このゲームの読者の評価
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話題性が先行した感じ 50 - 投稿者:AKIRAN(男性/60代)
- 投稿日:2012/06/25
- 良い点
- 序盤から非常に分かりやすい設定。
最近のゲームは、殆ど同じ形で、スタート時にチュートリアルを兼ねた展開が基本として分かりやすい。
グラフィックは、かなり力を入れていることは、見て分かります。
戦闘難易度を、雇用ポーンのレベルで調整できる。
(ただし高レベルのボーンを雇用した場合貰える経験値が低くなる)
多少ではあるが、二週目でやり込み要素があること。
ただし、これは悪評にも繋がる。
コントール操作は、以外と操作しやすい。
ただし、調べるや話すのコマンドをAボタンにしてあれば、もっと良かった。 - 悪い点
- 日本製であるにも関わらず、日本語で無いこと。
これは、戦闘時にポーンが(従者)助言するようなことも多々あるが、かなり見落としがちになる事。場合によっては、これで致命傷となり全滅もある。
(覚者様此処はひきましょう)と言うような、助言有り。
話題ほどのボリュームのなさ。
クエストは、現在のゲームとしてはかなり少ない。
メインストーリーも、それほど長くなく、一週目は、早ければ2日終わるでしょう。
ストーリーも、分かり難く何を述べているか、分からない。
(日本語であればもう少し分かりやすいかも)
また、全体のクエスト自体に分かりにくい物もかなりある。
オープンワールドと言うが、そもそも全体の世界がかなり狭く、一日もあれば大まかな世界観はつかめてしまうところ。
二週目で、アイテム集めの要素もあるが、飽きが来るのが早いかも。
装備アイテムの少なさ
モンスターを倒した時に、装備品は一切出ない。
このため、同じクエスト(クエストは終わってる)の周回をしてもあまり楽しくない。 - 総評
- はっきり言って、もう少し海外のオープンワールドのゲームを参考に研究して欲しい。
特にフォールアウトやスカイリムなどと比べたら、世界の広さは十分の一も無いでしょう。
そもそも、日本製でありながら、日本語版で無いのはなぜと聞きたい。
単に、その方が格好いいとかならナンセンスとしか言えない。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 2 3 1 -
アクション以外は平均以下。過度な期待は厳禁 45 - 投稿者:SP皿洗い(男性/30代)
- 投稿日:2012/06/07
- 良い点
- ・幅広いキャラクターエディット
オープンワールドゲームにはよくあるキャラクターエディットですが、今作では身長体重や筋肉量なども調整可能で中々自由度があります
・ポーンシステム
最初はCOOPの代用かと思ってましたがこれが意外と面白いのです
行動傾向を教育してやればある程度好みのスタイルで戦ってくれますし、敵との戦闘やクエストをこなしていけば知識が深まり、都度適切な助言やサポートをしてくれるようになります
また、リム(ネットワーク)を通じてプレイヤー間でメインポーンのやり取りが出来るので、気分や戦術に応じて様々なキャラクターを取っ替え引っ替えして遊ぶことも出来ます
男女共に様々な装備があるので、ポーンの品評会的な遊び方も出来て良かったです
・迫力の大型モンスターとの戦闘
人間タイプとのタイマン戦闘は並、という印象ですが、「ワンダと巨像」よろしく身の丈の数倍はあるかという敵にしがみついて攻撃出来るシステムは新鮮味もあって素晴らしい
この大型敵には部位破壊の要素や、場所によってはバリスタでの攻撃も可能で、同社製の「モンスターハンター」シリーズで培ったものが活かされています - 悪い点
- ・日本語音声が無い
これは必要不要か分かれる要素ですが、画面上にはステータス、ミニマップ、ポーンの会話ログ等が表示されて視覚的な情報量が多いので、より直感的に情報を理解し、より世界観に入り込めるように、日本語音声も別に用意しておくと良かったのではないでしょうか
・クエストやコミュニティが領都に集約してしまっている
物語は主人公の生まれた村・カサディスから始まりますが、殆どのクエストやプレイヤーに絡むNPCは領都グラン・ソレンにしか存在しません(というか人々が住んでいるコミュニティがこの2つしかない)
基本は領都でクエストを受領し、周囲のロケーションに遠征してクエストをこなし、帰ってくるのくり返しです
他の街やギルド、アジトといったものは無いのが大変残念
・クエストの種類が少ない。量も水増し
今作は膨大なサブクエストの数を謳ってはいますが、主要NPCが絡むものが若干あるくらいで、後は○○を○体討伐、○○を拾ってくる、好感度が上がった○○を○○まで護衛するという、世界観や歴史や人物といった要素が無い短調なクエストばかりです
・序盤でオープンフィールドを感じさせてくれないレベルデザイン
広いのはあくまで平原が広がる領都周辺だけで、端は谷や山々に囲まれた狭くて細いロケーションばかりです。寄り道が出来るような軽いダンジョンもありません。何かしらクエストに関係しているものが数個あるだけです
特に序盤は領都に行くまで狭い場所を走り続けるハメになるので、オープンワールドゲームというよりは面クリア型のアクションゲームをやらされてる気分でした
・移動が大変
基本は徒歩です。騎乗できる動物も居なければTESシリーズによくあるファストトラベルシステムもありません。
ある程度のショートカットと帰還アイテムはありますが、前者は結局徒歩ですし、後者は店売りが高額で且つ自由に行き来出来るようになるのは大体二周目(それも莫大な資金と労力が必要)
メインクエストで訪れる重要なロケーションが、図ったかのように四方に分散しているので、これを全て徒歩でこなすのは苦痛でした
狭いフィールドを少しでも長く歩かせたいが為の仕様にしか思えないのですが...
