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[TGS 2011]SCEブースで行われた「テイルズ オブ イノセンス R」のトークライブショーをレポート
トークショーに出席した関係者は,テイルズの総合プロデューサー 馬場英雄氏と,大舘隆司氏,村北美夏氏の3名だ。
ちなみに,シリーズの最新作となる「テイルズ オブ エクシリア」が9月8日にリリースされたばかりだが,こちらは販売初週で売上が50万本を超えているとのこと。この結果にはスタッフもご満悦の様子で,「この勢いを次に繋げていきたい」との前置きで紹介されたのが,次のテイルズオブシリーズとなる「イノセンスR」である。
「テイルズ オブ イノセンス R」公式サイト
イノセンスRの“R”は“リ・イマジネーション”(再構築)の略で,本作は2007年12月にニンテンドーDS用タイトルとしてリリースされた「テイルズ オブ イノセンス」を,PS Vitaのプラットフォームで“再構築”したタイトルとなる。
本作はVitaの各機能をこれでもかというくらいに使い倒すことを目標に掲げて開発しているという。グラフィックスは言うまでもなく美麗で,キャラクターのアップ画像では,まつげや鼻の穴など,細かい部分までくっきり見えるほど。
馬場氏らはかつてイノセンスを開発した当時に,やりのこしたことがいろいろとあったようで,今回イノセンスRには,そういった心残りな部分をすべて注ぎ込んでいるという。具体的には,オリジナル版は6名だった主人公キャラに,イノセンスRでは1名を追加。バトルに関しても,パーティメンバーが3名から4名に増えている。
戦闘では,攻撃相手を「打ち上げ」→「落ちる」のあと,さらに「バウンド」し,そのあいだにコンボが繋がるようになった。AIも強化されており,オート操作でも豪快なコンボを繰り出してくれる。つまりバトルがより奥深くなり,それでいてアクションが苦手な人でも遊びやすくなっているというわけだ。
イノセンスRのテーマソングは,当時の“イノセンス”と同様,KOKIAさんを起用することに決定。イノセンスRで“再構築”するというコンセプトをしっかり伝えたうえで,彼女らしい曲をお願いしたとのことだ。
さらにイノセンスRでは,今回作ってもらった新曲と,イノセンス当時のテーマソングをダブルで収録しているとのこと。オープニングムービーでは,この2曲が絶妙な形で重なり合っており,ここの部分の演出にはとくに注目してほしいそうだ。
開発作業は順調で,今のところは想定したスケジュールどおりに進んでいるという。となると発売日が気になるところだが,「お年玉を残しておいてね」との表現。PS Vita発売直後の盛り上がりに一役買ってくれそうなタイトルである。
「テイルズ オブ イノセンス R」公式サイト
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