このゲームの読者の評価
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もったいないゲーム 70 - 投稿者:ハンドル名(女性/40代)
- 投稿日:2022/08/25
- 良い点
- 良い部分としては、 3D RPG として素晴らしいです。 立体迷路を進むのですが、 3DS との相性が最高です。 実際に立体感を体験できることが最大の ちょうしょです。 目の前に立体迷路が広がっています。 ゲーム内容も完成されていて、 熱中できます。
- 悪い点
- マップが いじわるで、 マッピングが面倒です。 全自動マッピングが主流の時代に、 面倒な作業を強要される事はマイナス要素です。 特に [落とし穴] [抜け道] [ベルトコンベアー の移動方向] [ワープ元の位置] [ワープ先の位置] などが大量に存在して、 それら全部を自分で記述しなければならず、 記入しなければ事実上クリアーできません。 これが非常に不便です。 しかも、 1つのフロアーに記述できるマークなどには制限があり、 全部記述していたら途中で記述できなくなります。 設定で [完全オートマッピング] も よういするべきでした。
膨大な経験値稼ぎが必要です。 このゲームの経験値稼ぎは決して退屈では ないのですが、 さすがに必要な時間が長すぎて あきてしまいます。 レベル最大 70 でストップしてしまう事も影響しています。 70 からさらに成長させたい場合、 繰り返し転職させるしか無い為、 非常に面倒です。
追記: 上記情報は間違いでした。 説明書をみる限り、 繰り返し転職させる事で成長できるように記述されていますが、 これは虚偽情報でした。 私は説明書を信じて、 努力して なんども繰り返し転職させていたので、 確実に時間の浪費でした。 このせいで減点しました。
情報不足のため、 戦略的に遊べません。 例えば、 転職した時にどのような変化があるのか、 何で得をするのか、 どこを損するのか、 などの情報が有りません。 転職して成長するか、 逆に弱体化するかは運任せです。 アクション ゲーム ならともかく、 RPG で情報が少なすぎる状況は明らかに不親切です。
[クリアー後の楽しみ] も よういされているものの、 [ないほうが まし] と感じました。 マップは非常に陰険で、 てきは理不尽に強すぎます。 全く おもしろくなかったので、 すぐに やめました。
セーブ データを 1つしか保存できません。 これは大きなマイナス要素です。 このゲームには [ストーリー モード] と [フリー モード] がありますが、 どちらかでクリアーしたあと、 もう 1つを遊ぼうとすると、 クリアーしたセーブ データを削除しなければいけません。
所々でアニメが挿入されますが、 アニメだけ音量が小さく聞き取れません。 アニメのときだけ音量つまみを上げれば聞き取れますが、 非常に面倒です。
難読漢字が多く、 アイテムなどの多くが読めません。 40歳台の私でさえ読めないのですから、 小中学生は絶対に読めません。 小中学生向けのゲームの はずなのですが。
常にタッチペンを持ちながらプレーしなければならず、 プレーする時の場所や姿勢が限定されてしまいます。 - 総評
- 総じて、 良作では あるものの、 傑作とまでは いえない、 そんなゲームです。 良い部分が多いのですが、 悪い部分も多いため、 結果的には良作止まりです。 そういう意味では [もったいないゲーム] とも言えます。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 3 4 4 -
スモールワールド ラビリンス 90 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2022/02/12
- 良い点
- プレイ時間は約150時間。攻略範囲はクリア後6層踏破まで。
良い点ですが、新しいダンジョンRPGであること。
ゲームメディアなどでは方眼紙に書き込んでマップを作り攻略する大昔のやり方がなつかしい!みたいな紹介がされていますが、私がプレイした感じだと「マップ作りをゲーム内に取り入れた作品」かなと。
ニンテンドーDS・3DSの2画面をうまく使ったシステムで、上画面に基本的なゲームの描写をうつし、下画面では「プレイヤー自身が地図をつくる遊び」ができるという感じになっています。
メディアなどで紹介されている方眼紙に地図を書くプレイ方式は「非常にめんどくさい」のでDRPGが嫌厭される理由になっていたはずです。
遊びの為に方眼紙を別に買わなければならない(主に金銭的な理由)っていうのは肩身の狭いゲーマーの負担でもありましたし・・まぁそれはいいです。
その、めんどくさい地図作りをゲーム上に落とし込み、新しい遊びにかえたっていうのがスゴイアイデアなのではないかと。
これは「昔が良かった」みたいなシステムではないと思います。
実際にプレイしてみると、確かにめんどくさい(めんどくさいのかよ・・)と思ったんですが、「気が付けば夢中で書いてる自分がいる」んです。不思議!
