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  • 発売日:2009/12/24
  • 価格:5040円(税込)
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読者の評価
86
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ダライアスバースト

ダライアスバースト
公式サイト http://www.square-enix.co.jp/dariusburst/
発売元・開発元
発売日 2009/12/24
価格 5040円(税込)
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
86
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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  • 過去作を知らなかった人のレビュー。 85
    • 投稿者:ヒドロ虫(男性/20代)
    • 投稿日:2014/11/27
    良い点
    グラフィック
    一部ステージが綺麗。

    水棲生物モチーフのボス。

    音楽
    ZUNTATAメンバーの土屋昇平氏、小塩広和氏と元ZUNTATAの小倉久佳氏による音楽は
    どれも個性的かつ印象的。
    少し癖が強くオリエンタルな雰囲気の音楽が多いが、慣れると非常に気持ち良くなってくる。
    また、過去作の音楽やアレンジも使われている。
    演出面でも過去作のようなゲーム画面と音楽の同期を行っている。
    ZUNTATAの石川勝久氏の警告音が印象的。

    シンプルな横スクロールシューティングだが、バーストの使い分けが楽しい。
    STGが苦手な人でも設置バーストを使うと非常に楽になる。
    悪い点
    グラフィック
    自機のグラフィックが少し残念。

    バーストの通常バーストが生きる機会が少ない。
    カウンターバーストが難しい。

    ロードが長い。
    ダウンロード版はわかりませんが、UMD版は結構気になる長さです。
    総評
    ダライアスバーストでダライアスデビューしました。
    その後過去作にも触れています。

    上記のことも合って思い入れのある作品です。

    シューティングとしては良くまとまっており、アーケード版などに繋げたことを考えると良い作品だと思います。
    アーケード版は上記の不満が少し改善されています。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 3 4 4
  • 12年の長さを打ち破った逸品 90
    • 投稿者:しるばー(男性/30代)
    • 投稿日:2010/02/22
    良い点
    *グラフィック*
    PSPのゲームとしてレベルが高い。一見すれば綺麗、あとは誤魔化し、という事は全くしてない。
    細かい部分までしっかり描いていて、シリーズ特有の緻密なデザインを受け継いでいる。
    また、その演出はあっさりとしつつも、メッセージ性を強く打ち出している。
    ここまで作りこんでおきながら、その動作は60FPSが基本というのも驚かされる。
    (バーストを撃つと処理落ちが起こる箇所はあるが、それはSTGとして歓迎できる処理落ちである)

    *難易度設定*(筆者はケイブSTGで3面が限界)
    近年のシューティングゲームでよく問題にされている難易度設定は
    最近のSTGらしくないほど簡単に設定されている。
    そして表には書かなくともハッキリと段階分けがされており、
    初心者は何度でもコンティニューしても良いアーケードモードから始め、
    初級者ならば難易度を上げたACモード、中級者ならばバーストモード
    上級者ならばミッションモードの制覇、
    といった具合に腕前に合った難易度設定が大成功しているので
    難易度で迷うことはまずないと思われる。
    どんな人でも遊べるという、まるでシューティングゲームの理想形を遊んだように感じた。

    *システム*
    新システムのバーストがとても楽しい。
    単なる非常用の弾消しとして使うもよし、
    設置砲台として敵を一気に薙ぎ払うもよし、と
    幅広い使い方を実現している。
    初心者に優しく、それでいて上級者になってもまだ奥深い、
    とてもバランスの良い武器を実現した。
    また、バーストカウンターは成功するのが難しいが、
    これを確実にキメられるようになったときの上達感がたまらない。

