セガは,同社が2011年2月16日に発売を予定している
「バイナリー ドメイン」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)のネットワークプレイに関する情報を,本日(2011年11月4日)公開した。
これまで,「龍が如く」シリーズの開発スタッフが手がける物語のドラマ性が前面に押し出されていた本作。今回紹介するネットワークプレイでは,その作り込まれた世界での対戦プレイや協力プレイが楽しめる。
最大10名による対戦プレイ
最大10名による対戦プレイには多数のルールが用意されている。自分以外のプレイヤーがすべて敵になる「Free For All」から5対5の「Team Death Match」,さらには爆破戦や制圧戦までと多彩で,遊びの幅は広そうだ。
プレイヤーは,武器と見た目の異なる5つのクラスから1つを選んで戦いに挑む。クラスは戦闘開始時と復活時に選択可能なので,戦況に応じて変更することもできるようだ。
さらにチーム戦のときには,政府軍とレジスタンス軍のどちらかに分かれることになる。政府軍とレジスタンスがどういう経緯で戦っているのかは,メインストーリーにも関係しているので,ぜひ押さえておこう。
●クラス
・ソルジャー
メイン武器:アサルトライフル
左がレジスタンス軍,右が政府軍
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あらゆる状況・局面に柔軟に対応するスタイル。
長所:近距離〜長距離まであらゆるレンジに対応。
短所:バランスタイプではあるが、近距離ではスカウトとストライカーに、遠距離ではスナイパーとヘビーガンナーに対して不利。
・スカウト
メイン武器:サブマシンガン
激戦区を迂回して素早く移動し、敵の背後に回り込んで攻撃するスタイル。
長所:機動力が全クラス中最も高く、接近戦・背面からの攻撃を得意とする。
短所:中距離以上の戦闘を苦手とする。
・スナイパー
メイン武器:スナイパーライフル
視認し難い格好で常に戦闘地域から距離を遠くに保ち、一撃で仕留めるスタイル。
長所:遠距離から一撃で即死するような高い攻撃を繰り出せる。
短所:近・中距離の戦闘を苦手とする。
・ヘビーガンナー
メイン武器:ライトマシンガン
やや遠めの位置から撃ちまくる、手数で勝負するスタイル
長所:装弾数が多く、中・長距離での戦闘を得意とする。全クラスで防御力が最も高い。
短所:機動力が低い。そのため狙われやすく、近距離戦もやや苦手。
・ストライカー
メイン武器:ショットガン
銃弾を搔い潜りながら、積極的に接近戦に持ちこむことを狙うスタイル
長所:近距離での単純な一撃の威力は最高。機動力も高め。
短所:射程距離が短く、中距離以上のレンジでは何もできない。
●チーム
・レジスタンス軍
「自由の戦士たち(freedom fighters)」。
彼らはスラム化した東京下層都市を拠点にする反政府組織である。2030年代、貧困層を見捨てて上層都市建設を強行に推し進めた国内政治勢力「ニュー・オーダーズに対抗することを目的に結成。
都市ゲリラ戦術を駆使して武装闘争を繰り広げており、水没地区・下層都市の住民を中心に広範囲な地下ネットワークを形成している。また、「ヤクザ」と呼ばれる犯罪組織と密接な関係を持ち、彼らの密輸ルートを通じて国外からの武器なども入手し、武装を強化している。
・政府軍
「国内治安管理師団(Interior Security Administration Division, ISAD)」。
2030年代、日本の内務省を牙城とする政治勢力「ニュー・オーダーズ」は、過激化するレジスタンス組織を根絶させるため、従来の警察以上の武力をもつ法執行部隊創設を画策。議会工作を行い、「内務省国内治安部隊法」を可決させた。
この法案に基づき組織された国内治安管理師団は、ニュー・オーダーズの「国家秩序回復運動」を支持する警察・自衛隊関係者を幹部に、東京管区には隊員4000名、10個中隊が配置され、対ゲリラ・市街戦専門部隊として活動するようになる。
特に第10中隊は「Special-ops」と呼ばれる対レジスタンスの精鋭部隊である。
●対戦ルール
・Free For All
個人戦。他のプレイヤーは全て敵。
自分以外のすべてのプレイヤーと戦います。他のプレイヤーを倒すことで個人のスコアが増加し、制限時間内に個人のスコアが最も高いプレイヤーが勝者となります。
プレイ人数:2〜10名
・Team Death Match
チーム戦。チームの仲間と協力して敵を倒せ。
「政府軍」「レジスタンス」の二組のチームに分かれて試合を行います。5ラウンド制で3ラウンドを先取したチームが勝利します。また、各ラウンドは制限時間内にチームのスコアが高いチームが勝利します。
プレイ人数:2〜10名(1チーム:1〜5名)
・Team Survival
チーム戦。チームの仲間と協力して敵を倒せ。
「政府軍」「レジスタンス」の二組のチームに分かれて試合を行います。5ラウンド制で3ラウンドを先取したチームが勝利します。また、各ラウンドは敵チームを全滅させたチームが勝利します。
プレイ人数:2〜10名(1チーム:1〜5名)
・Operation
チーム戦。「補給物資」を爆破せよ!
