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ALIENWARE,ゲーマー向け薄型ノートPCの新モデルとなる完全新作「m17」および第2世代「m15」を発表
両製品とも,従来のALIENWAREノートPCよりも薄型軽量というコンセプトを継承しつつ(関連記事),ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズを選択可能にしてきたのが大きな特徴だ。
北米市場におけるBTO最小構成時の税別価格は,ALIENWARE m17が1649.99ドル
ALIENWARE m17
まずは新登場のALIENWARE m17から見ていこう。
2018年10月に国内発売となった初代ALIENWARE m15は,ゲーム以外の作業も1台でまかないたい人のための,軽くて持ち運べるPCという立ち位置だったが(関連記事),一回り大きなALIENWARE m17も同じコンセプトの製品だ。実際,2018年モデルの「ALIENWARE 17 R5」と比べてみると,
- ALIENWARE m17:公称本体サイズ 410
(W) × 292.5 (D) ×18.5〜23 (H)mm,公称重量約2.63kg - ALIENWARE 17 R5:公称本体サイズ 424
(W) × 332 (D) ×30 (H)mm,公称重量約4.42kg
といった具合に,大幅な薄型軽量化を実現している。約2.63kgを「軽くて持ち運びやすい」と評していいかについては議論の余地がある,というか少なくとも日本市場では重量級ノートPCとしか言いようのない重さなのだが,それでも17.3型のゲーマー向けノートPCとしてかなり軽いほうなのは確かだ。
- GeForce RTX 2080 Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量8GB)
- GeForce RTX 2070 Max-Q Design(グラフィックスメモリ容量8GB)
- GeForce RTX 2060 6GB(グラフィックスメモリ容量6GB)
- GeForce GTX 1050 Ti(グラフィックスメモリ容量4GB)
一方,ALIENWARE m17で選択可能なCPUのラインナップは以下のとおり。2018年モデルの「ALIENWARE 17 R5」と同じ第8世代Coreプロセッサのままだ。
- Core i9-8950HK(6コア12スレッド,定格2.9GHz,最大4.8GHz,共有L3キャッシュ容量12MB)
- Core i7-8750H(6コア12スレッド,定格2.2GHz,最大4.1GHz,共有L3キャッシュ容量9MB)
- Core i5-8300H(4コア8スレッド,定格2.3GHz,最大4GHz,共有L3キャッシュ容量8MB)
ALIENWARE m17のパネルは,解像度1920×1080ドットで輝度300cd/m2モデルと,解像度3840×2160ドットで輝度400cd/m2モデルの2種類が選択可能となっている。垂直最大リフレッシュレートの選択肢は,少なくとも発表時点だと60Hzのみだ。
内蔵ストレージは,M.2およびSerial ATA 6Gbpsの2系統に対応。BTOの選択肢としてゃPCI Express(以下,PCIe)接続のSSDと2.5インチHDDを組み合わせた構成を採れるようになっている。
キーボードは,既存のALIENWARE m15が採用したものと同じようで,アクチュエーションポイントの深さが1.4mm,Anti-Ghosting(アンチゴースト)対応,カラーLEDイルミネーション内蔵といった特徴を有する。Nキーロールオーバーについての記述はないが,ALIENWARE m15と同じものであれば非対応であろう。
発売時期はともかく,通例どおりなら国内での展開も期待できるので,適正な価格で登場すれば,日本でも話題となりそうな製品ではないだろうか。
CPU | ・Core i9-8950HK(6コア12スレッド, ・Core i7-8750H(6コア12スレッド, ・Core i5-8300H(4コア8スレッド, |
---|---|
チップセット | Intel HM370 |
メインメモリ | PC4-21000 DDR4 SDRAM 16GB×2 |
グラフィックス | ・GeForce RTX 2080 Max-Q Design ・GeForce RTX 2070 Max-Q Design ・GeForce RTX 2060 6GB ・GeForce GTX 1050 Ti |
ストレージ | ・SSD(PCIe M.2接続)容量1TB,512GB,256GB ・Optane SSD(PCIe M.2接続,SSDとは排他)容量118GB ・HDD(Serial ATA接続)容量1TB+8GBフラッシュメモリ |
パネル | 17.3インチIPS液晶(ノングレア) ・解像度3840×2160ドット ・解像度1920×1080ドット |
無線LAN | ・IEEE 802.11ac+Bluetooth 5.0 ・IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2 |
有線LAN | 1000BASE-T対応(Killer E2500) |
外部インタフェース | Mini DisplayPort 1.3出力×1, |
スピーカー | 内蔵2chステレオ |
マイク | 未公開 |
インカメラ | 搭載(※詳細未公開) |
バッテリー容量 | リチウムポリマー電池 60Wh |
ACアダプター | 180W,130W |
公称本体サイズ | 410(W)×292.5(D)× |
公称本体重量 | 約2.63kg(平均) |
OS | ・64bit版Windows 10 Pro ・64bit版Windows 10 Home |
ALIENWARE m15
続いてはALIENWARE m15 R2だが,こちらは基本的に,2018年10月に登場した第1世代ALIENWARE
また,搭載可能な15.6インチ液晶パネルとしては,従来からある解像度1920
HDR対応パネルはIPS方式を採用しており,最大輝度500cd/m2,
なお,Dellは,北米時間1月8日に米国・ラスベガスで開幕する「CES 2019」に出展の予定で,同日にはプレスカンファレンスも予定している。本稿で取り上げた2製品の実機も出展されると思われるので,製品に関する細かい情報や実機の写真などは,現地からあらためてレポートしたいと考えている。
CPU | ・Core i9-8950HK(6コア12スレッド, ・Core i7-8750H(6コア12スレッド, ・Core i5-8300H(4コア8スレッド, |
---|---|
チップセット | Intel HM370 |
メインメモリ | PC4-21000 DDR4 SDRAM 16GB×2,8GB×2 |
グラフィックス | ・GeForce RTX 2080 Max-Q Design ・GeForce RTX 2070 Max-Q Design ・GeForce RTX 2060 6GB ・GeForce GTX 1050 Ti |
ストレージ | ・SSD(PCIe M.2接続)容量1TB,512GB,256GB ・Optane SSD(PCIe M.2接続,SSDとは排他)容量118GB ・HDD(Serial ATA接続)容量1TB+8GBフラッシュメモリ |
パネル | 15.6インチIPS液晶(ノングレア) ・解像度3840×2160ドット ・解像度3840×2160ドット ・解像度1920×1080ドット ・解像度1920×1080ドット |
無線LAN | ・IEEE 802.11ac+Bluetooth 5.0 ・IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2 |
有線LAN | 1000BASE-T対応(Killer E2500) |
外部インタフェース | Mini DisplayPort 1.3出力×1, |
スピーカー | 内蔵2chステレオ |
マイク | 未公開 |
インカメラ | 搭載(※詳細未公開) |
バッテリー容量 | リチウムポリマー電池 90Wh |
ACアダプター | 180W,130W |
公称本体サイズ | 363(W)×275(D)× |
公称本体重量 | 約2.16kg(平均) |
OS | ・64bit版Windows 10 Pro ・64bit版Windows 10 Home |
DellのALIENWARE公式Webページ
- 関連タイトル:
Alienware
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(C)2012 Dell