    *音楽*(筆者は全体的に好きながら、2とGが特に好み)
    歴代音楽担当の小倉氏ことOGR氏から一曲だけ提供してもらい、
    あとは現ZUNTATAメンバーで書かれた音楽。
    その出来は、歴代シリーズと遜色の無い、ハイレベルなサウンドトラックを実現。
    作風はハイテンポで、印象的な旋律を書きつつそれだけを押し出すのではない、
    様々な音がベストマッチに絡み合う、整った音楽になっている。
    そしてダライアスらしく、メッセージ性をかなり含んだ音楽で
    それを探りながら聴く魅力まで受け継いでいる。
    シューティングゲーム音楽として重要な、リピート性の高い音楽を実現している辺り
    ゲーム音楽界の偉人が集ったこれまでのZUNTATAを振り返ってみても、
    このサウンドは非常にレベルが高い。
    また、ゲーム展開と完全に合わせた音楽も用意されており、
    特別な1曲を除いて全て書き下ろしでありながら、
    ダライアスらしさとは何かをしっかりと突き詰めている。

    この出来はもはや、ゲームを遊んでいない人にすら勧める事が出来る。
    悪い点
    *ボリューム不足*
    もっと遊ばせてほしかった。ただそれだけが不満である。
    序盤2面はステージ分岐無し、道中分岐も無しなのはダライアスとしてボリュームに欠ける。
    出来が非常に良い分、もっと遊ばせてほしかったとただただ願うばかり。
    2とはいわない、ボリュームアップ版、EXTRA、その規模で良いので次を出すべきと思う。
    もちろん、ダライアスバースト2でも一向に構わない。
    アーケードで完全なダライアスバーストが来るならもっと歓迎したい。
    また、アーケードモード、バーストモードの他に
    高難易度なミッションモードも収録されているので
    ボリュームが無いとまでは書かない。
    ただ、もっといろんなステージを見せてほしかったのである。

    *(人によるかもしれないが)演出*
    これまで、外伝、Gといったシリーズは演出がかなり凝ったものだったために
    コレらのような演出を期待するとあっさりに感じられるかもしれない。
    (個人的には気に入った演出であり、素直にカッコイイ演出と感じた。
    シンプルながら、凝った演出であることだけは書き添えておく。)

    *カウンター不足*
    非常に残念ながら、バーストモードでカウンターストップが確認されてしまった。
    (もともとバースト撃ち放題のお祭りモード的な意味合いも強かったので
    カンストの危惧はもともとされていたが)
    もちろん簡単に至れるわけでは決して無いが、億の桁を用意するべきだったと痛感する。
    ちなみにメインモードであるアーケードモードではカンストはまだ確認されていない。

    *確定フリーズ*
    こちらも残念ながら、一部の敵の特定の動作において確実にフリーズする。
    もちろんこちらも、確認が難しい事象であるため、通常遊ぶ分には支障は無い。
    総評
    12年ぶりのダライアスシリーズ新作です。
    近年、10年以上ぶりの新作、というリバイバル名目のゲームがよくリリースされていますが
    このゲームは、ダライアスシリーズとして懐かしさを訴えるために出されたゲームではありません。
    「次のダライアス」として発売されたゲームです。

    こんなにもボリューム不足が嘆かわしいゲームは初めてです。
    ゴッドオブウォー1やギアーズオブウォー1などに通じるボリューム不足感かもしれませんが
    個人的にはあれよりも強く、
    もっとメインモードをたくさん遊ばせて欲しかった、
    バーストモードやミッションモードで茶を濁さず
    もっとたくさんのステージが遊びたかった、
    そう願って止まない、
    素晴らしい出来のシューティングゲームだったと書かざるを得ません。
    高難易度化によって敬遠されているシューティングゲームというジャンルにおいて
    手本のような難易度設定が成功した事によって、誰でも簡単に遊べるSTGが実現でき、
    更にバーストシステムによって、歴代シリーズに無かった新しい楽しさを提示したことによって
    これまでのダライアスシリーズを振り返っても傑作に部類します。
    この開発が、歴代ダライアスとは何の縁も無かった、
    歴代のファンのようなメンバーによるものだとは到底思えません。
    音楽チームの石川勝久氏ぐらいではないでしょうか。
    (外伝で効果音担当として参加、バーストでも効果音を担当しています。)