・小型敵の種類が少ない
人間の野盗、ゴブリン、狼、リザードマン、ハーピー、ゾンビ、スケルトン...この種類をエリアによってネームと見た目を若干変えて使いまわしています
ハーピータイプに至ってはガーゴイルやサキュバスという、明らかにファンタジー世界では独立して存在するモンスターもテクスチャを変えただけという扱いを受けています
・ユーザーインターフェイスが稚拙極まりない
アイテム欄と装備欄が機能面は殆ど一緒なのに別々だったり、クエストダイアログが見づらかったりと色々ありますが、一番酷いのはランタンの使い方ですね
夜間やダンジョン内で明かりとして頻繁に使うランタンですが、このゲームには"アイテムを登録して使う"というショートカット的な便利システムが無く、"BACKボタンでアイテム欄を開く→ランタン装着"と言う方法でしか使えないので面倒です
更にずぶ濡れ状態(水に全身が触れると受ける)になるとランタンの明かりが装備状態で消えてしまうので、"アイテムメニューを開く→ランタンを外す→また装着する"という状況が頻繁に発生します
かと言って常に装着していると油を消費するので非効率的ですし、油も軽いですが重量があるので、大量に持ち歩くのもデッドウェイトと化してしまうので大変困ります
・NPCとのコミュニケーション要素が中途半端
どのキャラクターにも好感度の要素があり、その好感度に関係するクエストがメイン・サブ共にあるのですが、そのNPCはクエスト絡みのNPCでも無い限り2,3パターンしか基本の台詞がありませんし、領都に自宅や工房を持てるわけでもないので生活を共にしたりといったコミュニケーションを行う事が出来ません。浅いです
・メインクエストの終盤が苦行
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、
特定アイテムを特定の場所で大量収集するオープンワールドあるまじき作業、とても一周目では手に入らない道中で100万オーバーで売られる武具の数々、新モンスターの連続投入、それらを内包する同じ構造とグラフィックばかりのコピペダンジョンetc...
と言った、日本のRPGによくある"クリア後にやるようなやり込みコンテンツ"がゲーム終盤にメインクエストとして登場するのですが、それまでの広大な世界を冒険するゲームとは相反する要素で全く楽しめませんでした。せめて本編と切り離してくれれば...
しかも、覚者である主人公が覚者たる目標を一応達成した後急に発生するものなので蛇足感が物凄いです
・ベルセルク装備が空気
「ベルセルク」とタイアップしておりガッツ達の装備を手に入れる事が出来ますが、その方法が実にシンプルで同作にちなんだクエストなども一切ありませんでした
手に入る場所も、人によっては一度も触れる事なくメインクエストが終了してしまう可能性があるような場所なのがまた...色々と勿体無いですね
・B'z起用の意味が薄い
タイアップ曲が「さまよえる蒼い弾丸」の英語版で曲自体は良いんですが、使ってるのがたかだか数十秒しか映らないタイトル画面だけって...何のためのタイアップなんでしょうか?
