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次はマシュマロ。次期Androidの名称が「Android 6.0 Marshmallow」に決定
なお,これまで「Android M」という開発コードネームで呼ばれていたAndroid 6.0 Marshmallowは,
- インストール時でなく,アプリがその権限を必要としたとき,その場でユーザーが許可/不許可を決定できる「App Permissions」
- 特定のアプリやサービスの連携機能をWebブラウザから利用するとき,あらためてログインする必要がなくなる「Chrome Custom Tabs」
- 電子決済サービス「Android Pay」およびAndroid Payと組み合わせて利用できる指紋認証機能「Fingerprint Support」
- 加速度センサーなどの情報からアイドル状態を自動認識して各種サーバーとの同期間隔を長くしたりすることでバッテリー駆動時間を延ばす「Doze」
などといった新機能が追加されている。詳細は5月30日に掲載したGoogle I/Oレポートを参照してもらえればと思うが,今回の発表にに合わせて,APIレベル23のAndroid 6.0 SDKも公開されているため,Andorid向けゲームタイトルなどのアプリ開発者は,Android 6.0 Marshmallowの新機能に対応したアプリをGoogle Playで公開できるようになっているのはトピックといえるだろう。
Android M,そして搭載するNexusデバイスの具体的なリリーススケジュールは明らかになっていないが,名称が確定し,最終版プレビューも出てきた以上は,リリースもそう遠くないという理解でよさそうだ。楽しみに待ちたい。
Google Developer Blogの当該ポスト(英語)
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