    そして音楽が歴代シリーズに何も劣らぬ、歴代ZUNTATAのクォリティに恥じぬ
    非常に立派な出来でした。
    STGサウンドらしい、リピート性の高いサウンド
    ダライアスらしい、メッセージがふんだんに込められたサウンド
    それでいて、過去作とはまた方向性の違うサウンド
    このサウンドが、歴代シリーズを担当したOGR氏ではない、
    それどころか過去ダライアス音楽をほぼ聴かずに臨んだと語った土屋昇平氏はじめ
    現ZUNTATAチームが実現したのは、もはや偉業と評価したく思います。
    (OGR氏も参加なさっていますが、一曲だけなためバーストのサウンドを書いたのは
    実質土屋氏と小塩氏と捉えています。
    OGR氏の一曲も、かなり面白い音楽ですが(笑)
    他社の音楽チームでは、代表的メンバーが抜けたり、
    クラブサウンドや映画音楽に傾倒してしまい
    ゲームらしい音楽を聴く機会に恵まれない昨今において
    このような音楽を聴く事が出来たのは嬉しく感じました。

    内訳を書く必要はもはや無いかもしれませんが、
    ボリュームの-2点は、誰もが感じてしまう点かもしれないと考え3点としました。
    また熱中度/ストーリーの4に関しては熱中度としての点数としました。
    難易度設定の絶妙さを鑑みての点数ですが、
    -1点は演出が人によっては良い評価にならない可能性を反映しました。
    グラフィックスの-1点はPSPという土俵としては非常に良く出来ていますが
    それでも最先端のグラフィックスで表現されたダライアスを見たかっただろうという点
    そして背景が宇宙面が多いせいか、単調に感じるという意見が散見されるため
    厳しくつけさせてもらいました。

    12年ぶりのダライアス新作、どうか多くの人に手にとって欲しく思います。
    シューティングが苦手でもダライアスバーストは絶対にユーザーを突き放しません。
    シューティングが初めての方にこそ、このゲームは温かく迎えてくれるはずです。
    シューティング上級者の方、どうかノーアームでの捕鯨をお願いします(笑
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 5 4 3
  • 懐かしさを感じる良アレンジ 85
    • 投稿者:あこぎ屋(男性/50代)
    • 投稿日:2010/01/20
    良い点
    【基本設計の作り込み】
    シューティングとしての基本的な部分…
    すなわち移動速度・弾速・当たり判定の大きさなどのバランスが
    けっこう絶妙に調整されている。
    流行りの弾幕系とは違った「狙って殺しにくる弾」が多く、
    反射的にかわしたときの優越感や
    パターン構築で避けられるようになったときの征服感がひときわ高い。
    フレームレートの管理も、個人的には上手いと思った。
    (処理落ちするシーンは多々あるが、どれも攻撃が激しいゆえであり、
     無駄な演出の悪影響でストレスが溜まることはなかった)

    【バーストシステムのアドリブ性】
    敵の動きやパターンを熟知していなくとも、
    瞬間的な判断でピンチを切り抜けられる性質になっている。
    とはいえ、防御面だけで見ればたしかに大味ではあるが、
    高い難度に挑戦する場合はどうしても攻撃と併用させなければならず、
    緻密で多彩な設置パターンを研究する楽しみもある。

    【バーストを活用させるための演出】
    登場前の敵機影・自機を狙わない弾→狙い弾の連係・
    レーザー系の発射前の溜めエフェクト…などなど、
    いかにも「ここから難所ですよ」という雰囲気を
    さりげなく伝える構成が多く、
    自然とバーストの準備ができる流れになっている。
    (おそらくそこまで意識してはいないだろうが…
     言い方を変えるなら、単純に開発陣のセンスが良い)