ゲーム中のBGMは静か過ぎて連続視聴には耐え難いものでしたし、戦闘BGMにインストゥルメンタルを入れるとか、今までのB'zの曲をモチーフにしたBGM作りとか、考えられなかったのでしょうか
・DLCと言う名の切り売り
装備品もクエストも、明らかにディスク内に収まるものですよね?特に装備品に至っては某NPCの装備1種類だけでした。セット装備なので好みのカスタマイズも出来ません
・セーブデータが1つのみ。チェックポイントデータも使い勝手が悪い
セーブデータが1つしかないので、重大な局面におけるデータのバックアップ等も出来ません
チェックポイント制も、細かくチェックポイントが配置されているわけでもなく、クエストやマップの最初だったり、それ以前のデータだったりと正直使い物になりません - 総評
- 国産のオープンワールドゲームと言うことで期待していましたが、期待とは程遠いものでした
ファンタジックなオープンワールドゲームと言えば海外メーカーであるベセスダ・ソフトワークスのOblivionやSkyrimと言ったTESシリーズが国内では有名ですが
それぞれ、壮大な世界観、広大なフィールド、探究心をそそるダンジョン、個性あふれる様々なクエスト、生活感があり魅力的なキャラクターとそれに付随するコミュニケーション、メリハリのある法と秩序、と言った要素がありました
しかし今作ではそれぞれの要素を内包してはいるものの、その全てが中途半端であり、オープンワールドゲームである意味が殆ど無くなってしまっています
まだオープンワールドゲームを体験したことのない方やライトユーザーには受け入れられるとは思いますが、上記のタイトル等を既にプレイ済みの方にはとても中途半端で物足りない印象しか残らないはずです
これは"マップ間を少しシームレスにしただけのカプコン製アクションRPG"です。強いて言うなら往年の「ロックマンDASH」に近いゲーム性でしょうか
バイオハザード6の体験版で釣ったり他メディアともコラボしたりと、プロモーションはとても精力的だと思うのですが、"オープンワールドゲーム"と考えると、まだまだ比較対象にされるTESシリーズには遠く及ばないと感じました - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 1 1 3 1 -
正直残念 55 - 投稿者:タヌキチ(男性/30代)
- 投稿日:2012/06/06
- 良い点
- ・各所細部に渡ったグラフィック
・アクション要素多い
・自分好みのキャラクターを作れる - 悪い点
- ・ストーリー性が皆無
・文字がみにくい
・難易度低い - 総評
- 海外のレビューで評価が低いのが分かった
というのも難易度があまりにも低い、低すぎるからである
また、ストーリー性もほぼないといっても過言ではない
ただ、でっかいモンスター狩れれば満足やん?な感じで作っただけ
だが、結構ハマる(といっても飽きる人はすぐ飽きるだろうが・・・・)
恐らく100時間プレイすればお腹いっぱいになる、まぁ内容がそんだけってことです
これならスカイリムのほうが遥かに緊張するし、スカイリムに比べれば駄作です
なんでこれで3年もつぎこんだのかが理解できない
また、オンラインショップからDLできるクエありますが、地雷です
- プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 3 3 3 -
面白い。買っとくべき。 90 - 投稿者:Hydeman(男性/40代)
- 投稿日:2012/06/04
- 良い点
- ポーンシステムが良い。
音楽が良い。
アイテムが充実していて良い。
キャラを時間かけて作ったら自分にそっくりにできたのでこれも良かった。
グラフィックもかなり綺麗。
ジャンルがアクションってなだけにキャラのモーションは最高。さすがカプコン。
自分的に一番評価したい事は海外でこのゲームを買ったのだが完全日本語対応できている。こう言うRPG的なゲームは基本、海外で買ったら英語版と言う可能性が非常に高いのだがちゃんと日本語版になって本ゲームを遊べたのでカプコンに感謝してます。カプコンのゲームは基本的に海外で買っても日本語対応しているのでうれしい限りです。一部では日本語をしゃべらないと言う不満の声も聞いてますが、それはもうちょっとテクノロジーが進んだ後でも全然良いと思うので、今回は日本語対応だけど声は英語と言うゲームデータの容量のカットは正しい判断と信じたい。
- 悪い点
- ファーストトラベル(瞬間移動)がほしかった。
人や景色を無駄に眺めるため、主人公から直接見える視点も切り替え式でほしかった。 - 総評
- きっと沢山の人が他社のゲーム「スカイリム」と比べながらこのゲームに入っていくパターンが多いと思いますが、やっぱり会社が違うというだけあって全然違うゲームです。パクリでもなんでもないのでまったく違うゲームです。
