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「Tree of Savior」のランクシステムが大幅改変。オフラインイベントで明かされたアップデート「Re:Build」の続報を紹介
今回のアップデート情報は,11月6日に公式サイトで告知のあった,今後予定されているアップデート「Re:Build」のものだ。このアップデートは,本作の核であるランクシステムの大幅な改変が行われる,プレイヤーにとって非常に大きな内容となる。
これまでのランクシステムでは,低ランククラスは高ランククラスの補助に使うものであり,どれを取得するかは有効なバフとデバフを持っているかだけで決まってしまっていた。この条件に合わない低ランククラスは,選択肢に挙がることすらない。クラスビルドの幅を狭めるシステムになってしまっているため,「どのようなクラスを選択しても固有の個性と価値を失わないようにする」ことを目標に,今回の改編を進めていくとネクソンは説明している。
では,Re:Buildでの新しいランクシステムどうなるのか。まず,これまでの何度もクラスチェンジ(もしくはサークル取得)を繰り返すシステムがなくなり,クラスチェンジの回数が計3回に変更される。ソードマンやウィザードといった基本クラスを1種類選び,さらにそこからクラスチェンジ先を3種類選ぶことになるのだ。クラスチェンジで選ぶクラスは,最初から3サークル扱いとなり,最大クラスレベルもこれまでの15から45に拡張される。
これまで,8ランククラスは転職するために前提クエストをこなさなければならなかったが,隠しクラス以外の条件は削除となる。また,隠しクラスだったチャプレンは,今後は一般クラスになるとのことだ。
さらに,Re:Buildに合わせて,ゲーム内コンテンツを利用するとポイントがたまり,それを使ってクラスを初期化するシステムも導入される。
プレイヤーにとって大きな改変となるのが,クラスの系統配置も変わるということだ。これまで,系統はソードマン,アーチャー,ウィザード,クレリックの4種類だったが,新たに「スカウト」が5つ目の系統として追加される。スカウトは,攻撃特化のクラスとサポーターとしてのスキルを持つクラスをまとめた系統となっており,バレットマーカーやシノビ,リンカー,スクワイアなどが選択できる。
つまり,これまでの4系統からいくつかはスカウトに移動した形になるので,系統ごとに取得できるクラス数自体は減っている。また,これまでアーチャー系列だったハッカペルがソードマン系列に,クレリック系列だったタオイストとボコルがウィザード系列に移動するなど,既存の系統間での配置変更も行われる。
スカウトには,2種類の新クラスの実装も予定されているとのことだ。
このように,全キャラクターのクラスが一気に改変されるため,既存のキャラクターについては,すべてのランクが初期化されて基本クラスのみとなる。Re:Build実装時には,系統を変更するNPCも配置され,一度だけ違う系統に変えられるほか,もし合わなかった場合は元の系統に戻すことも可能になる予定だ。
Re:Buildの詳細は近々発表されるとのことなので,続報を待とう。
「Tree of Savior」公式サイト
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Tree of Savior Japan
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