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[TGS 2009]次元を超えて,ついに“流星”と“エグゼ”のロックマンが競演! 「ロックマン エグゼ オペレートシューティングスター」のステージイベントの模様をレポート
最新作となるロックマン エグゼ オペレートシューティングスターでは,これまで別の作品として描かれてきた「流星のロックマン」と「ロックマンエグゼ」のキャラクターが夢の競演を果たすという,ファンにはたまらないゲームだ。本稿では,ステージイベントの模様をお伝えしていこう。
また堀之内氏は,なぜこのタイミングでエグゼシリーズを復活させたのかについて「エグゼシリーズは3年前に終了したのですが,ファンの方からの続編を望む声が後を絶たなかったんです。あと,20周年イベントを3年前にやったのですが,うちのデザイナーが『流星のロックマン』と『ロックマンエグゼ』が握手してるイラストを描いたんですね。それを見て僕や会社の人間が,『こういうことをやれたらいいですね』と話したのがきっかけです」と語った。さらに「一般の方から募集したクロックマンというキャラクターがいるのですが,こいつは時空を操る能力を持っているんです。こいつの能力を使えば,時代の違う『流星のロックマン』と『ロックマンエグゼ』が競演できるんじゃないかと思ったんです』と,本作誕生の経緯について述べた。
続いて堀之内氏は,二大ロックマン夢の競演ということで,二人の最強のバトルに焦点を当てたプレゼンを行った。その内容は以下の四つだ。
(1)エグゼVS.流星
(2)流星を使ってのバトル
(3)流星VS.エグゼ
(4)P.A.ダブルロックマン
プレゼンでは,本来交わることのなかったエグゼと流星が戦うシーンや,流星とエグゼを操作してのプレイ動画が上映された。ちなみに,流星VSエグゼに関しては,「エグゼVS.流星と同じじゃないの?」と思う人もいるかもしれない。
しかし堀之内氏によれば,流星のロックマンは,エグゼにはないオリジナルの能力をもっているとのこと。その一つとして,Bボタンを押しっぱなしにしてのバスター連射が挙げられた。さらにバスターの性能も,エグゼとは異なったものになっているらしい。
ちなみに補足となるが,“P.A”とはプログラムアドバンスの略で,いくつかのチップを組み合わせて強力な攻撃チップ作れるシステムのことだ。
続いて堀之内氏は,本作の新機能である“ロックマンスターコロシアム”,略して“ロク☆コロ”を発表した。
これは,DSダウンロードプレイ(ソフト1本で複数の人がゲームを遊べる機能)で楽しめる内容となっており,さまざまなミニゲームが用意されているのが特徴だ。スクリーンでは,ジャンケンの要素を使ったバトルや,氷に閉じ込められている赤い星を集め,その数を競うといった内容のものが発表された。
また堀之内氏は「このロックマンスターコロシアムだけでも,友達同士集まって長い時間楽しめると思います。ルールはすごく単純なんですけど,とても奥が深い内容になっていますので,ご期待ください」とアピールした。
ここでイベントの終了時間がきてしまい,イベントは終了したのだが,最後に堀之内氏は「現在オフィシャルサイトで,エグゼの当時の思い出話を募集していまして,1日に300件以上くることもあります。中でも嬉しかったのが,いじめられてて学校に行けなかった子が,ロックマンエグゼの勇気に励まされてやる気が出てきた,という内容のものを読んだときですね。これからもロックマンエグゼという素敵なタイトルを中心に,いろいろやっていきたいなと思っています。応援よろしくお願いします!」とコメントして,イベントを締めくくった。
- 関連タイトル:
ロックマン エグゼ オペレート シューティングスター
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