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99ドルの据え置き型コンシューマ機「OUYA」対応ゲーム,500タイトルに到達
「OUYA」公式サイト
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で850万ドル(約8億2000万円)以上の開発資金を調達するなど,さまざまな話題を集めたOUYA。
鳴り物入りで発売されたものの,魅力的なゲームが少なかったり,「Free-to-Play」とされていたビジネスモデルが,実際には多くのタイトルで一部だけ無料で遊べる「Free-to-Try」だったりという不満も目立ち,さらに,ハードウェアの能力不足や不安定さなども指摘されるなどして苦戦を強いられている。
OUYAはまた2013年7月に,「Free the Games Fund」というインディーズ開発者支援のためのファンドをスタートさせたが,こちらも資金提供の方法や,OUYAに一定期間の独占的なゲーム提供を求めるシステムなどが批判を受け,OUYA向けタイトルの開発を止める開発者なども現れているようだ。
もっとも,地道な改良やサービス向上は続けられているようで,今後「1000作」を目指してサードパーティの勧誘を引き続き行うだけでなく,エクスクルーシブタイトルの増強も図っていく予定であるとのこと。
失速気味のOUYAだが,潜在的な可能性は高いと思われるだけに,500タイトル達成を機に,今後の巻き返しに期待したい。
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