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Samsung,スタイラス対応の新型スマートフォン「Galaxy Note10」シリーズを発表。6.8インチと6.3インチの2機種を用意
両製品とも,前面全体を有機ELパネルで覆い,ディスプレイ上端近くに開けた孔(パンチホール)にインカメラを搭載するという基本的なデザインは共通だ。大きな違いはサイズにある。
Note10シリーズの上位モデルとなるGalaxy Note10+は,6.8インチサイズで解像度1440×3040ドット,アスペクト比9:19の有機ELパネルを採用しているのに対して,下位モデルのGalaxy Note10は,6.3インチサイズで解像度1080×2280ドット,アスペクト比9:19の有機ELパネルを採用しているのだ。
サイズの違いに合わせてバッテリー容量も異なり,Galaxy Note10+は4300mAh,Galaxy Note10は3500mAhとなっている。
アウトカメラにも違いがあり,Galaxy Note10+は超広角,広角,望遠という3種類に加えて,深度計測用カメラの計4種類を備えているのに対して,Galaxy Note10は深度計測用カメラを持たない。
搭載SoC(System-on-a-Chip)は市場によって異なる2種類を用意しているが,製品名は明らかになっていない。スペック情報では,7nm製造プロセスを用いたCPUを8基搭載し,CPU動作クロックが2.8GHz,
そのほかのスペックも見ておくと,Galaxy Note10+は,メインメモリ容量が12GB,内蔵ストレージ容量が512GBまたは256GBとなっている。一方のGalaxy Note10は,LTEモデルがメインメモリ容量8GBで,内蔵ストレージ容量256GB,5Gモデルはメインメモリ容量12GBで,内蔵ストレージ容量512GBという違いがあるそうだ。また,Galaxy Note10+はmicroSDカードに対応しているが,Galaxy Note10は非対応という違いもある。
なお,日本では5Gのサービスが始まっていないことを反映してか,国内向けのGalaxy公式Webサイトでは,Galaxy Note10はLTEモデルのスペックしか書かれていない。
日本語の製品情報ページもすでにオープンしているので,通例どおりなら,両製品とも2019年秋冬モデルとして登場するのではないだろうか。
表1 Galaxy Note10+,Galaxy Note10の主なスペック
Galaxy Note10+ | Galaxy Note10 | |
---|---|---|
メーカー | Samsung | |
OS | Android 9.0(Pie) | |
ディスプレイパネル | 6.8インチ有機EL, |
6.3インチ有機EL, |
プロセッサ | 7nm製造プロセス採用8コアCPU, |
|
7nm製造プロセス採用8コアCPU, |
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メインメモリ容量 | 12GB | 8GB,12GB |
ストレージ | 256GB,512GB | 256GB,512GB |
アウトカメラ | 望遠:約1200万画素, 広角:約1200万画素, 超広角:約1600万画素, |
|
深度計測用:VGA相当(約30万画素) | ― | |
インカメラ | 約1000万画素, |
|
LTE通信仕様 | LTE Cat.20 4x4 MIMO, |
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無線LAN対応 | IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6,2.4/5GHz) | |
Bluetooth対応 | 5.0+LE | |
USBポート | USB 3.1 Type-C | |
バッテリー容量 | 4300mAh | 3500mAh |
待受時間 | 未公開 | |
連続通話時間 | 未公開 | |
公称本体サイズ | 77.2(W) |
71.8(W) |
公称本体重量 | 約196g | 約168g |
SamsungのGalaxy Note10シリーズ製品情報ページ
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