ゲームの高い難易度とも相まって「必死に地図を作り、生きのこらなければ進めていけない」という感じが魅力なのではないかと。
ゲームジャンルは(新しい)3DダンジョンRPG。
何っ?ウィズライク!?いやいや、ウィザードリィVS(真)女神転生の大戦争はアトラス側の勝利となったはず。
なんたらライクという表現を使いたかったら「メガテンライクとおっしゃぁぁいっ!!」
(燃料投下)
だいたい、なんたらライクやら、なんたらロイドヴァニアの話が始まると戦争が起こるでしょ!
ローグライクの方は鼻でもほじって「ベルリン解釈」でも見れば?と言えば解決しますけど、こっちは再燃しますよっ!!アトラス発売のウィザードリィなんて今は誰も知らんし。あれこそ新しいダンジョンRPGであったはずなんですけど・・。
あー、そのウィズ・・3DダンジョンRPGですが上記の地図作り以外のところはどうか?という話ですね。
ゲームは難易度が3種類あってエキスパートでもDRPGとしては普通かなと。中盤はぬるいところもあるかもです。おそらく戦力が一時的に大幅ダウンする「転職」ができるあたりなのでゲームバランス的な仕様なのかも。
ダンジョン構造自体は非常にかんたんで、他メーカーに構造の面白さは負けている部分もあるかもです。
ただプレイヤーが地図をつくるというシステムがあるので・・誤魔化しがきいているという表現は間違ってる気もしますが、熱中度は非常に高いと思われます。
パーティーメンバーは槍使いの主人公(ハイランダー)、銃士のフレドリカ(ガンナー)、聖戦士のラクーナ(パラディン)、医者のサイモン(メディック)、魔法使いのアーサー(アルケミスト)。
転職することで挙げていない他の職業になれます。レベルが半分以下になりますので自分なりのレベル上げ方法を確立してからの方が良いかもです。
戦力が下がりすぎるのでゲームのヤル気をそぐ可能性有り。ここはメーカーさんが良い方法を考えたほうが良いかも?
「キャラクターと職業があらかじめ決められているのでプレイしやすい」印象がありました。
演技が非常に良い。特に良いのはフレドリカ・ラクーナ・サイモン・シリカ・サクヤ・ヴィズル・マイク。
ストーリーの描写にはアニメーションが採用されています。なめらかで構図も良かった。
戦闘はターン制で油断すると即全滅。ダンジョン内では拠点へ戻る場所以外のセーブはできないので冷や汗が出る感じ。
スキルに「頭・腕・脚専用のものがあり、縛り(封印)されると使えなくなる仕様」。敵の行動を封じないと死ぬ時もあるので重要。頭使う感じですわ!