「政府軍」「レジスタンス」の二組のチームに分かれて試合を行います。攻撃側と守備側を交代しながら対戦し、攻撃側はステージ上に配置された「爆弾」を守備側の「補給物資」に設置し爆破を目指します。
※攻撃側プレイヤーが「爆弾」を持った状態で倒されると、その場に「爆弾」を落とします。
※設置された「爆弾」は爆発前であれば守備側プレイヤーが解除することができます。
6ラウンド制で4ラウンド先取したチームが勝利します。各ラウンドは、制限時間内に「補給物資」の爆破に成功すれば攻撃側の勝利、爆破を阻止すれば守備側の勝利となります。
プレイ人数:2〜10名(1チーム:1〜5名)
・Data Captura
チーム戦。敵の「データ」を回収しろ。自軍の「データ」は敵に渡すな。
「政府軍」「レジスタンス」の二組のチームに別れて試合を行います。
対戦開始時に両チームの陣地に「データ」が1つづつ配置されます。自陣に自チームの「データ」を確保している状態で、敵チームの「データ」を回収し、自陣に持ち帰るとスコアが増加ます。一度スコアが入ると、「データ」は自陣と敵陣に1つづつ設置された状態に戻ります。制限時間内にチームのスコアが高いチームが勝利します。
※「データ」を持ったプレイヤーが倒されると、その場に「データ」を落とします。
プレイ人数:2〜10名(1チーム:1〜5名)
・Domain Control
チーム戦。全ての「ポイント」を制圧せよ。
「政府軍」「レジスタンス」の二組のチームに分かれて試合を行います。
攻撃側と守備側を交代しながら対戦し、攻撃側は守備側の3つの「ポイント」(陣地)を順番に全て制圧することを目指します。
6ラウンド制で4ラウンド先取したチームが勝利します。
各ラウンドは、制限時間内に全ての「ポイント」の制圧に成功すれば攻撃側の勝利、1つでも「ポイント」の防衛に成功すれば守備側の勝利となります。
プレイ人数:2〜10名(1チーム:1〜5名)
協力プレイは最大4名による対ロボット戦
協力プレイでは,最大4名のプレイヤーが協力してエネミーロボットを倒していく。これはラウンド制のモードで,3つのステージに各50ラウンドが用意されているという。クリア条件は出現する敵をすべて倒すこと。ラウンド中に倒されたプレイヤーは観戦状態となり,次のラウンド開始時に復活する。制限時間はなどはとくにない。
●協力プレイ
協力プレイは最大4名で協力してエネミーロボットを倒すモードです。ラウンド制で、全50ラウンドのクリアを目指します。ラウンド毎に出現するエネミーロボットを全滅させることで次のラウンドに進むことができます。
※3つのステージで各50ラウンドの協力プレイを楽しむことができます。
※1人でもプレイすることができます。
ステージ
渋谷駅前広場
上層都市 ファームビル前
上層都市 地下倉庫エリア
【基本ルール】
プレイ人数:1〜4名
ラウンド制:50ラウンド
制限時間:なし
復活:一部制限付きで有り
※倒されたプレイヤーは、同一ラウンド中は観戦となり、次ラウンド開始時に復活することになります
【ミッションクリア条件】
すべてのラウンドをクリアする
【ラウンドクリア条件】
ラウンド中に出現するすべての敵を倒す
【ミッション失敗条件】
ラウンド中にパーティの生存者が0人になったらミッション失敗
・ボイスチャット
協力プレイでは同じ部屋のプレイヤーとは常にボイスチャットによる会話が可能です。