間にゲーマー向けPCを買った人なら,おそらく何の問題もなく動作させられるだろう。
 ただ,2006年にサービスの始まった「ファンタシースターユニバース」(以下,PSU)と比べると要求スペックが上がっているのは確かだ。「PSUがなんとか動く」レベルのPCを今でも使っている場合には,PSO2のプレイにあたってPCの買い換えが必要になる可能性がある。

 では実際のところ,どの程度のマシンがあれば,PSO2は快適に動作するのか。今回は,コストを抑え,かつ,なるべくスマートに実現することを前提に,間もなくPSO2の推奨認定モデルが発売されることが明らかになったAlienwareの小型デスクトップPC「ALIENWARE X51」をピックアップし,本製品でPSO2を動かしてみた結果をレポートしたいと思う。

デルの製品情報ページでALIENWARE X51の仕様を確認

ALIENWARE×4Gamer 特設ページで
最新のALIENWARE情報をチェック



Xbox 360+α程度の大きさと

8万円を切る価格が魅力的なALIENWARE X51


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 ALIENWARE X51については先に一度,「プラチナ」モデルの検証レポートをお届けしているので,憶えている人もいるのではないだろうか。そのときは「GeForce GTX 555」に「Core i7-2600/3.4GHz」を搭載してBTO構成価格10万4980円(税込,2012年3月3日時点)となっていたが,今回取り上げるのは,BTO標準構成価格7万9980円(税込,2012年4月7日現在)の「スタンダード」モデルである。

GeForce GT 545 GPU。ダイ上の刻印は「GF116-110-KA-A1」となっていた
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 スタンダードモデルのBTO標準構成で採用されるGPUとCPUは,順に「GeForce GT 545」と「Core i5-2320/3GHz」。GeForce GT 545という型番を聞き慣れない,あるいは,「ゲーマー向け」とされるGeForce GTX型番でない点が気になるという人はいると思うが,実のところGeForce GT 545は,「GeForce GTX 550 Ti」と同じ「GF116」コアを搭載した製品だ。CUDA Core数は144基で,動作クロックは870MHzとなっているため,192基で900MHzとなるGeForce GTX 550 Ti比で70%程度の性能は期待できると述べていいだろう。

ALIENWARE X51スタンダードが搭載するGeForce GT 545カード(左)と,特別にGPUクーラーを取り外したところ(右)。PCI Express補助電源コネクタはGeForce GTX 550 Tiと同じく6ピン×1仕様になっていた
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 Core i5-2320は4コア4スレッド仕様となっているため,デュアルコアCPUが必須となるPSO2の仕様はもちろんクリアしている。そのほか主なスペックはのとおりだ。

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 言うまでもないことだが,採用する筐体はプラチナとスタンダードで共通。Xbox 360を彷彿させるデザインと,横置きと縦置きの両方に対応し,横置き時に343(W)×318(D)×95(H)mmという,最新世代のXbox 360より一回り大きい程度の小型サイズである点に違いはない。

ALIENWARE X51を縦置きしたところ。縦置き時に本体前面上部へ置かれる細長い銀色のボタンが電源スイッチだ。本体前面にはUSB 2.0×2,ヘッドフォン出力,マイク入力を引き出せることも右の写真からは見て取れよう
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横置き時の本体側面と背面にはそこかしこにスリットが設けられ,吸排気をつつがなく行えるようになっている
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 注目しておきたいのは,縦置き時でも横置き時でもしっかり吸排気できるよう,複雑なスリット加工が施されている点だ。また,CPUクーラー部に吸気ダクトが設けられていたり,筐体内部前方に設けられたファンがHDDとグラフィックスカードに外気を送れるようデザインされていたりと,熱が籠もりがちな小型筐体をしっかり冷却すべくさまざまなアイデアが盛り込まれているのはポイントが高いといえるだろう。

 また,小型筐体であるにもかかわらず,メンテナンス性が高いのも特筆しておきたいところである。
 AlienwareのデスクトップPCはあとからユーザーがグラフィックスカードなどを交換できるようになっているので,いずれ内部にアクセスする機会があるかもしれないが,そのとき,コンポーネント単位で簡単に取り外せるようになっているのには驚くはずだ。細かなところまで本当によく考えられている。

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ALIENWARE X51は,ネジ1本を外すだけで,縦置き時の本体向かって左側にある側板を簡単に開けられる。この状態で,グラフィックスカードが取り付けられている“ライザーカードユニット”的なプレートを取り外せば,グラフィックスカードやHDDの交換が可能だ。PCI Express補助電源コネクタは6ピン×2に対応するため,自己責任を覚悟すれば,より上位のカードへも換装できる
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左は“ライザーカードユニット”からGeForce GT 545カードを取り外したところ。右はスロットイン型光学ドライブとCPUクーラー用吸気ダクトも取り外したところだ。長く使ってホコリを吸ってしまったという場合でも,簡単に掃除可能

背面にはUSB 3.0×2,USB 2.0×4,デジタルサウンド出力×2,アナログ7.1ch出力など,デスクトップPCらしくリッチなインタフェース群が並ぶ。アナログ7.1ch出力にはWaves Audioの「MAXX Audio」チューンが入っている
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 サウンド周りの強化が入っている点も押さえておきたい。ALIENWARE X51のオンボードサウンド機能には,音楽制作の世界で著名なイスラエルWaves Audioによる音質チューンが入っている。出力レベルで音質の補正が行われているのだ。PSO2のBGMや効果音などを,それまで使っていたPCのオンボードサウンドと聞き比べればすぐに違いが分かるレベルなので,このあたりはAlienwareならではのメリットといえそうだ。