    【カッコ良さはしっかりダライアス】
    巨大戦艦のデザインやBGMは、まごうことなきダライアスの血統。
    3D化されて以降、初めて「初代の2Dよりカッコイイ!」と思えた。
    悪い点
    【ボリューム不足】
    全部で11ステージというのは、
    携帯機のこの値段としては妥当だが、やはり残念。
    (そのぶん、難易度やモードごとに敵のパターンが細かく違い、
     実際やってみるとけっこう長く遊べるのだが…)

    【似たような背景・構成が多い】
    ただでさえ少ないステージが、さらに似たもの同士で分類され、
    体験できるステージコンセプトは3つ4つ程度にしか感じられない。
    色の変更でもいいので、ここはさすがになんとかしてほしかった。

    【全体的に演出が地味】
    プレイヤーとしてはありがたい面もあるが、
    もう少しハデに視覚へ訴えても良いとも思える。
    (バーストカウンターで出したビームの細いことといったら…)
    ボスの登場シーンも、けっこう動いてはいるが
    どれも似たり寄ったりで印象に残らない。
    個人的には、パイロットの絵がアレなのもちょっとマイナス。

    【ミッションモードの練り込み不足】
    同レベル内でも実際の難易度に大きな差があったり、
    ミッション開始前のゲーム設定が表示されていなかったり…。
    ハイスコア要素があるにも関わらず、ミッション選択前に確認できないのも×。

    【UIの細かい設計が雑】
    「決定」と「キャンセル」の各ボタン割り振りにまず違和感。
    ミッションモードでは、失敗後の連続挑戦で
    いちいちカーソルを合わせ直さなければならないストレスが発生。
    バーストが「ボタン押しっぱなし」を使用するシステムのため、
    ポーズやスリープでボタンを離すとバーストが回転してしまい、
    パターンが狂いやすい。
    そして解除即移動しようと考え、誤って「QUIT GAME」を選択すると
    確認ウィンドウも出ずにいきなり終了…。
    総評
    昨今、シューティングと言えば東方かケイブあたりしか
    日の目を見ない「超斜陽時代」」ではあるが、
    まったくノーマークだったコレを半ば衝動買いしてみたところ、
    どうもやるたびに「じつはこれ、かなり面白くないか?」と
    スルメのようにジワジワくるタイトルであることが判明。

    ポイントはおそらく「システム的なヌルさの採用」ではないかと思う。
    前述のバーストに加え、ミサイル(赤)で赤弾、
    レーザー(黄)で黄弾が消せるという、およそダライアスらしくない設定。
    しかしこれのおかげで、シリーズ物でありながら
    とっつき易さがグンと上がっていると感じる。
    ある意味、シューティングは得意だがダライアスにはさほど
    興味を持たなかったプレイヤーにこそ、この英断は強く訴求するはず。

    じつは自分自身その一人でもあったわけだが、
    どうやらこのゲームの制作陣には「分かってる」輩が多数いるらしく、
    アドリブだけではアームの耐久減少を緩和する程度にしか力を発揮できない。
    そして最終ステージボスでアームを削りきられて死んだ時、
    リトライでは自然とアームを温存するための
    道中ノーダメージパターンを練り込んでいる自分に気付く。
    悔しさから能動的に学習を意識したことなど、
    過去10年ほど無かったというのに…。


    よくよく考えると、PSPのワイド画面デフォルトというのは
    横スクロールシューティングにとって天国のような環境であり、
    もともと3画面という横長フィールドを前提に
    プロジェクトが始まったダライアスとの相性は、すこぶる良好なはず。
    しかしながら、そのメリットをきちんと消化して
    かつ有名シリーズの続編という重責も担いつつ、
    これだけ野心的でありながら楽しめるレベルに仕上げてくるなんて…
    失礼ながら完全に予想の斜め上でした(良い意味で)。
    このタイトルが、ダライアスだけでなく
    PSPシューティングの「次」へつながることに期待します。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 3 5 3
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ダライアスバースト
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