今回このゲームを遊んでみて思いましたが、スカイリムよりドラゴンズドグマの方が面白い。そしてなにより丁寧に作られてる。スカイリムはスカイリムで移動で便利な機能もあります。しかし、キャラのモーションなどスカイリムにはないスムーズさですね戦闘時など特に差が出てるんじゃないかと思います。
ファーストタイトルだけど満足した作品だったので2にも期待しちゃいますね。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4 -
○アクションRPG×オープンワールド 75 - 投稿者:child of men(男性/40代)
- 投稿日:2012/05/31
- 良い点
- ・戦闘
敵の弱点や部位攻撃を考えつつ、ジョブ、スキル、魔法、武器等を選択し戦う戦闘は、派手なエフェクトも手伝い、爽快な戦闘が楽しめる。地形を利用できるのも良い。
・AIの賢さ
戦闘では味方も敵も状況に応じて良く動く。ポーンはマップ移動時もしっかり付いて来てくれる。skyrimだとよく行方不明になるので…
・育成
ジョブ・スキル・武器・防具等、多彩な組み合わせでキャラクター個性が出る。特にメインポーンの育成。これは単純に楽しいし、夢中になる。他のユーザーから高評価を貰えると嬉しい。
- 悪い点
- ・画面上下の黒帯
何故この仕様なのか分からない。気になってしょうがない。
・日本語吹替えがない
これが一番の不満。特に戦闘中に3人のポーンに同時にじゃべられても字幕を読んでる暇がないし、画面左に出る字幕そのものが視覚的に邪魔になる。
・敵のリスポーンポイント
基本的にすべて固定。ザコ敵は同じ場所で復活する為、何度か往復していればいつ誰に襲われるのかというような緊張感は皆無になる。大型モンスターも基本的に同じ場所を徘徊している。オープンワールドのゲームにおいてはマイナス点。
・マップの移動
一応街に帰還できるアイテムはあるものの基本的に徒歩のみ。場所を限定してでもファストトラベルは欲しかった。上で書いたように敵の居場所が固定されているため、例えばクエスト帰り等、緊張感と新鮮味のない長い移動を課せられるのは苦痛に感じる。 - 総評
- skyrimと比べると戦闘に関しては部位破壊、しがみつき等、戦略敵要素もあり、ごり押しだけではない部分も多く良くできている。
ただし、うたい文句であるオープンワールドという部分は今一つ。
マップ自体それほど広くないし、街の建物も入れる場所はかなり少ない。敵を倒しても剥ぎ取りもできない。リスポーンの問題を含め、いつどこで何が起こるのか?という感覚が足りていない。
アクションRPGとして考えれば間違いなく平均以上のゲームだが、オープンワールドとしては何とも微妙。個人的にはリファインされた続編の登場に期待したい。
- プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 2 4 4 -
満足だが、改善の余地あり。(初期評価) 85 - 投稿者:ピクシディト(男性/40代)
- 投稿日:2012/05/29
- 良い点
- 雑魚キャラも手応えがあり、考えて動かないとやられる。
ポーンが色々行動してくれ、斬新なシステムになっている。
音楽や風景 人物も綺麗でよい。
まだプレイはじめたばかりなので、とっつきの評価ですが面白いです。 - 悪い点
- 画面表示が酔う。
他の3Dのゲームの比べて目がつかれる。
ショートカットがもう少しうまく使えたら良かった。
日本語吹き替えがあればさらに良かった。(会話を読んでる余裕が無いため) - 総評
- 私は最初の5時間程度のプレイで辞めてしまう場合が多いので、初期のプレイが面白いかどうかを一つの判断基準としますが、改善点はあるものの、このタイプのゲームの中では最も楽しめるものの一つでした。
- プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 5 3 4 4 -
1時間だけ、のつもりで、5時間経過の熱中度 90 - 投稿者:( 表)(男性/50代)
- 投稿日:2012/05/29
- 良い点
- ・戦闘が楽しい
範囲攻撃で蹴散らす雑魚戦、背中などによじ登って弱点に集中打撃を加える巨大生物戦など、戦闘が楽しい。
例を挙げると、攻城戦クエストでNPCが敵軍に苦戦している中、単身突撃して城内の狭い螺旋階段をゴブリンを蹴散らしながら駆け上がり、待ち受けていたサイクロプスと交戦していると、追いかけてきたポーン達が支援攻撃を開始、何とか片付けたので、指揮官の控える最深部に突撃再開。
……映画かこれは。
あるいは、狭い峠道でサイクロプスと交戦、ポーン2人を倒されるが、こちらの攻撃により敵が激昂、突進して来たところをかわしたら、相手は道から足を踏み外し、崖下に落下。戦闘終了……これが、クエストと関係ないフィールドの遭遇戦の展開ですよ?
