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Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売
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印刷2012/03/09 18:22

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Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

 Mad Catzの日本法人であるマッドキャッツは,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を,本日(2012年3月9日)発売した。製品名と価格は以下のとおりで,これらは過去にMSYが販売していた製品を,マッドキャッツが再販した形となる。

  • Saitek Pro Flight Yoke System
  • 価格:1万4800円(税込)
  • Saitek Pro Flight Throttle Quadrant
  • 価格:5980円(税込)
  • Saitek X52 Flight Control System
  • 価格:1万2800円(税込)
  • Saitek X52 Pro Flight Control System
  • 価格:1万6800円(税込)
  • Saitek Pro Flight Rudder Pedals
  • 価格:1万1800円(税込)
  • Saitek Pro Flight Instrument Panel
  • 価格:1万4800円(税込)
  • Saitek Pro Flight Switch Panel
  • 価格:9980円(税込)
  • Saitek Pro Flight Multi Panel
  • 価格:1万4800円(税込)
  • Saitek Pro Flight Radio Panel
  • 価格:1万4800円(税込)

 順番に見ていくと,まず「Saitek Pro Flight Yoke System」は,フライトヨークタイプのコントローラと,3連スロットルレバーのセットだ。セスナ機やジャンボジェット機といった民間航空機で採用されているハンドル型制御機構を,フライトシミュレータプレイ時に再現するための周辺機器となる。
 3連スロットルレバーは,「Saitek Pro Flight Throttle Quadrant」として単体でも販売される。

画像集#001のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

 一方,「Saitek X52 Flight Control System」「Saitek X52 Pro Flight Control System」は,戦闘機などで採用される操縦桿を再現した,ジョイスティックタイプのコントローラとなる。2製品とも,アナログ7軸制御が可能なスティック,19個のボタン,ハットスイッチ3個を搭載するという仕様に変わりはないが,Saitek X52 Pro Flight Control Systemのほうは,よりジョイスティックの耐久性や精度が高められているという。

画像集#002のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売
Saitek X52 Flight Control System
画像集#003のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売
Saitek X52 Pro Flight Control System

画像集#004のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売
 これらフライトヨークやジョイスティックと併用できるペダル型コントローラが,「Saitek Pro Flight Rudder Pedals」である。踏み込みによるトーブレーキ操作や,スライドによるラダー操作を行えるのが特徴で,スライド時にかかるテンションを自分好みに調整できるのもポイントとされている。
 なお,上記製品の対応タイトルは,「マイクロソフト フライトシミュレータ 2004 翼の創世紀」「マイクロソフト フライト シミュレータ X」,そして「Microsoft Flight」など,とのことだ。

 そして,「Saitek Pro Flight Instrument Panel」「Saitek Pro Flight Switch Panel」「Saitek Pro Flight Multi Panel」「Saitek Pro Flight Radio Panel」の4製品は,製品名からも分かると思うが,いずれも航空機のコクピット内部にある各種モニタパネルを模した製品だ。
 これらの対応タイトルは,販売代理店からはマイクロソフト フライト シミュレータ Xとされているが,Saitekの公式サイトではマイクロソフト フライトシミュレータ 2004 翼の創世紀に対応させる方法も記載されているので,後者で使いたい人は確認してみてほしい。

Saitek Pro Flight Instrument Panelは,3.5インチサイズのカラー液晶パネルを搭載し,コックピット内の計器パネルを再現できるという製品。高度計,昇降計,対気速度計,姿勢指示器,定針儀,旋回計の6種類から1つを選択して表示できる。要するに,すべて同時に表示させたい場合は,これが6個必要だ
画像集#005のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売 画像集#006のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

こちらは主電源,予備電源,アビオニクス電源,燃料ポンプ電源,翼前縁除氷,ピトー管防氷,カウルフラップ開閉,計器灯,衝突防止灯,位置灯,翼端ストロボ,タクシー灯,着陸灯をそれぞれオン/オフするためのスイッチパネル。……フライトシムの知識がないと分からない言葉だらけだと思うが,「そういう製品」なのである
画像集#007のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

2段の7セグメントLEDからなるインジケータを搭載。筐体右側には,オートスロットル,フラップ,エレベータートリムホイールといった各種スイッチが用意されている
画像集#008のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

2列2段の7セグメントLEDパネルを搭載した航空無線操作用パネルだ。ダイヤルを使ってCOM1/COM2/NAV1/NAV2/DME/ADF/XPDRを選択して表示できる
画像集#009のサムネイル/Mad Catz,Saitekブランドのフライトシミュレータ用周辺機器9製品を発売

 今回登場するのはすべてフライトシミュレータ用周辺機器ということで,1式揃えようとすればかなり高額にはなるが,以前買いそびれていたという人や,とにかくリッチな環境でプレイしたいという人は,この機会に購入を検討してみるのもいいかもしれない。

マッドキャッツ公式サイト

  • 関連タイトル:

    Mad Catz

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