前列・後列とあり後列はダメージが軽減されるため体力の少ないキャラクターでも生き残る可能性有り。
このゲームでは後列の魔法使いの攻撃でも結構ダメージが出るのでバカにできません。
独特のバランスですねー。
持てるアイテムに限りがあり、延々とダンジョンにもぐり続けるより街と行き来したほうが良い感じに。
フロアジャンプという地図タッチで瞬時に移動できるシステムもあり、無駄も省かれています。
キャラクターを自分好みに育てられる仕様ですが、ステータスは自動で上ります。
グリモアというモンスターや自分のスキルを覚えさせる宝玉?のようなものがあり、転職後も同じスキルを使い続けられるようにできています。
良いグリモアはなかなかできないので合成を繰り返して凝縮させていく感じですねー。付け替えもできます。
ダンジョン内には通常のエンカウントの他に1歩(1ターン)歩くごとに1つ行動する「姿が表示されている敵」がいます。
プレイヤーが行動しなければ動かないのであせる必要はありませんが、メチャクチャ強いので当たらないように動く必要があります。
これが緊迫感があって良かったです。全滅すると書いたマップ以外は残らないので、適当には動けません。
戦闘で敵がアニメーションするのが良かった。3Dでつくられている敵がヌルヌル動きます。
Aボタンを押し続けると「早すぎない早送り」もできるので快適。
拠点では「その冒険での特殊効果」を得られたり、他の人のデータからグリモアを生成できるシステムなどもあります。
「条件を満たすとドロップする可能性があるアイテム」の仕様は良かった。工夫が生まれますから。(王のグリモアというアイテムではないもののドロップ仕様は良くなかったと思います。リアルラックが必要)
ストーリーは「真のDRPG」と言ってもいいものかなと。ダンジョンRPGではだいたい左脳を使ったプレイになりがちだと思いますが、ゲーム性以外で論理と比較されるものの大事さ(これはゲームをやった人にしかわからない)を表現したものとして評価できます。
どちらか一方だけでは真の名は背負えないですから。
これをアクション性で表現してしまうと、ダンジョンRPGの面白さを削いでしまうので良い形であったと私は思うんすよねー。
リメイク前のゲーム(元々のものと少し違うらしい)と音楽を収録。
ストーリーモードをクリアしたら今度はクラシックモードでプレイ!というのも楽しめる。
一番良かったと思った曲は、迷宮V 遺都の曲。ネタバレするので未プレイの方は検索しない方が良いです。 - 悪い点
- 音が良くない。音質の問題もありますけど音量の調節ができていない。声のボリュームが小さすぎてムービーの声が聞こえづらい問題もあります。
オプションで声のボリュームをMAXにしたほうが良いです。ムービーの方は変更できないのでプレイヤー側からの解決策がありません。
演技は評価5、音楽が4(オープニング曲などが欲しかった。全体的に簡素な感じがした)、音質2で音の評価はギリギリ4としていますが、評価2という方もおられるかもしれません。
グリモアは運が絡むのでリセットを延々とする必要が出てくるかもしれません。もっと建設的なシステムが良かった。
ストーリーに取って付けたようなところがある。そう思えてきたな・・というところで、そうじゃなくなっていったと思いましたので減点は少しです。
難易度はダンジョンRPGをやった経験のあるかたならエキスパート1択だと思いますが、1匹だけ別次元の敵(クリア後の最後)がいます。
敵の姿もないので、おそらくはやり込み要素だと思われますが・・この攻略方法(パターンを紙にでも書く。死にゲー仕様)もゲーム内に落とし込んだ方が良かったのではないかと。
ネットではバグ技なども紹介されていますが、コンピュータゲームではバグ技を使ったセーブデータは不具合が起きる可能性も一緒にセーブしてしまうのでオススメしません。ご注意を。まぁバグがあるのが良くないんですけどねー。 - 総評
- ダンジョンRPGをつくることのできるメーカーでトップクラスの実力をもつ「アトラス」さんの作品。良い点で挙げた通り「新しいDRPG」です。ゲームバランスも良い。粗削りなものが目立つこのジャンルの中で「これをやらなければDRPGをプレイしてきたことにはならんでしょ!」(過言)と言える作品であると思います。
タッチペンで書くという操作方法があるので保護フィルムを貼ったほうが良いです。ペンは伸ばすことができて頑丈なものがオススメ。
良い点で少し触れましたが世界樹の迷宮のローグライクゲームもあるらしいので3DSを持っておられる方で気になる方はぜひ。他には元々メガテンの派生作品であったペルソナの迷宮みたいなものも?
