イベント
[TGS 2011]「バイオハザード15周年記念ステージ」にジル・バレンタイン姿の紗綾さんが登場。さらに鈴木史朗さんが「ザ・マーセナリーズ」のスコアアタックに挑戦
このイベントには,バイオハザードシリーズで数多くの作品に関わってきた小林裕幸プロデューサーが登壇。まずはスクリーンに歴代バイオハザードの映像が流れ,続いて土屋アンナさん,清春さん(黒夢),映画監督のポール W.S. アンダーソンさんら3名から届いた,ビデオメッセージが上映された。
ここからは小林氏と紗綾さんによるトークセッションが行われた。まず小林氏が「バイオハザードで一番好きなキャラクターは誰ですか?」と質問すると,紗綾さんは「クレアが好きですね」と即答。その理由として「顔はかわいいのに強い」という点を挙げていた。なお,紗綾さんは「バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ」(Wii)を,弟と一緒によく遊ぶそうだが,そこでもクレアを使うことが多いそうだ。
バイオハザードの15周年記念イベントということもあり,小林氏自身も過去を振り返って思い出を語っていたのだが,PlayStationソフトとして1996年に発売された「バイオハザード」第1作には,プログラマーとして参加したのだという。そしてこれが小林氏のゲームクリエイターとしてのデビュー作品になったそうで,カラスやヘビなどクリーチャーを担当したそうだ。ちなみに当時のゾンビの声は,開発スタッフによるものらしい。
続いては,紗綾さんがバイオハザードを知ったきっかけについての質問。紗綾さんがこのゲームを知ったのは11歳の頃で,当時ゲームキューブ版「バイオハザード4」のことでクラスの同級生達が盛り上がっていたのだという。
なお,紗綾さん自身もゲームは大好きだそうで,ダークサイド・クロニクルズのほか,「バイオハザード ザ・マーセナリーズ3D」(ニンテンドー3DS)でも遊んでいるそうだ。
小林氏は「バイオハザード リベレーションズ」(ニンテンドー3DS)にも触れ,「こちらもぜひ遊んでほしいですね」とアピールしていた。紗綾さんも映像を見て,とても興味を惹かれているという。
トークセッションが一段落したところで,バイオハザードに関するさまざまな発表があったので,それぞれ紹介していこう。
●紗綾さんがバイオハザードのオフィシャルファンクラブ「Club 96」の応援リーダーに就任
Club 96内に紗綾さんの特設ページが開設され,活動レポートが掲載されるという。こちらは東京ゲームショウ2011に合わせてオープンし,紗綾さんのバイオハザードに関する日記を公開したり,特別な待ち受け画像のプレゼントを実施したりするとのこと。紗綾さんも「ぜひ入会してくださいね」とPRに余念がなかった。
●バイオハザードがコミック化
2012年2月より,週刊少年チャンピオンでバイオハザードの連載漫画がスタート。タイトルは「バイオハザード マルハワデザイア」となり,「猿ロック」「ルシフェルの右手」などで知られる芹沢直樹先生が担当する。
なお,物販ブース内のカプコンコーナーで販売される「カプ本 Vol.1」には,バイオハザード マルハワデザイアの第0話が掲載されているという。
●バイオハザード15周年記念本が発売
開発スタッフのインタビューや,設定資料などが掲載された記念本。また,「BEAMS T」とのコラボレーションでTシャツも制作され,本とセットで販売される。9月20日発売で,価格は5250円(税込)。
●サムライエッジ復刻第2弾が決定
東京マルイより発売されているバイオハザードのモデルガンから,バリー・バートンの愛用銃「サムライエッジ」の再販が決定。完全限定品となる貴重なモデル。
●バイオハザードのアパレル情報が多数公開
イーカプコン限定で販売される,バイオハザードとバッグブランド「BRIEFING」バッグの情報が公開された。実物のサンプルは見られなかったが,情報が入り次第お伝えしたいとのことだった。
そのほかバイオハザードとアパレルブランドのコラボレーションを行い,Tシャツ,N-3B,MA-1といったジャケット,メッシュキャップやデニム,スマートフォン用のケースが2011年10月から来年にかけて販売されることも発表された。
フリーアナウンサーの鈴木史朗さんが
バイオハザード4 ザ・マーセナリーズの超絶プレイを披露
バイオハザードのコミック化,アパレルブランドとのコラボレーションなど,さまざまな発表を終えたところで,ステージにはさらなるゲストとして,フリーアナウンサーの鈴木史朗さんが登場。
御年74歳にして,バイオハザードシリーズの熟練プレイヤーとして知られる鈴木さんだが,「バイオハザード4はいまだに遊びますが,人間力がアップします。74歳になっても人は進歩できるんですよ」と話していた。
小林氏に「バイオハザードのどこが好きですか?」と聞かれた鈴木さんは,「よく分からないけど,私の人間としての部分を引っ張ってくれましたね」と語り,さらに「あまりの恐怖と難しさで心が折れそうになりますが,それを乗り越えると自分が進歩したような感覚を覚えます」と話していた。
その後,ステージではWii版「バイオハザード4」のザ・マーセナリーズモードで,スコアアタックが行われた。鈴木さんはバイオハザードの歴代作品の中では「4」が好きとのことで,ザ・マーセナリーズモードのハイスコアで19万5570点を記録したこともあるそうだ。しかし普段はテレビに向かって1人でプレイしているので,ステージ上で人前で遊ぶことに対しては,気が引けている様子。
しかし実際にゲームが始まると持ち前の実力を発揮し,次々と敵に攻撃をヒットさせていく。そのプレイを見て,小林氏も「なんであの距離から攻撃を当てられるのだろう?」と唖然とさせられていた。
鈴木さんはゲームをプレイしながら,ハイスコアを出すコツとして,攻撃を当て続けてコンボを維持させることや,敵の行動パターンを把握することなど,さまざまなテクニックを紹介。今回のプレイでは17万4340点を記録し,鈴木さんはこの結果に「まぁまぁですね」と謙遜していたが,十分すごい記録といえるのは間違いない。鈴木さんの活躍で,会場は大いに盛り上がった。
イベントの最後には出演者の皆さんからコメントを頂いたので,締めとして紹介していこう。
紗綾さん:
バイオハザードの応援リーダーに就任させていただきましたし,ますますバイオハザードを盛り上げていきたいと思います。
鈴木さん:
バイオハザードは世界の名作です。このゲームを遊ぶと自分の魂や根性がレベルアップします。この恐怖と苦難に耐えて,人間力をアップさせてください。どんなストレスも飛んでいきますよ。
小林氏:
皆さんのおかげでバイオハザードは15周年を迎えられました。これからもシリーズを展開していきたいと思いますので,ぜひ応援をよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ
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バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ
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バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D
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バイオハザード4 Wii edition
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