 そして,忘れてはならないのは,OSとしてWindows® Home Premium SP1 64ビットが採用されているため,PSO2だけでなく,DirectX 11世代のゲームタイトルまでプレイできるポテンシャルをALIENWARE X51が持っていること。64bit版OSなので,搭載する容量4GBのメインメモリを余すことなく使い切れるのも見逃せないところである。

Alienware Command CenterからAlienAdrenalineを開いたところ
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 OSの話が出たので,ソフトウェアの話を続けると,定番の各種設定ツール「Alienware Command Center」も,Alienwareならではの特徴として挙げられるだろう。
 Alienware Command Centerに用意された「AlienFX」を使えば,縦置き時に両側面となる部分に埋め込まれたLEDと,前面に用意された「ALIENHEAD」マーク部にあるLEDの色を変更可能。また,「AlienAdrenaline」という機能を使えば,特定のアプリケーションを実行するときに常駐アプリケーションのどれを有効化してどれを無効化するかを指定できたりもする。たとえば,「PSO2のプレイ時にアンチウイルスソフトの定時スキャンが始まって読み出しが遅くなる」といった問題を回避できるのである。

ALIENWARE X51のプラチナでは定格330WのACアダプターが付属しているが,スタンダードでは,GPUがそこまでの電力を要求しないため,ACアダプター容量も240Wへ引き下げられ,物理的に小さくなっている。よりスマートにPSO2環境を構築したい場合に,薄くなったACアダプターはポイントとなりそうだ
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1920×1080ドットでも平均60fpsを維持

カクつくことなく快適にプレイできる


 ここからは実際にPSO2をプレイして,ALIENWARE X51の実力を確かめてみたい。
 今回は,セガの協力を得て,アジア地域向けのα2テストへ特別に参加させてもらった。αテスト版なので,当然のことながら正式サービス時とは負荷が異なることになるが,今後,性能面での最適化が進む以上,描画負荷が低くなることはあっても高くなることは考えにくいため,正式サービス開始を待つにあたって,大きな指標になるはずだ。

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 テストにあたっては,PSO2の環境設定から「描画」タブにある「テクスチャ解像度」を「標準」から「高解像度」へと変更。グラフィックス品質を高めつつ,そのほかは初期設定のまま,解像度1280×720ドットと1920×1080ドットの2パターンで,フレームレートを追いつつ,実際のプレイ感を確認してみることにした。
 テストでは,セガに用意してもらったレベル20のキャラクター4人(ハンター×2,レンジャー,フォース)でパーティを組み,フリーフィールドの「火山洞窟探索」クエストで,ボスモンスター「ヴォル・ドラゴン」の討伐を開始して倒し終わるまでの,一連のプレイを行っている。倒し終わるまでの時間は毎回変わるが,概ね5分強だと考えてもらって差し支えない。
 筆者は自宅に置いたALIENWARE X51でハンターを操作し,残る3キャラクターは4Gamerのスタッフが編集部から参加して操作している。

 というわけでテスト結果だが,フレームレートはグラフのとおり。一般的なオンラインRPGの場合は平均30fpsを超えていれば十分プレイアブルといえるのに対し,アクション性の高いPSO2だと40fpsは欲しいところだが,ご覧のとおり,解像度にかかわらずALIENWARE X51はほぼ60fpsを確保できている。

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 数字だけでは分かりにくいと思われるので,今回は下に,1280×720ドット設定時のプレイムービーを示したい。
 このムービーは,ALIENWARE X51にセットアップしたムービーキャプチャソフト「Dxtory」を用いてキャプチャしたもの。どこにも問題がないことを示すべく,今回はあえて,約2分半をノーカットでお届けしてみる。
 ヴォル・ドラゴンは火を吐くなどするため,エフェクトの量が多いのだが,それによって画面がカクついたりすることはなく,まったく違和感のないゲームプレイを実現できているのが分かるだろう。



予算8万円で手に入る

「場所を取らないPSO2環境」


 以上のテスト結果から,ALIENWARE X51のスタンダードモデルがあれば,PSO2は快適にプレイ可能と断言できる。まず,これだけは間違いない。
 もちろん,このテスト結果は「2012年春時点におけるエントリークラスのゲームPCなら,PSO2の動作に問題はない」というのと同義でもあるのだが,そこで重要になるのが,ALIENWARE X51のサイズと価格だ。

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 何といっても,Xbox 360と比べて一回り程度大きいだけというサイズは魅力的。デスクトップPC,とくに単体GPUを搭載するゲーマー向けデスクトップPCの場合,どうしても設置場所が問題になりがちだが,その点でALIENWARE X51の小型さは魅力である。HDMIで大型テレビと接続することもできるので,ゲーム機の隣に置いておくといったことも可能だろう。
 しかも,LEDイルミネーションなどの独自機能,強化されたサウンド出力といったプラスアルファを持ちつつ,BTO標準構成価格が8万円を切るのだから,これはもうお買い得というほかない。

 PSO2の推奨認定が得られると明らかになったのも,どのPCを購入したらいいか悩んでいた人には朗報だろう。PSO2に向けてPCを刷新したい,あるいは,新生活を始めるにあたってPCオンラインゲーム環境のダウンサイジングを図りつつPSO2に期待したいといった場合に,ALIENWARE X51のスタンダードモデルは,「家の中で場所を取らないPSO2環境」として広く勧められる存在だ。

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