この3DダンジョンRPG(っていうかDRPGと言えば本来こっちの様な気が・・わかりづらいよりは良いかもですな・・・)の本編シリーズの方は、この3DS新・世界樹の迷宮1と2、DSの3(未リメイク)、3DSの4と5とXと結構数が出ていて、気に入れば夢が広がります。
もうすでに生産終了のため3DS・2DSの本体にプレミアがつき始めていて、かつ後継機のニンテンドースイッチが日本のゲーム機の主流になっている現状でオススメするのは心苦しいですが、現行機では(本作品が2画面採用のため)リメイクがされない可能性がありますし、ここで評価を出そうかと。
一応、私からのアイデアとしては(出し入れできる3DSの下画面くらいの大きさの)フリックタブの形でマップづくり・アイコン付けの画面を1画面上に出し、もちろん自分で自分だけの地図を書きます。ボタン呼び出しの(薄い色の)別画面で保存したマップ上の移動も行える。
基本的に2画面の上部分はテレビ上に出し続けた格好で・・みたいな形で、タッチができるタブレットかニンテンドースイッチでリメイクをつくるというのが理想かなと。
世界樹の迷宮は3作目が3DSでリメイクされておらず、おそらく日本のDRPGファンは待っているのではないかと。
そしてオモチャとしての側面が強いDS、3DSを敬遠していたゲーマーに訴求できる作品であるというのも、すすめる理由としてあります。
今は頭脳集団でもあるセガさんと任天堂さんの力も借りられると思いますので、多分できる・・というか「昔確かにあった今はプレイできない作品」にしない努力はできるのではないかと。
だって今、市場にあふれる浅くクッソつまんないゲームより、世界樹の迷宮の方が絶対面白いですよ。
昔は良かった・・というゲーマーの方の気持ちはわからないでもないんですよねー。
よくないのはわかってますけど、確かに評価しようとしてみると過去の名作は良い点がありすぎるくらいにありますもん。モノによっては比較にならないくらいの今は誰も知らない作品も。
これはDRPG好きのプレイヤーさんへですが、まだnew3DSLL・new2DSLLは比較的新しい機種ですから手に入れてプレイするのも良いかもしれません。
明日を思って行動した者の後に道はできるものでしょ?あなたの世界樹の迷宮はどうなっていますか???
「やってもいいし、やらなくてもいい。さぁ!選びたまえ!!」 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 5 5 -
グリモアはもう少し拘って欲しかった 70 - 投稿者:おーさか(男性/40代)
- 投稿日:2013/07/18
- 良い点
- ・難易度が3種類から選べ、街中ならいつでも変更可能なので普段はノーマルやエキスパートで進めて、レベル上げはピクニックモードにするなど臨機応変に遊べる。
・色々便利になった本作のシステムで世界樹の迷宮1作目をプレイできる(ダンジョンの構造などは変更あり)
・オプションが非常に豊富でGO TO TITLEですぐにタイトルに戻れたり、音源をFM音源に変えたりできる。もちろんストーリーモードのボイスが苦手な人はOFFにすることも可能
・高速移動や階層ジャンプが非常に便利で、レベル上げや素材稼ぎなどの繰り返し作業が快適になっている - 悪い点
- ・グリモア関連
運要素が非常に強く、チャンス発生自体も運なのでクリアするだけならFSにお目にかからないまま終わるなんて事もある。
合成のシステムが非常に簡素。そういうのがメインのゲームでないにしてももう少し何かあったあろうに・・・スキルレベルくらいは合成で上がるようにして欲しかった
何よりグリモアを得るためにスキルにポイントを一点集中気味に振りグリモアをゲットしたらまた休養という膨大な作業が必要で旧作のサブ職業に比べると一気に面倒になりすぎた。
・ストーリーモードをやってからクラシックをプレイするとどうしても絵が古く感じる。(せめて少しでも新しく、同じ職業を採用している2の絵柄にできなかったのか)
特にガンナーとハイランダーは主人公とフレドリカのグラフィックしか用意されていない。
ハイランダーは兎も角ガンナーは旧作にいるんだからそれを採用して欲しかった
・クラシックモード、ストーリーモード兼用でセーブデータが1つしかないこと。
・街中NPCのみボイスOFFにできる設定が欲しかった。 - 総評
- ナンバリングタイトルではないということでこういう世界樹もあるのかな、という感じ。
ナンバリングときっちり分けて来たことは評価できる。
「新」シリーズは独立して今後も展開していくみたいなので次はどんなものができるのか楽しみです。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 4
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