IMC Gamesによる「Tree of Savior Japan」のサービスがSteamで本日スタート

　2019年11月27日をもってネクソンによるサービスが終了した，PC用MMORPG「Tree of Savior」。新たに運営を行うIMC Gamesは，名称をあらためた「Tree of Savior Japan」の配信を，Steamで本日（2019年11月28日）15：00に開始した。ストアページ（リンク）上のタイトル名は「Tree of Savior (Japanese Ver.)」となっている。課金モデルは変わらず，基本プレイ料金は無料（アイテム課金制）。

　Tree of Savior Japanのサービスは，かつての5つの既存サーバーを統合した「ダリア」，すべてのプレイヤーが新たにチームを作成して始める「ラダ」という，2つのサーバーでの運用となる。サービス開始直後ということもあり，公式サイトには，同時に開始となったイベントや細かな変更内容（リンク），現在発生している不具合の情報などが掲載中だ（リンク）。

　また公式サイトには，ネクソンからの会員情報の移行に関する情報として，ネクソンの会員情報に登録されたメールアドレスが有効ではない場合のサポートについての告知が行われている。
　内容が内容なので詳しくは「こちら」のページでしっかりと確認してほしいが，運営チームはネクソンと協力して，メールアドレスを修正できるよう可能な限りサポートする予定であるとし，サポートの受付URLを記載している。有効でないメールアドレスの変更・修正受付は12月11日11：00までとなっているので，メールアドレス関連で問題が出ている人は，早めに対処しておこう。

　「ラグナロクオンライン」の血を受け継ぐタイトル，そしてキム・ハッキュ氏が率いるIMC Gamesの新作として登場したTree of Savior。2016年9月にネクソンが国内で正式サービスを開始したが，約3年後の2019年9月に，ネクソンが自社でのサービス提供終了を発表することとなった。当初，IMC Gamesによる本作の新たなサービスはNEXONアカウントの情報やデータを移管しない“完全に新しい新規サービス”になるとされていたが（関連記事），多くのプレイヤーの声を受け，最終的には「同意したプレイヤーのゲームデータを移行」する形に変更となった（関連記事）。

Steamの「Tree of Savior Japan」ストアページ

「Tree of Savior」公式サイト