落ちていくサイクロプスにあわせて、巨大生物打倒の効果BGMが上手く締める辺り、ドラマ的な演出をよく研究しています。
・ポーンが便利
回復アイテムを渡しておけば自分の判断で回復してくれるし、荷物もちにもなってくれるし、道中でもベラベラ喋るし、戦闘では主人公以上に頑張ってくれることもあります。
ポーンは戦闘で優秀なだけでなく、異世界の主人公と共にクエストをクリアしてきた為か、クエストでも助言をくれます。肝心なとこをボカしているので、時々、言葉足らずで困りますが、それなりに助かります。
主人公より高レベルでポーンを雇うための「リム」というゲーム内通貨は、色んな手段で手に入りますが、メインポーンを他人に借りられると異様に溜まります。
借りられた時の代償のリムは、借りるときのリムと1桁ぐらい違った数が入りますので、何度かポーンを借りられると、主人公より遥かに高いレベルのポーンを雇うことも可能です。この辺り、ゲームの難易度は自分で決めろ、という気配を感じます。
最終手段で、リムをDLCとして買うことも出来るようですが……私は余らせてるぐらいなので利用することはないでしょう。
・世界が広い
他作品を知らないので比較は出来ませんが、護衛クエストなどで行き先をマップの未踏破地域を指定されると、相当苦戦します。
・主人公は喋らない
表情は変わりますが、ムービーシーンで口を開かないのはもちろん、通常シーンで「はい/いいえ」の選択肢すらありません。
「はい/いいえ」の選択は行動で示します。 - 悪い点
- ・主人公が男性を想定して一部のクエストが組まれている
詳しくは説明しませんが、最初から、女性主人公の選択肢を塞いでればいいのに…。
・帰還手段アイテムが高い。
拠点に戻るアイテムが決して安くない。
お金に不自由することは、ほとんどないのですが、新装備が売っている場所を見つけると、それまでの貯金が消し飛ぶこともあるので、なかなか好き放題にはアイテムは使えません。
しばらくは、一箇所にしか戻れないので、拠点から序盤の町に戻るにも歩きです。
ただ、かなり歩いたつもりでも、目的地に辿り着いて振り返ってみたら「城、見えてるじゃん」と言うぐらいには狭く感じる世界なのですが……これ、遠景描画を頑張りすぎてないだろうか。
「近い近い、歩いて帰ろう」という帰り道で、キメラやサイクロプス、人質をとったゴブリンの集団なんかに出くわすこともあったり、序盤は苦労していた峠道もショートカットのやり方を覚えると早く移動できたりで、歩きは歩きで楽しいとは思います。
・曇りの日は薄暗くて見通しが悪い
日中でもランタンの明かりが必要なぐらい。無駄なとこに頑張りすぎ。
・キーコンフィグが使いづらい。
マップをどこかのキーに割り振って、ワンボタンで表示するようにしてほしかった。
と言っても、キーは使い切ってるので……右アナログスティックのクリック辺りか。
・頭装備がかっこわるい
戦闘中はいいですが。
街の中、せめてムービーシーンの間は、自動的に頭装備を外してほしかった
・軍隊の表現がしょぼい
砦攻めに10人以下で参戦って、攻城戦を舐めてるでしょ。
通常シーンでも、ムービーに登場した兵はきっちり戦ってるので、バカ正直なのはいいですが、ムービーの間だけでも、兵隊を水増ししてよかったのでは。 - 総評
- おそらく比較されるであろう、The Elder Scrolls シリーズ、Falloutシリーズは未プレイです。
しかし、寝る間を惜しんでプレイしています。
序盤から「これは勝てない、撤退しよう」という敵が出てくる辺り、容赦ありません。
が、後になって考えると、「こういうスキル構成だったら、低レベルでも勝ててたんじゃないか」と思うようにはなります。
オープンフィールドRPGというと洋ゲーが常、「洋ゲーの不親切さに、いいイメージを持ってない」という人も、カプコン製ということで手を取ってみたらどうでしょうか。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 5
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