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日本市場に特化した,「Warcraft III」のMODベースとなる作品「戦国武将オンライン」韓国で開発中
「Chaos」(本編のサブタイトルである「Reign of Chaos」のことではない)は,Warcraft IIIのMODとして韓国と北米で「DotA」(Defence Of the Ancient)とともに有名で,韓国ではPCBangを中心に5万人の同時接続者数を記録している。
「POKIPOKI」などのデベロッパであるNeoActは,すでに3年間にわたり,100億ウォンの開発資金を投じて「Chaos2」を開発しており,2010年初頭に韓国でCBTを行う予定だ。サービスは新生パブリッシャのSesi Softが担当する。
英雄ユニット(有名武将)以外の兵士ユニットは鉄砲兵,槍兵,忍者などで構成されており,Chaos2とは異なる新しい攻撃や移動のパターンを持つ。マップは,既存のChaosマップに日本のカラーを施したものと,日本の戦国時代の主要戦場をもとにデザインされたものの両方が制作されている。
Chaos2とは異なる新たなランキングシステム「日本全国争覇戦」をはじめ,日本のプレイヤーの嗜好に合った新しいシステムが,いろいろ追加される予定だ。
本作はNeoActとLunatic Studioが共同開発しており,企画とバランス調整作業にはChaosの元開発者二人が参加している。また,より日本向きの発想とカラーを打ち出すために日本人の開発者も参加する予定だ。
本作の全世界における版権を保有するSesi Softの社長Kang,Sung Wouk氏は,「戦国武将オンラインの開発進捗は現在50%ほどで,2010年末頃の日本サービスを目標に,現在多数のパブリッシャと交渉を進めている」とコメントした。この作品はまさに日本市場に向けて開発されているため,韓国でのサービス予定はないという。
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戦国武将オンライン
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